オカマとオナベ、そしてオコゲ
アタシはダッチオーブンで炊飯してる。オナベで炊飯w。
炊けたら火を止めて蒸らすのがこびりつかせないコツです。
若い頃は炊けたらすぐに開けてご飯をよそってしまい、いつもオコゲを鍋にこびりつかせていた。
取るのに苦労した振り返りのこと。
少し放っておくとキレイにオコゲは取れます。
面白いぐらいに取れる。
キモチいいw。
蒸らせばもっとご飯も美味しい。
「オコゲ」という人々がいます。
今はあまり聞かれない言い方かも知れません。
それはある種の人々の「夜の生態」というべきもので、別に性的嗜好というわけではありません。
彼らの「立ち位置」を表現したというべきでしょう。
オカマやオナベ、彼らになついてる普通の人。そんな「ノンケ」の人々を指した言葉です。
なぜかノーマルな人なのにゲイバーの常連。
しょっちゅう店に来てオカマのママにまとわりついてる人がいる。
挙句に人生相談さえしてたりする。
まるで保護者のようにオカマにすがっている。
夜の街がまだネオン煌いていた昔はそんな光景をよく見たものでした。
こういう人は主に女性です。
女性は異種な人々に興味深々なものです。
男性は昔からフラフラと夜遊びをする。
夜の街で色んな店を覗いたり、知らない店に入ったりする。
そんな習性があるのがオトコですから、だいたいのことは知っています。オカマに「興味深々」ということはありません。
女性はこういうことにウブだから知りたがる。
今はそんな機会もあまりないですが、昔は女性にオカマのよもや話をすると離してくれないものでしたw。呑む時のいいツマミになったものです。
アタシもよく話をしてあげた。
男女の噂話より角は立ちません。
そして異質なものだけに純粋なものを汲み取れるのでしょう、
目をキラキラさせて聞いていたものですw。
「ある愛の物語」というわけw(笑)。
彼らの肌のお手入れ、ファッション、有名人の常連の話、ゲイのカップルの話、などなど。
こちらもついでに雰囲気を出して手なんか握ってあげたりするw。
そうしてひとくさりして最後に、
いやーねぇ、アタシはどっちでも大丈夫よww(笑)。
なーんてやるw(笑)。
そんな、彼らへの興味が高じて足繁く通うようになった人たちが「オコゲ」。
ゲイバーが心地よい人たちです。
彼女たちはオカマのママから「しつこいオコゲなのよぉ」なんて嘲笑されてもクスクス喜んでいる。
ママはアタシらノンケの男にオコゲを紹介してくれる。
「やっぱりノンケはノンケと喋ってりゃいいのよ」なんて、どっかしら馬鹿にされているノーマルの私たちです(笑)。
「女性同士の人間関係よりずっとさっぱりしていていい」
なんて彼女たちは言ったものです。そして、
「オンナと見るとすぐに口説こうとするオトコはもうたくさん」
なんてピシャリと言う。
そんな彼女たちは美女も多くて、みんな性格がさっぱりしたもの。
そして、ゲイに興味がまるでなくとも、こんなオコゲの女性を目当てにしようというつわものの男性も来たりします。
そんな連中も「オコゲ」には違いないw(笑)。
最近のマンガで「きのう何食べた」って作品があります。
ゲイのカップルを描いたマンガで手料理が中心なのですが、どうもこの作者がオコゲっぽい。
すぐ作者は女性だろうと思った。
色んな話を彼らから聞いたんだろうと思わせる描写が多々ありますw。
オカマやオナベにまとわりつく、こびりついているから「オコゲ」。
このマンガ、実写化もされたようで、家内によればとても上手にゲイの役を演じてて驚いたとか。
ハリウッド映画でもそうですが、ゲイやオカマを演じるのは実は男性には何でもないものです。
たいていのオトコはわけなくオカマを演じたりその真似ができるもの。
家内はそれを不思議がる。
それはきっと、女性が簡単に母親を演じられるのに近いかも知れません。
幼少の頃でもママゴトがそれです。女の子は母親役を上手にする。
対してオトコはと言えば父親役は苦手なものです。お芝居でもリアルでも、なんだか父親役はぎこちない(笑)。
「パパ活」だなんて、ただの円光でしょう!www
ゲイバーは楽しく気軽で話が弾む。お一人様に向いています。
気軽な会話、どこか浮世離れした異空間。
そんな飲み屋です。
何より店に「差別」がないので癒しになるものです。彼らが性的マイノリティであることが理由なのでしょう。
ちゃんとした呑み屋やクラブでも、やはり上得意や有名人が来れば違います。
「一見さん」はお断り。安い客は軽く扱われる。
差別があるw。
でもゲイバーではそんな扱いをされることはありません。
彼らはあまりそういう特別扱いをしない。
だからこちらも何も構えることもない。ストレス解消ができます。
男装した女性、オナベのいるバーも楽しいものです。
でも、「レズバー」というのはあまりポピュラーではないと思います。日本の場合はゲイバーが主流。
ゲイバーにオナベの店員がいることもあります。
オナベの方と呑めるというとホストクラブなんかでしょうか。彼女たちはごく普通に社会に溶け込んでいるものです。
ゲイバーでは違うタイプの人たちと交流することができます。色んな人たちがマスターやママを目当てに集まってくる。
それは人間の多様性を信じさせる、ちょっとした楽しみです。
特にゲイなんて彼らはとても賢い人たち。
感覚が鋭く繊細です。閃きを与えてくれる。
役者、演出家、ゲイ能関係者も多いw。
「芸No人」はいないでしょうがw。
「ゲイバー」という呼称には二種類あって、ひとつはゲイたちの集まる社交場。モノホンのホモバーということになりますw。
男色を趣味とする人たちが集まるシングルバー。
相手を探しに呑みに集まる。
彼らは性的マイノリティなのでなかなか相手が見つからない。
ですからそんな場がハッテンしたのです(笑)。
もちろんゲイですから客同士で話してみても面白い。興味深いことが多い。
彼らはゲイであるかないかは見ればすぐ分かるようで、紛れ込んでしまっても誤解されることはあまりない。
こちらはノンケだからよく注意してないと分からないものですが。
もうひとつはいわゆる「オカマバー」です。
これを「ゲイバー」という言い方もする場合があります。
オカマのママが「夫婦」で店をやってたりします。
ごく普通の女性、ノンケのオコゲ、女性客が泣きながら人生相談を持ちかけてそれを面倒臭そうにママが慰めていたりする。
踊りや歌を見せてくれる「ショーパブ」という場所もあります。あれも「オカマバー」のひとつ。
「オカマのショー」を見せてくれてお酒が呑める。「ハトバスツアー」のコースにもなっていますw。
コロナ感染で有名になってしまった九州のオカマバーもありました。
あそこはショーを見せてくれて観光スポットにもなっていたようだから「ショーパブ」でもあります。
エルトン・ジョン、あの人もああいうショーが好きなタイプのゲイ。
でもあの人を「オカマ」という人もいないでしょう。
エルトンは女性と偽装するようにして結婚してたけど離婚、改めてめでたく意中の男性と結婚し、養子を貰っています。
人は色々、様々です。
あまりどういう人が「オカマ」かというのはありません。
だから「オカマバー」を「ゲイバー」というのも間違ってはいない。
ドナルド・トランプが北朝鮮の「カリアゲ」こと「黒電話」、金正恩のことを「ロケット・マン」と呼んだ。
「ロケット・マン」はエルトン・ジョンの名曲でもあります。
あのトランプとの歴史的面会はアジア、我が国をないがしろにしないというアメリカのメッセージになったはずでした。
すでに遠い昔に思えます。
トランプの愚直さは通用するかに見えましたが、アメリカのマスコミと既得権益にしがみつく連中がトランプを引き摺り下ろしてしまった。
今はお話にもならない痴呆老人が大統領ですw。
あれから、今また北朝鮮はミサイルを飛ばし始めている。
我が国もいずれはシャレにならないことになる。
まずは韓国が、いちいちそのミサイル能力を囃し立てること、まるで賞賛するかのようにその能力を発表するのをやめさせた方がいいでしょう。
ああいう発表はどう考えても賞賛でしかない。
ミサイルで焦げるのは我が国。
韓国は北朝鮮のオコゲか(笑)。
おそまつ
※ え?
なんでそこで「ロケット・マン」じゃないのか?
って?
いい曲よね。
アタシも大好き。
でもホントは「ロケット乗り」って歌じゃないのよね、アレ。
炭鉱夫たちがエレベーターで下に降りていく、その日常を歌った歌なの。
だから上へ飛ぶんじゃなくて下へ潜ってく。
イギリスでは炭鉱夫たちのことをロケット・マンって呼ぶらしいの。
それに、最後に黒電話のミサイルの話してロケット・マンじゃねぇw。
ゲイがなさ過ぎるでしょ!www
おそまつ
