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コンサルの矛盾と無能に見る無責任


ちょっと先日のお話を少しだけ続けてみたいと思います。

 それは「コンサルティング業の矛盾」ということ。
 連中はほとんど役に立たないという立証ですww(笑)。
 これによりどれほど我が国が無責任に侵食されているか分かるからです。


 コンサルに依頼する企業というのは、いわば「追い込まれた」企業がほとんどです。
 不祥事を起こして監督官庁からにらまれたり、株主から突き上げを食ったり、社会問題化してしまったり。
 何らかの対応をしなければならない会社ということになります。


 この責任を回避するため、「外部に頼んだ」という言い訳がコンサルに頼むことです。

 しかしそれは社外監査ではありませんし、行政の立ち入り調査でもありません。
 コンサルは最初から矛盾を抱えた仕事をします。




 ちょっと昔のこと、冷凍ピザに農薬が混入され、騒動になったことがありました。
 それはアクリフーズという会社でした。

 農薬混入の犯人は群馬工場の従業員でした。
 待遇に不満を持っていた工場従業員全体の空気を読んで、英雄的行動に出てしまった人物でした。

 彼は会社への抗議になればいいと考えた。
 それが思わぬ騒動になってしまったのは、彼が「うかつな人」だったというだけですw。

 実はその会社では以前から異物混入がありましたが、会社によって揉み消しがされていました。この会社はもともとはあの雪印の関連会社です。


 結局、その人物は特定され逮捕、会社は世間に謝罪します。

 しかし、会社が続いて行った「再発防止策」は世間が仰天するものでした。

 コンサルに依頼すると、会社側はイタズラ防止のために数億ものカネをかけて監視カメラを設置するということをしたのです。
 入退室も持ち物も完全に管理され、従業員に従わせたのです。


 しかし、以前から問題となっていた従業員の待遇が改善されることはありませんでした。
 コンサルらは従業員に個別に圧迫面談し、圧力を加えることもしたと聞きます。


 群馬工場には組合はありませんでした。
 本社の組合にしても契約社員やパートの権利など守るつもりなど毛頭ありません。誰も責任など果たさない。

 会社から依頼を受けたコンサルも、事件に至った直接の動機が待遇改善だと分かっていながら、結局、提案したのは監視システムとカメラでした。

 会社は数億ものカネをかけ、従業員を締め付けることだけにカネを使ったのです。


 呆れたことに行政も深入りを避けました。
 この「問題の解決」で群馬工場の雇用維持が図られたなどとして、当該の市長はこうしたことを歓迎する会見すら行ったものです。


 それ以来、アタシは「群馬県」で作られたものは買わなくなりましたw。コンニャク芋の関税が千パーセント近いこともあって前から好感は感じてはいませんでしたが。


 ここで動いたコンサルは会社の利益のための提案をしたのでしょうか。
 そこには矛盾があります。

 コンサルは誰の利益を代表して働くべきなのでしょうか。


 クライアントから依頼されたコンサルというのは、問題点を洗い出し解決策を立案するわけです。

 この時、どう考えてもボトルネックになっているのはほとんどが人間です。

 つまり「誰かがいるために起きたこと」というのがほとんどです。
 それはもちろん管理する責任者であり社長や取締役、つまり役員です。

 人間が人を頃すんだ。銃じゃないwww。


 しかしコンサルは問題の人物、役員や取締役を見つけ出そうとはしません。

 たとえ分かったとしても、その社長なり取締役なり誰かをクビにしたり、会社は管理責任、つまり「善管注意義務違反」で彼らを訴えよなどとは提言はしません。

 コンサルが株主にこうした代表訴訟の提言をすることもありません。
 彼らは無責任な役員たちの責任逃れに手を貸すだけです。



 え?

「そんなの当たり前じゃないか」って?w

「『社長がバカボンだからクビにしろ』なんて、コンサルが言うわけない」って?

 そうでしょうか(笑)。

 実際にはコンサルはその会社の問題解決に入っているわけです。
 彼らは「会社」のために動いているのです。

 依頼をしたのは会社という法人格です。依頼する契約の印鑑を押した代表取締役は「会社を代表している」というだけに過ぎません。

 会社は社長や役員のモノではありません。

 会社の利益と発展、従業員、社会貢献、問題解決のために社長を交代させるべきとしたらクビにするよう提言するのが当然ではないか!


 社長や取締役格は「従業員」ではありません。
 だから組合から守られるべき立場でもない。

 コンサルはどちらを向いて仕事をしているのか!



 こんな当然の原則も無視するような連中がゴロゴロいます。
 我が国では原理原則がずっと疎かにされてきたのです。

 日本の会社はいったい誰のものでしょう。
 「株主全体」のものです。
 大株主だけのモノでもない。

 そんなことも分からんのか!www

 そして、「カネのため」とばかりに会社の利益を度外視し、御用聞き程度の提言しかやらないようなコンサルはコンサルタントとしての役割を果たせていません。
 結局、使い物になどならないのです。

 どだいクライアントに利益をもたらす提案をするコンサルなどいません。
 もしいたとしたら彼ら自身がやってしまうでしょう。

なんだか・・・これ、ネットでよく見かける話、
   「一日で一万稼ぐブログの方法教えます」とか。

 分かっているならなぜ自分でやらない!www(笑)。



人間というのは必要とされないと感じれば死にたいと思うことだってあります。
 誰からも必要とされてないと感じることはとても辛いことです。

 しかしこんな必要とされない商売が平然としている。
 恥ずかしげもなく無責任の片棒を担いでいるだけ。
 彼らこそ本当の乞食なんでしょうが、まあ、アタシは自分の「乞食」って称号が気に入ってるからww(笑)。 そこは「寄生虫」としておきましょうw。


 会社の利益との相反。
 これがコンサルの矛盾ある仕事、そして彼らの無能さを自明にします。

 必要とされない仕事を広げ、企業内部の無責任に手を貸しているだけ。
 会社は私物化され、コンサルは取締役の言い訳しか考えません。

新生銀行、みずほ、どれも同じです。

 それがカネになるからです。
 コンサルが企業の利益や企業の価値のために働くことはありません。
 彼らは無責任の連鎖の歯車のひとつに過ぎない。



 こういうことをお話すると、今、さかんに設置せよと政府や東証が推奨している「社外取締役」というのもいい加減にならざるを得ない、やはり期待できないということが分かります。

 ガバナンスのために一定数置くよう言われるようになった社外取締役ですが、結局はコンサルと同じように手前味噌のためにしか働けないのではないか。

 何重にも安全弁を用意したとしても、結局その仕組みに問題があるのでは何もならないのです。
 我が国の責任を取らないという風潮を正さねば機能しない。


 実際、オリンパス事件では社外取締役も揉み消しに加担しています。

 就任したイギリス人社長が長年の負債の粉飾と損失の飛ばしを問題にすると、会長と他の役員たちは彼を引き摺り下ろし、もみ消そうとしました。

 その顛末はご存知の通りです。

 そして、明らかに上場廃止に相当する不祥事であったのに、東証はオリンパスに上場を許しました。
 これらは我が国の構造的腐敗。無責任なのです。



 もっと言えば、最近の東証の区分変更もそうです。

 親子上場や利益相反、少数株主の権利無視など、日本の悪しき慣行が少しは改善されるかと思いきや、、、笑ってしまうほど骨抜きになりそうな感じ。
 どうやら早速雲行きが怪しいことになっています。

 この区分変更をアナウンスしてた東証の役員は、随分と勇ましいことを言っていたものです。
 アタシ、「ジャパニーズ・インベスター」で読みましたよ!(笑)。


 プライム市場は厳しい上場基準になるはずではなかったか。


 どぉぉこぉぉまぁぁでぇぇ、つうづぅくぅ、
       ぬぅかるみぃぞぉおおお♪


 おそまつ





※ この話、「国家と国民」という話に置き換えても同じです。
 論旨が混乱してしまうからお話はしなかった。

 九条を守れとか交戦権の放棄なんて話、いったいどちらを向いているのかという話でもあります。

 日本の国民が狙われて、その財産と生命を守るために戦わないというのだから呆れる。

 責任逃れの体質はこういうことを考えもなしに主張する人たちにも見え隠れします。


 そもそも、自分の国を守ろうとしないってのは、会社を守るんじゃなくて役員だけを守れればいい、従業員や株主、どうでもいいと放置するって話と同じ。

 はて? この場合、コンサルに当たるのは?

 国連でしょうかwww(笑)。


 まあこの話は改めてまたお話したいと思います。

 ウクライナのクラッカーをよく食べてます。


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