納豆スパゲティを食べて痛飯(イタメシ)を想う
拍手コメントやコメントをいただきありがとうございました。
新年から嬉しいものです。
今日は予定通り納豆スパゲティをいただきました。
四日とろろ、いつかカレー、六日納豆パスタ。 連続技が決まるのは嬉しいものです。
これで明日は七草粥だw(慶)。
まあアタシが粥に入れるのは普通とは違うものです(笑)。
だって七草粥セットが高すぎるんだ。毎年毎年ww(怒)。
少しは最近はスーパー側も大人しくなりましたが、少し前のこと、それこそ「悪夢の民主党政権の頃」なんて大晦日の年越し蕎麦、それ用の海老天がエラく高い吹っかけた値段でした。
もう通常とどんだけ違うんだというぐらいの仰天するような値段だったw。
七草粥も平常化していただきたい。
納豆スパゲティは納豆を挽き割りにして和えるだけの簡単パスタです。
あらかじめ納豆は挽き割りにしておく。
この挽き割りにするところがポイントです。慣れると「出来る男」なのですw。
「チーズカッティングボード」という小さなまな板があります。
これにまず納豆をパックから取り出します。
包丁を使って、スチロールを引っ掛けて入れないよう注意し納豆をボードに出します。
スプーンなんかを汚すような作業でもありません。包丁でやってしまいます。
そして上にカラシ、納豆のタレをかけます。
そのまま真ん中にかける。
そしておもむろにカッティングボードを握って、宙に持ったままトントンと挽き割りにする。
最初は納豆は豆っぽい上にタレでゆるくなっていて、散らばってしまいそうですから慎重に。
これ、ちゃんと納豆のネバネバが出るまでは慎重にやらないと納豆を落としてしまいます。
どうかご注意いただきたいw(笑)。
すくったり寄せたり、真ん中に集めたりしながらトントンと叩く。
映画でコカインを細かくするみたいな、あんな感じですw。
いや。もといw。
左官屋さんがコテ板を持って漆喰なんかをコネている、そんな感じですw(笑)。
だんだんと納豆がネバネバしてきて、見事な挽き割りになってゆきます。
リズミカルな音も楽しい。
これが実に面白いのです。慎重かつ大胆に。
この「手で宙に持って叩く」というのはシンクの上でやると音がうるさいから。
あの音はいかにも「納豆を挽き割りにしている」という音でしかありません。
納豆スパゲティを作っているのが世間にバレてしまうのです(笑)。
出来上がったらパスタを茹でます。
必ずアルデンテに。
袋に書いてある「茹で時間」は信用してはいけません。何回か試しに噛んでみればいいんです。
茹であがる一歩手前のところで火から降ろす。それがアルデンテのコツです。
スパゲティの水をざっと切って鍋に戻す。オリーブオイルを絡め、それから挽き割りにしておいた納豆を投入してよく和えます。
カブの葉っぱ、大根の葉、長ネギ、玉ねぎもいいしピーマンでもいい。青いものがあればいい。
どれも余熱で仕上げてしまいます。
これで出来上がりです。
醤油は薄かったら入れるぐらいがちょうどよい。
納豆は挽き割りにしてタレとカラシも入れますから味はついています。
古い熟成の進んだ納豆だと醤油なんかまず入れないほうがいいでしょう。
タレの量を少なめに調整したいぐらい濃い時があります。それは色で判断する。
胡麻油、卵黄というトッピングもいい。
今日はアタシはこれでやりました。オリーブオイルの代わりに胡麻油です。
「卵黄だけ」というのがゴージャスなのです。まさに松の内に相応しいw。
真ん中にチョコん。卵黄はカタチを崩さないようにしたいものです。今日はアタシは壊してしまったw(泣)。
胡麻油と納豆の濃厚さを卵黄が優しく包んでくれます。
納豆パスタは太い麺より細い麺が合うとアタシは思います。
仕上がりに家内が刻み海苔をかけたことがありますが格別でした。海苔の香りが納豆パスタを引き立てます。
「和風パスタ」というのはたいてい簡単な調理です。
我々日本人に慣れたいつもの和食の味付けがベースですからどれも納得のお味。
組み合わせに違和感がないのは和食のよさか、パスタの懐の深さか(笑)。
他にいただいた和風パスタを挙げてみると「明太子スパゲッティ」がまずある。
これはオリーブオイルでなくてバターで仕上げるというのが家内の主張。
生臭くならないといいます。確かにw。
山菜の水煮を醤油系のお味で作る和風パスタもあります。
パックですら山菜の水煮は贅沢なものに感じます。胡麻油も合う。
それからグッとマイナーになって、イカの塩辛スパゲティとか、飛びっ子のスパゲティとか、シラスのスパゲティというのもあります。
松前漬というのも悪くありません。
海苔の佃煮のパスタはちょっと佃煮を選びます。あまり甘くない佃煮を探さないといけません。それなら青さ海苔の方がよかった。
おっと「梅スパゲティ」も忘れてはいけませんw(笑)。刻み海苔がこれまた合いますw。
こういう和風パスタは基本の「イタ飯」からは外れはするんでしょうが、美味しくて間違いがありません。スパゲティの包容力を感じさせるところです。
アタシは蕎麦には牛肉は入れませんし、焼きうどんに粉チーズは振りません。
しかしイタ飯は気にしなくていい。和風パスタでもタバスコと粉チーズで問題ない。
「なにをやってもいい」、これがイタ飯の魅力です。
いわく著作権フリー的なもの、「改変自由」という感じがありますw。
そういえば昭和の昔、「イタ車」なんていう言葉がよく言われました。
イタ飯の「イタ」です。イタリア。
「伊太利亜」なんてアテ字もありました。あれは洋服のブランドだったか。
昔のイタリアは自動車産業が花盛りだった。
イタリアという国が隆盛を極めていた時代があったのです。
「カロッツエリア」なんて言って市販車をベースに改造し自前のブランドで販売するような工房も多くありました。
既製の自動車のデザインを改変して販売してしまう。
今だったら版権的に問題になりそうですが(笑)。
別の「イタ車」というのもあります。
「痛車」というまた別の意味のものw。そちらはごく最近のことです。
主にアニメのキャラ、それも女の子キャラの巨大なステッカーでご自分のクルマをガッツりとデコレーションする。
あれはまず間違いなく女の子のキャラクターです。
ガンダムとかボトムズとかこち亀とかw、鬼滅でさえアタシは見たことがありませんw。
乗るのは勇気がいるだろうとみんなが思う。アニメ萌えの公然たる態度が「痛い」、というわけで「痛車」です(笑)。
しかしあれに乗ってるドライバーはたいていジェントルマン。マナーがちゃんとしているw。
あれは専門のステッカー業者もいるんだとか。
まあそれも版権的に色々あるんでしょうけどw。
「イタ車」というのはイタリアの輸入車のこと。
対して「アメ車」というのは米国はデトロイトのクルマですww。
アメ車はスーパーカーではありません(笑)。
かつて日本で「スーパーカーブーム」というのがあって、昭和の子供たちが珍しい外車のスポーツカーにこぞって群れたものです。
それこそスーバーカーと聞けば出かけて見に行ったものでした。
やはりスーパーカーというとイタ車が代表格だったでしょう。
イタリアのスーパーカーと言ったらまずはフェラーリ、そしてランボルギーニ。マセラッティ、アルファロメオ、ランチア、そんなメーカーたち。
フィアットはちょっと違うw(笑)。
思えばあの時、オーナーはどういう心境だったのか。
小汚いガキどもに群がれるだけで、別に女の子にキャアキャアやられたわけでもないのです。
相手がガキですから、クルマの方もキズつけられないか心配になったことでしょう。
そして誰得の人気。
子供たちが群がりまくったのですから女の子が近づくスキもない。モテる機会なんかありゃしなかったはずです(笑)。
そしたら「痛飯」ってのもあるんでしょうか。
それはアニメのキャラ弁になるのか。それともアニメに出てきた料理を再現するのか、アニメのシーンを料理で描くのか、どれなんでしょうw。
個人で楽しむなら版権は大丈夫です。著作権なんて食べちゃったら分かりませんw。
納豆のように粘り強くアニメ愛を貫徹していただきたいものです。
おそまつ
めいしくおしあがれ
スーパーカーのアニメ。ちと違う?。
※ いや、断腸の思いでアニメとスーパーカーにしたのでした。
お歳がバレますがw。
でもやっぱりアタシはこれがいい。
美女とスポーツカーです。思いっきりブッとばしてくれるファンタジーです。
実際にやっちゃうようなアタマのお菓子なのはいますけど。
