テレビ世代度を計る、チェックシート(猫版)
このところ相撲の話が続いてしまいました。
「ミニマリスト」という概念についてはまた掘り下げて考えてみたいところです。
コメントいただきありがとうございました。
「Y.M.C.A」はこうして時間が経って今聞けば新鮮なものがあるように思えます。
パワーをもらえる曲だと思います。
さて、突然ですがw。 ちぇ、チッ、チェぇぇックっ!
ちぇぇぇぇえええっくううう!!!ww
今回は先日の企画の続編ですw。
ブログの機能をフル活用。便利なチェックボックスを使ってテレビ世代度、そのレベルをチェックしてみるという企画です。
前回の、やや男性目線に偏ってしまったレベル診断の別バージョンです。
今回はその「猫版」をお届けしたいと思います。
なにしろ、
「インターネットの半分はエロで半分は猫」
と言われますw。
前回の男性版チェックはこちら、
テレビ世代度のレベルからそこにテレビ番組を当てはめてみました。
必ずしも代表例ではないかも知れませんが、ひとつの番組の「タイプ」としてご理解いただけるといいと思います。
プリントアウトの必要はありません(笑)。
チェックボックスをさっとチェックしていただくだけですw。
直感的な回答が大事。項目は多い方がいいですから、項目は多くしてあります。
素早くチェックしてくださいw。
チェックは自動で数えますので心配ありませんw。
最後のチェックボックスの後にチェックした項目数が表示されます。
レッツギョww!
お疲れ様でした(笑)。結果ですw。(クリックすると直接ジャンプ)
・まずチェックを28以上入れた人。 「野生のエルザ」というテレビドラマに心当たりはないでしょうか(笑)。
・次にチェックが21から27の人。きっと「天才!志村動物園」ではないか。
・次に、チェックが5つから11までの人。それは「やっぱり猫が好き」。
これは「テレビ世代度」を計ろうというチェックシートです。
これまで当サイトでお見せしてきたような、性格タイプや行動パターンの「占い」とは違うものです。
テレビ世代がどのような人々か、実はアタシにはまだ明確な答えがありません。
だから、ここれは「強度判定」ということに過ぎません。それぞれレベルが強、中の強、中程度、中の弱、そして弱。
そのテレビ世代の強度、そのレベルを当てはめてみれば、こんな猫の出てくる番組があるのではないか、そんな風にお楽しみください。
「野生のエルザ」、このテレビドラマはライオンが主役のドラマでした。アメリカから輸入されたテレビドラマです。当時は人気を博しました。
もちろんライオンは猫科の動物ですw。
同じようなもので「猫侍」のようなドラマも挙げられます。
動物と言っても役者ですから、それはリアルな現実の猫ではありません。
しかし猫が主役のドラマなのです。猫好きには見たくなる理由がありました。
「ドラエモン」もある意味ではそうなのかも知れませんw。
猫が出てくるドラマに期待するというのはテレビへの信頼が感じられます。
そこにあるのはテレビとの強い絆。
とても強いテレビ世代度を感じるところではないでしょうか。
そこへいくと、この次の強度レベルに当たる「天才!志村動物園」というのはバラエティ番組です。
集められた動物たち、ペットの猫です。
いわばカタログ的なものです。
それは大人が余裕たっぷりに趣味として楽しむような番組だと言えます。
猫たちが愛らしくポーズをつけ、装飾品のように番組を飾りました。
楽しく動物たちを見ながらも、実際にペットを飼うという現実からは都合よく離れています。
それはウンチの始末や脱走、爪とぎや毛玉吐き、そんな心配ごととは無縁の世界です。
大人のご婦人が見るような番組だったと言えるでしょう。
もし子供が見たら、たちまち猫を飼いたくなってしまうことでしょうが、大人なら楽しみとしてカタログ的に眺めていられます。
番組を見る人たちには余裕があり、ホストである志村けんも余裕綽々でした。
そうして、みなが「天才!志村動物園」を見る時間を「大人の時間」として楽しんだのです。
テレビの前という特等席で大人が大好きな猫を楽しむ。
それはテレビとのちょうどよい付き合い方だと言えます。
ちなみに、コロナで亡くなってしまった志村が飼っていたのは犬でした。彼は最後まで犬の世話の心配をしていたそうです。(泣)
これに対し、次の「新動物奇想天外」という番組があります。
これは「リチャード・アッテンボロー」などもそうで、言って見れば「動物図鑑」みたいな番組です。
ムズカシイ解説、動物たちを理解するための勉強です。
それはいわば猫学。猫の生態解説なのです。
猫を見たいという欲求は強く、テレビに要求するものは直裁になってゆきました。
しかしそれはストレートなものではありません。そこには色んな言い訳が必要でした。
猫というのは、ごくありきたりな、どこにでもいる動物だったからです。
所詮は猫を見たいだけなのに、わざわざムズかしい顔をして動物学者のフリをした、いわば「ムツゴロウ」www。
この仮面を被ったような態度がテレビに対するスタンスだったと言えます。
それはペットショップに行って猫の体調を心配してやる、可哀想な境遇だと嘆いてみせる、そんな心理にもつながりますw。
こういう欲求の表れ方というのは、ややナナメ上からのものだと言えるかも知れません(笑)。
人々はテレビ放送をただ受け止める素直な視聴者ではなく、ああだこうだと理屈っぽいことを必要としていたのでした。
番組は難しい顔をしてそれに応えてくれました。
それが「猫を知る」という建前だったのです。
他人には「猫が好きなだけ」とは見られたくない。動物への科学的関心だと思われたい。
しかし人々は実はしっかり番組に猫を求めていたのです。
そんな態度を屈折しているとは思わない人々がいます。
考えて見れば猫は夜行性の動物です。ペットショップの閉店時間が早まったからと言って彼らの待遇が改善されたわけでもありません。
それはただ「可哀想」というポーズだったのかも知れません。
しかしそんなデタラメな主張や、テレビ報道の誤報や捏造に怒らないという人々がいます。
野良猫にエサをやったりすることについて、眉をしかめない人がいます。放し飼いにした猫が事故に遭うことについて無責任とは考えない人がいます。
テレビは現実を薄めるオブラートなのです。
このレベルのテレビ世代は多く、幅広いのかも知れません。
やがて、猫はドラマや番組に放し飼いされるようになります。
ドラマのストーリーや趣旨とは関係ないのですが、猫好きのために猫が画面に紛れ込むようになります。
その先鞭をつけたのが「やっぱり猫が好き」という番組でした。
猫がチラりと番組やドラマの中で勝手気ままに振舞っているだけのことです。
しかし視聴者には発見がありました。
番組とは関係のなさそうな猫はごく自然な姿に見えたのです。
他にはテレ東ニュースバラエティの猫、あの「まーご」もそうでしょう。呼ばれたゲストの政治家の横を猫が好き勝手に歩き回りましたw。
ここまで来るとテレビ世代度はより薄くなってゆきます。時代はすでにビデオの全盛期となっていました。
テレビの視聴者はもうわざとらしく猫を写すことに飽きていたかも知れません。ドラマで暗黒街のボスが膝の上に黒猫を乗せているなんて、あまりに陳腐な構図なのです。
テレビから猫が意図的に流されてもつまらないと思われていたのです。
テレビにはシラケた目線が向けられるようになっていた、そう言っていいかも知れません。
こうして、普段のままの猫と、アドリブで本人のキャラそのままの女優たちが自然に溶け込んだ映像、そんな番組を人々は楽しむようになります。それが「やっぱり猫が好き」でした。
ちなみに番組中のキミちゃんこと、三女の小林聡美はプライベートでも猫好きです。三谷幸喜と離婚後も、飼い猫に会いたいと彼女は三谷のマンションの近所に住まいを求めたほどです。w(泣)
人々はテレビにリアルさ、さりげなさを求めるようになっていました。
それはテレビが意図して流したものではありませんでした。人々は番組の中をひっくり返して自ら猫を探したのです。
「ゆるキャラブーム」も同じでしょう。もはや視聴者はお仕着せの猫など信用しなくなっていたのでした。
「ひこにゃん」は滋賀県彦根市の猫をモチーフにしたマスコットキャラクターで有名です。他にも島根県の観光マスコットキャラクターに「しまねっこ」というものもあります。
これも猫がモチーフです。
現在ではあちこちに猫の姿が隠れているのが普通になりましたw。
「番組の後ろで自然に自由にしているだけの猫」、それを眺めること、そちらの方が番組と同じぐらい大事でした。
まるでテレビが横目で見られるような、そんな位置づけになってしまったのは、テレビへのこれまでの信頼の失墜を象徴していたと言えるでしょう。
そして最後に「岩合光昭の世界ネコ歩き」と言ったらどうでしょうかw。もうそれはテレビ世代とは呼べなくなっているのかも知れません。
このテレビ世代度判定でも最も低いスコアの人々です。
もうテレビでなくてもいいのニャ、ということw(笑)。
とにかく猫、ヌコ、ニャンコだらけですw。
この番組はカメラが猫を追うだけの番組です。
テレビは猫をただ見せるだけの道具に成り下がったのですw。
それはレンタルビデオが隆盛を極め、いよいよインターネットによってテレビメディアの価値が瓦解する前の、その最後のライオン(猫科ですw)のような咆哮でした。
「オンディマンド」が話題となり始め、「見たいものはいつでも見られる」そんな、テレビが用済みになる時代がすぐそこに来ていました。
これほど露骨に猫だけを見せる番組が世に出たことは象徴的かも知れません。
この番組が人気となり始めた頃、世の中には「猫カフェ」なるサービスが登場します。
それは猫が夜のペットショップで展示されていることが国会で取り沙汰され、虐待だとして営業時間に制限がついた後のことだったはずです。
ペットショップでは20時までしか猫が見られなくなり、時間になると奥にしまわれるようになってしまいます。
そして、猫をペットとして持てない人々は直接的な接触を求めて一時の癒しに「猫カフェ」を利用するようになりました。
「猫カフェ」で不特定多数の人々に猫が触られるのが虐待になるのかどうか、その議論はありませんでした。
何の規制もガイドラインも、検証も、夜行性の猫についての議論すらなく、猫を夜の8時以降に人に見せることは禁じられ、その一方で「猫カフェ」があちこちにできました。
しかし、こんな旧民主党政権のやった規制について、誰も疑問の声を挙げるコメンテーターはいませんでした。
誰もテレビでおかしいとは言わなかったのです。
結局、テレビなんてそんなもの、猫を見せるぐらいが関の山で、猫の気持ちなど議論することもない、テレビはその程度の価値しかなくなっていたからです。
・・・以上、テレビ世代度を計り、それぞれのテレビ世代度のレベルを象徴する番組を取り上げて見ました(笑)。
お楽しみいただけたでしょうかw。
え?
どうして猫番組になるんだ?、ってww
「インターネットの半分はエロで半分は猫」
是非、この有名な言葉を想起していただきたいと思いますwww。
なぜなら、「猫好き」というのはとても分かりやすいことだからです。
ネコ缶は食べねば味はわかりません。肉球はモフモフがなければ無意味です。
爪とぎは必要な習性であり、猫は一日の半分以上を眠って過ごしていますw。
これらすべてが具体的で、テレビに流れる電波では足りません。
しかし、猫の愛らしさだけならテレビで足りてしまうかも知れません。
その役割がネットに移り今に至ります。
デジタルにしてもテレビ電波にしても、猫の需要を満たすことはできます。
鳴き声や動いている姿だけでいいのです。
ウンチも臭いませんし、毛玉を吐くこともありません。パソコンでの作業を邪魔することもありません。
爪とぎされてソファーがボロボロになることもないのです。
すわなち、猫もエロも似たようなものなのですwww。
おそまつ
※ 前回、コメントいただいた方がおり、それならちゃんと猫版をやりたいと思った(笑)。
エロと猫はセットなのですw。
上手く当てはめて論じられた気がしますが、どうか。
「ムッツリスケベ」が「ムツゴロウ」なんて、その共通点に気がついた自分を褒めてやりたいものですがwww。
猫もエロもネットを見る理由。
それが本当なら、かつてはそれはテレビが担っていた役割だったはずです。
しかし今はそのテレビの地位は地に堕ちたw。
しょうがないw。
しかし、アタシにはまだ、テレビを好きなように見れるというのは羨ましいことですw。
