外出した服をあまり洗濯しなくなったキッカケ
衣替えも終了し、無事に季節が変わった。
阿炎も勝ち残り楽しみになってきたw。
そう言えばアタシは昔は服をしょっちゅう洗濯していました。
今は家内にお願いしてやってもらっています。
家内は今でも大量に出すな、なんて言いますが、前はもっと出していた。
ちょっと外出してジーンズやスラックス、ちょっと汚れたと思ったらすぐ洗濯。
雑踏で洗濯、ゲーセンに行ったら洗濯、キャバクラに行ったら洗濯ですw。
バイクに乗れば汚れをフィルターのように服が吸収します。ホコリ、排気ガス、すぐに真っ黒になる。
それこそ独り暮らしの時はコインランドリーに大量に持ち込んだり、アパートの共同の洗濯機をブン回したりしていました。
ところがここ何十年とそこまではしなくなった。
それにはキッカケがありました。そんな振り返りのこと。
思い出せばバブル崩壊の直後だったか、「ガングロギャル」という集団が我が国には発生しますw(笑)。
顔を異常なほどのセンスの化粧で塗りたくったルーズソックスの女子高生集団でした。
彼女たちは繁華街を練り歩き、遊びまわる若いギャルたちでした。
日焼けサロンに熱心に通い、そして歌舞伎役者とみまごうような化粧をしていた。
そして「ルーズソックス」。
あの彼女たちのメインアイテムである「ルーズソックス」が登場したとき、ちょっとセクシーだとアタシは思った。
「魔法使いサリーちゃん」みたいで、脚がキレイに見えた。スタイルがよく見えたものですw。
その昔、ハイレグのエアロビ尾根遺産たちが「レッグウォーマー」というのをやっていました。「ルーズソックス」はあれと同じようなセクシーさがあったのです。
彼女たちと直接話したことはありませんが、ハタから見て、あのドギツイ化粧はきっと「レイプ除け」みたいなものかと思った。
彼女たちは繁華街を闊歩していたから。
性的なトラウマがあると女性がそういう方向に走ることはあります。
全身をタツーで無残なほどにしてしまうアメリカのポルノ女優。彼女たちは自分を自ら汚して、これ以上他人から汚されないようにする。
あたかも自傷行為のようにタツーをするのです。
アタシはガングロギャルたちの歌舞伎化粧はそれと同じようなものだと思った。
ガングロギャルたちはたいていいつも同じような格好をしていました。
カネがいかにもなさそうで、そしてヒマそうだった。
しかしちゃんと学校には行っているようでした。
何か事件を起こしたということは聞かなかった。
意外と真面目なんだと思った。
その化粧にしたって、マツキヨに行って試供品をタダで使ったりするという賢さw。
そして「遊び」と言えばそこらに座り込んでお喋りをしたりゲーセンを冷やかしてみたり、ごく健全なものだったようです。
まだバブル崩壊の激震に震え、あちこちを走り回ってジタバタしていた大人たちからすれば彼女たちには余裕があるように思えた。
いわば、彼女たちにはバブル崩壊後の廃墟を行き抜くサバイバリストのような風情があったものです。
やがてその彼女たちは全国的に注目されるようになって、社会現象になります。
渋谷のセンター街から全国の繁華街に飛び火し、ガングロギャルたちは我が国に増殖し続けたのでした。
女子高生ファッションのひとつとしてルーズソックスも大流行をし、大いに目を楽しませてくれましたw。
そうしてメディアが彼女たちにインタビューを試みたりします。
アマゾンの奥地には現代人との接触を拒絶する原住民がいて、異形の人々が接近する飛行機に向かって槍を投げつける、そんな写真がネットを駆け巡ったことがありました。
彼女たちにはどんな攻撃性があったのでしょうかww。
あるとき、アタシはこの子たちのインタビューをテレビでたまたま見たのでした。
インタビューは彼女たちの生態を面白おかしく取り上げようとしたのでしょう。割と長く密着して取材をしていたものです。
そこで彼女たちが「洗濯は二週間に一回ぐらいだヨ」なんて言ったのにアタシはとても衝撃を受けた。
彼女たちは色々と服装には気を配る「お洒落さん」ではあります。
センスはともかく、こってりと入念な化粧をし、いつも手鏡で気にしているほど。
それが、服の洗濯についてはそんな頻度でしかしないのかと、アタシには目から鱗でしたた。
彼女たちは自分の服装について、「だって外じゃん」なんて言って、部屋着は別にしているようなことを言っていました。
自宅に帰ったら服を着替えるのだ、と。
それからです。
アタシも部屋着と外出着を分けて洗濯をあまりしないようになったのは。
外から帰ったら玄関のコート掛けに上着やズボンをかけて、室内用の服に着替えるようになりました。
出掛ける時はまたそれを着ます。外出用に何着か掛けておき二週間ぐらいは使いまわす。
それでリビングや寝室に砂埃や汚れを持ち込まないで済むようになった。洗濯の頻度も少なくなりました。
人間の価値観の転換というのはかくも不思議なものです。
外の汚れがついて室内が砂だらけ、ホコリまみれになると、神経質に洗濯をしていたというのに、縁もゆかりもないガングロギャルの発言に動かされた。
外の汚れは玄関で着替える。
アタシはガングロギャルに学んだのでしたwww(笑)。
それでも今、家内はアタシが洗濯カゴに出すとブーブー言う(笑)。
「洗濯出しすぎだよ!それにこれはついこないだ洗濯したでしょ!」
「違げーしw! 汚れてもずっと洗濯してなかったヤツだよ!」
「相撲部屋だってこんなに洗濯しないYo!どんだけ出してるの!」
「出すのは控えてたって。それでも庭仕事で汚れたからもう限界なんだよ!」
「だからって今出すことないでしょう!こんな雨の日に!」
「それはタイミングが悪かったんだって!そのうち晴れるよ!」
なーんてやってますwww(笑)。
それにしても、、、
今度の二槽式でガンガン洗濯できるんじゃなかったのか!
おそまつ
※ それでも、風呂はだいたい毎日入りますし、入ればアタシはアタマを洗ってます。
最近はめっきり髪質が薄く感じて、とても寂しい(笑)。
風呂に入るのも少なくなったりするんでしょうか。何かのきっかけがあれば(笑)。
相撲取りは二週間に一回ぐらいしかアタマを洗わないらしいですけど。
それにしても、洗濯機が壊れて二槽式になったのはいいんですが、古いのはまだ家の外にあります。
処分がなかなかできません。
安いところを探さないといけません。最近の回収業者は値段をオープンにしてなくて怪しい。
こちらから連絡させてから商談というのばかりです。
最近はモノを捨てるのも大変です。新しいものを買う時はまず処分のことを考えてからという時代になってしまった。
それも時代と諦めるしかありません。
おうぞどだいじに
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