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古い肉でこそ美味いスキヤキが食べられる


「肉は古いほうがいい」、これは本当に真実なのだと思います。

 昨晩、改めてこのことを再発見した次第。


 ちょっと前、牛の切り落としなんかを買って、それが特売で定価で138円でした。1
割引。悪くはありませんw。

 でも焼いて牛皿にしたのですが、なんだかパンチに欠ける気がしました。
 残したのはビーフカレーにw。

 正直、本来の牛らしさ、肉らしい味からはちょっと遠いと思ったのです。
 だからガーリックやコショウ、そんな調理をするのでしょうか。
 それとも安い輸入肉だからかw。





 その後、スーパーで半額処分にならないかと期待してたら手に入ったのでした。
 最近は客同士の競合が激しい。なかなか入手できません。

 処分品が集められているコーナーで牛の切り落としが半額。
 他は1割引だったけどこちらは半額です。

 見比べると、半額の肉はいかにも色がくすんでいます。
 1割引の方はまだ色が赤くて鮮やかな赤身ですが、半額品はどこかクスんでドドメ色という感じだったww。
 パックにはドリップも出ていた。

 でも半額ですから、アタシは買っちゃうww。

 
 家内が見て、きっと他と比べれば嫌がるとは思います。
 だからアタシだけの秘密w(笑)。
 家内はおでんコーナーを物色してる。

 単体だと分かりゃしません。
 カゴを見たら「いいじゃん♪」なんて、気がつかなかったw。





 そしたら春菊を買おう、なんて珍しく家内が野菜売り場から持ってきた。
 春菊は半額品でも高いんだ。
 ん?

「スキヤキ!」
「お、おうwww」
「・・・スキヤキ!!♪」
「おう! 今夜はスキヤキに決まりだっ!www」

 エノキを半額で買い、長ネギが安いのがありました。
 これ幸い。これで材料は揃ったようなものです。

 豆腐、人参、タマネギなんて他の具材はウチにある。

 ゴボウもあった。ゴボウをササガキにして、と、手順は決まっています。
 肉は主役ですが肉の味を移して野菜をいただくというのがスキヤキの楽しみ。

 なんだか記事で話が出たからってこともないでしょうが、買い物に出かけたらスキヤキ鍋と相成ったのですw。





 こうして我々は昨晩、久しぶりのスキヤキ鍋にしたのでした。

 南部鉄の分厚い鍋で野菜を焦がしたら牛肉を入れます。
 よく熱を保ってくれますからこの鍋はいい。比較的浅手の鍋ですからまさにスキヤキ用の鍋そのものだと思う。

 火は強すぎません。穏やかにグツグツやるw。

 割りシタが煮詰まって足し水をしても、この鍋だと冷えたりしないのです。
 もちろん、お湯なら大丈夫ですw。


 牛肉は切り落としですからスキヤキにピッタリです。
 スキヤキ肉はシャブシャブ用の肉ではありません。少し厚いほうがいい。

 割りシタを入れたら食べ始めます。


 食べると、これが美味い!
 おおっと、つい声が出たぐらいに美味しいw。
 すごく上等の肉に感じますwww。

 いかにも牛らしい味がする美味しい肉なのです。
  やはり肉は腐る寸前が美味いというのは本当なのです!w。

 忘れていたことをまた思い出し、改めて実感したという次第。





 推理小説家に黒岩重吾という人がいましたが、彼にはそんな逸話があります。

 彼は早くからヒット作を飛ばし、若いうちからたいそう金持ちになりましたw。
 作品を書くそばからヒットしてよく売れた。美味いものはいくらでも食べられた。

 いつしか彼は食生活に倦むようになったのだと言いますw(笑)。
 そして美食の追及に走ります。

 そこで彼は「肉は腐る寸前が美味い」というテーゼを日々実践することにしたそうです。美食の探求と言うわけです。
 そうして、肉はギリギリまで古くして味わうのが習慣になってたそうなw。


 ついにはそれが極端すぎたのか当たってしまい、いたく苦しんだとかw。
 死線をさまよったとかw(汗)。

 まあその当たったという肉が牛だったかは分かりません。
 鶏肉だったら確かに死線でしょう(笑)。

 アタシが世話になった社長サン、家族で鳥ワサを食って一家で入院しちゃったんだからwww。





 スキヤキは玉子につけて濃い味の牛肉を丸めていただくのが普通です。
 割りシタに負けないぐらいの濃い牛肉の味が欲しい。

 それがスキヤキには霜降りとか、サシ、つまり脂が細かく入った肉が好まれるという理由なんでしょう。
 ミスジなんてステーキにしてワサビ醤油もいいですが、スキヤキにも最高でしょう(笑)。

 でも古い肉ならサシなどいりません。
 切り落としでも十分な味わいが出るのです。


 そして甘辛い割りシタの面倒をみながら、長ネギに牛肉のエキスを吸わせます。

 何度クチに運んでも違う。肉らしいガツンとくるお味がします。
 二人で300グラム、すっかりいただいてしまいましたw。


 豆腐も焼いた、エノキもよい仕事をしてくれた。
 糸コンニャク、いや春雨でも入れたらもっとよかったかも知れない。
 ご飯は食べなかったから、シメって奴でうどんとかw・・・。

 しかしまあ、しかし今回は脇役の論評はしなくてもいいかも知れません。

半額処分品、ドドメ色になった牛肉がいいお味だったのは間違いない!w





 ちなみにこのウチの南部鉄のスキヤキ鍋、どうした訳か知り合ったときから家内が持っていたモノ。
 「いい鍋じゃん」なんて、ちょっと家内が家庭的に思えた振り返りのこと。

 アタシはこの鍋を密かに気に入っていた。
 やはりアパートでもスキヤキ鍋や焼肉に使っていました。

 しかしある日、帰ったらあのアパートの外、例の扉を開けたとこの洗濯機の上に置いてあった。

 「あの鍋は捨てる」なんて家内は言った。

 家内は鍋が重くて取り回しにくいと思ったのでしょうか。洗うのにも大きいし重い。
 それで捨てると突然に言い出したらしかった。

 もともと家内のものだし、そこは煩く言っても、と、ちょっと躊躇したものです。
 しかしハタと思いつき、アタシは鍋を外から救出した。

 「こんないい鍋、捨てたらダメだろ!」


 今は家内も愛用しています。捨てそうになったことは知らんフリしてるw。

 しかしあの時は本当に危ないところだったwww(笑)。

 あの頃は若かったw。
 若気の至りというやつで、つい早合点してしまいがち。

 何でも長く、とことん付き合ってみないと分からないものです。



ご馳走様でした。



 

えっ! ???・・・

 スキヤキ! スキヤキ! SUKIYAKI!!

おそまつ



※ 
 「こんないい鍋、捨てたらダメだろ!」

 って、書いててちょっと琴線に来たかもしんない(笑)。

 「こんないい旦那さん、捨てたらダメだろ!」

 なんてことを思ったw。

 女性は思い込みが激しい。
 熟年離婚など色々と昨今は言われますが、辛抱も大事だ。

 南部鉄のような硬い頑固オヤジ、その良さが分かるのはまだまだ先。

 まあ、

 「こんないい奥さん、放っておいたらダメだろ!」

 そちらもあるので何とも言えませんが(笑)。


めいしくおしあがれ


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