テレビ世代度を計る、チェックシート
ちぇ、チッ、チェぇぇックっ!
ちぇぇぇぇえええっくううう!!!ww
今回はブログの機能をフル活用、便利なチェックボックスを使ってテレビ世代度、そのレベルをチェックしてみましょう。
世はすでにスマホ全盛、テレビはオワコンです。
歩きスマホはユーチューバーを見る人々。
しかし相変わらずテレビドラマは作られています。テレビはまだそこにある。
テレビには少し疎かったかも知れないアタシですが、それなりに見ていたモノはあります。
しかしこれは昭和世代の検証と言ってもいいかも知れませんw。
今回はプリントアウトの必要はありません(笑)。
チェックボックスをさっとチェックしていただくだけですw。
直感的な回答が大事。項目が多い方がいいですから、項目は多くしてあります。
素早くチェックしてみてくださいw。
チェックした数は自動で数えますので心配ありませんw。
最後のチェックボックスの後にチェックした項目数が表示されます。
それぞれのレベルに応じた説明にジャンプもできます。
たっぷり考えてみたアタシの意欲作w(笑)。
レッツギョww!
たいへんお疲れ様でした(笑)。結果ですw。(クリックすると直接ジャンプ)
まずチェックを28以上入れた人。 「ウィークエンダー」です(笑)。
次にチェックが21から27の人。きっと「11PM」ではないか。
次に、チェックが5つから11までの人。それは「オールナイトフジ」
・・・え?
性格やパターンではなくて番組名ってどういうことか?って?www
いえ、これは「テレビ世代度」を計ろうというチェックシートです。
これまでの性格タイプとか行動パターンの「占い」とは違うものです。
昨日の記事でもお話しましたが、テレビ世代がどのような人々かアタシにはまだ明確な答えが実はありません。
だから、ここでは「強度判定」ということになります。それぞれレベルが強、中の強、中程度、中の弱、そして弱。
そして、そのテレビ世代のレベルを当てはめてみれば、こんな番組名がでてくるのではないか、と。どうか。
「ウィークエンダー」という番組は、事件の再現ドラマが目玉でした。
お笑いタレントや落語家、芸能レポーターらが講談師のように登壇し、面白おかしく事件の経緯を説明したものです。
そして、再現ドラマでは必ず乳房が出てきました。
つまりパイオツ、オッパイですw。
扱う事件はドロドロの愛憎劇がほとんどでした。
その再現ドラマにはある種の生々しさ、息づくナマのエロチシズムというものがありました。
それだけに興奮させられるものがあったかも知れません。
役者が演ずる「再現ドラマ」ではありましたが、そこに強いリアリティを感じた人もいたのです。
人々の真実を人々はそこに感じました。
誰にだって起こり得る事件は、誰にでも起こり得るエロいことだったのです。
視聴者はそんなナマの現実、すぐそこの隣人たちのエロをテレビで見ようとしたのではなかったか。
「テレビはリアルを再現できる」、そんな信頼が感じられます。
そこにはテレビとの強い絆を感じます。とても強いテレビ世代度を感じるところです。
そこへいくと、次の強度レベルの「11PM」というのはバラエティ番組でした。
もちろん番組メニューのひとつにエロが用意されています。
ラスベガスのストリップBarの模様、ハリウッドの街頭に立つ娼婦たちの姿、それは見聞を広めるという、高級なエロの楽しみでした。
それは大人が煙草をくゆらせながら余裕たっぷりに趣味として楽しむようなエロでした。
カバーガールたちも品のよいものでした。
カバーガールの女の子たちは水着でポーズをつけ、装飾品のように番組を豪華に飾りました。
酒のツマミに大人の殿方たちが見た番組だったと言えるでしょう。
テレビを見る人たちには余裕があり、ホストである大橋巨泉も余裕綽々の紳士でした。
釣りやゴルフ、麻雀や競馬の話題もありました。
そしてそこに織り交ぜられたエロ。人々は自分の趣味をテレビを使って掘り下げる、そんなところがあった番組です
そうして、みなが「11PM」を見る時間を「大人の時間」として楽しんだのです。
テレビの前という特等席で、大人の殿方が趣味に思いをはせて静かに楽しむ。
それはテレビとの週末の付き合い方でした。
この番組のおかげで週末の殿方の帰宅が早くなったとかw。
ちなみに、自殺してしまった戸川純の妹、戸川京子はこの番組でカバーガールをやっています。
これに対し、「トゥナイト」という番組があります。
それはまるで、そんな11PMを見ていた殿方が下衆なオトコに成り下がったような番組でしたwww。
エロに対する欲求は強くなり、テレビに要求するものはドギツイものになっていました。
しかしそれはストレートなものではありません。そこには色んな言い訳が用意されねばなりませんでした。
それだけ求められるエロ自体が下品なものだったということもあります。
所詮は露骨なエロを見たいだけなのに、わざわざムズかしい顔をして風俗評論家のフリをした、いわば「ムッツリスケベ」、この、あたかも仮面を被ったような態度がこの番組に対するスタンスだったと言えます。
スケベをしに行っているのにお相手の女性に説教を始めてしまうような心理ですw。
こういう欲動の表れ方というのは屈折したものだったとしか言えません(笑)。
人々はテレビ放送を受け止めるだけの素直な視聴者ではなくなり、ああだこうだと理屈っぽくなっていたのです。
この番組は難しい顔をしてそれに応えました。
それが「今の風俗を知る」という建前でした。山本晋也という映画監督が番組でその役割を演じました。
他人にはエロに喜んでいるように見られたくない。しかし人々はしっかりドギツイものを求めていたのです。
そんな態度を卑怯とは思わず、楽しむ人がいました。
考えて見れば今のメディアの責任も取らない勝手な論評や、メディアの誤報や捏造にも怒らないという人々がいます。
知見もないタレントが政治談議をしたり主張を偉そうにすることについて、眉をしかめない人がいます。
コメンテーターを愚劣な卑怯者と考えない人がいるのです。
このレベルのテレビ世代は多く、幅広いのかも知れません。
やがて「女子大生ブーム」なるものがやってきて、その先鞭をつけたのが「オールナイトフジ」という番組でした。
ここまで来るとテレビ世代度はより薄くなってゆきます。時代はすでにビデオの全盛期となっていました。
テレビの視聴者はもうありきたりのエロに飽きていて、テレビから流れてくるものはつまらないと思われていました。
テレビにはシラケた目線しか向けられなくなっていた、そう言っていいかも知れません。
そして普通の女の子を見たい、と、人々はテレビにリアルを求めるようになりました。
それもテレビが提供するものではなく、テレビの中をひっくり返して人々は自らエロを探したのです。
「女子アナブーム」というのも同じです。もはや視聴者はお仕着せのものなど信用しなくなっていたからです。
妄想の材料を求めたりネタやオカズを求めるより先に、人々はまず本物であることを求めるようになったのでした。
エロという目的はあっても、それほど期待もされず、単に「シロウト女子大生のカワイコちゃん」を眺めるだけになってしまったのは、テレビへの信頼の失墜を象徴していたと言えるでしょう。
そして最後に「ギルガメッシュナイト」と言ったら、もうそれはテレビ世代とは呼べなくなっていたのかも知れません。
このテレビ世代度判定でも最も低いスコアの人々です。
この番組はまずAV作品というものがあり、それを取り巻いただけの番組でした。
テレビはAVというコンテンツを紹介するだけのものに成り下がったのです。
そそれはレンタルビデオが隆盛を極め、いよいよインターネットによってテレビメディアの価値が瓦解する前の、その最後の咆哮でしたw。
「オンディマンド」が話題となり始め、「欲しいものはいつでも見られる」そんな、テレビが用済みになる時代がすぐそこに来ていました。
この頃「ギルガメッシュナイト」という、直裁であまりに露骨な番組が出たことは象徴的でしょう。
この番組は国会でもテレビ番組のエロさが取り上げられるキッカケになり、猥褻に傾き過ぎたテレビは世間の批判を受けます。
そして以後、テレビにおけるエロはとたんに影を潜めるようになってゆきます。
もちろん、テレビ局は世間の批判の「空気を読んだ」に過ぎません。
何の規制もガイドラインも、検証も、議論すらなく、テレビはエロに関しては自主的に大人しくなってゆきました。
そして、このような「自主規制」について誰も疑問の声を挙げる人はいませんでした。
誰もおかしいとは言わなかったのです。
結局、テレビなんてそんなもの、その程度の価値しかないものになっていたからです。
以上、テレビ世代度を計り、それぞれのレベルを象徴する番組を取り上げて見ました(笑)。
お楽しみいただけたでしょうかw。
え?
どうしてエロが中心なんだ、って?
「インターネットの半分はエロで半分は猫」
これの有名な言葉を想起していただきたいと思いますwww。
エロはとても分かりやすいものだからです。
食欲は食べねば満たされず、知識は考えねば無意味です。
運動は汗をかき、眠りは過ぎれば永遠の眠りへw。
すべてが具体的でテレビに流れる電波では足りません。
これに対して、エロというものはテレビやネットで足りてしまうものなのです。
エロはデジタルにしてもテレビ電波にしても、需要を満たすことができます。
映像や音声だけ、内容だけでいいのです。
そしておそらくは猫もwww。
おそまつ
※
アタシは割と一生懸命やった。
大真面目にやった力作でした(笑)。
ほ、褒めてっ!!www(笑)
まあでも、今回、やや男性中心のチェックシートになってしまったでしょうか。
それなら、最後にちょっとお話したように、女性中心にテレビ世代を番組に当てはめれば「猫」でしょうw。
女性にもエロに対する欲動はあると思いますが、こっちの方がピッタリくるかも知れません。
猫もエロへの需要も同じことなのです(笑)。
以下、簡単に番組を当てはめてみましょう(笑)。
28以上、テレビ世代度の強度大は「野生のエルザ」(註 ライオンは猫科ですw)。
猫を見る楽しみをドラマの中に求めます。役者猫。
21から27、中の強の人。「天才!志村動物園」
集められた動物たち、ペット猫。カタログ的。
12から20、中程度、「新動物奇想天外」(リチャード・アッテンボローみたいなの)
ムズカシイ解説、動物を理解します、猫学。生態解説。
5から11、中の弱、「やっぱり猫が好き」
自然な猫がチラり。発見。テレ東ニュースバラエティの「まーご」も。
0から4、そしてテレビ世代度がほとんどない弱レベル、「岩合光昭の世界ネコ歩き」
もうテレビでなくてもいいのニャ。とにかく猫だらけw。
こんなところでしょう。
おそまつ
