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メダル、日経平均、その価値を勘違いし始める時


 このところ減らし続け、すっかりヘコんでいる我々なのでした。
 いわくこれを「オケラ街道」と呼ぶわけですwww(笑)。

 いや(笑)、ギャンブルや博打とかではなくて、これはメダルゲームでのお噺。

 このところ貯メダルが減り続けています(笑)。
 メダルを消費するだけでなかなかリターンがありませせん。

 モンハンのメダルゲーム、買い物帰りのちょっとした楽しみになってはいたけど、イザ減ってしまうとさすがに焦るww。

 その上サービスがなくなったのが大きいw。
 前はレシートでメダルを少しタダでくれたのでしたが、今はそれはがなくなってしまったのでした。

 前は500円以上のレシートで10枚もらえた。
 家内とわざわざ別々に会計すれば二人で買い物のたびに20枚がもらえたのでした。
 買えば百円で24枚だから92円ぐらいはタダでもらえていたことになります。





 とうとうこのサービスが改悪され、今はスーパーのレシート一枚で増量サービスになってしまった。
 100円分のメダルを買うと10枚を追加してくれるということになった。
 彼らはどうしても我々から現金を引き出したいわけでしょうかww。まあそれがゲーセンの商売。

 この改悪が果たして我々乞食が群がったせいだったのか、その真相は知りませんw(笑)。
 もうこんな遊びも潮時かも知れない。

 アタシたちは密かに「退場」を覚悟しているところw。


 しかしまだ少しだけ貯メダルがあります。
 機械の調子を見たり、アルゴリズムの裏を想像する。憶測するのを楽しむ。
 そうしてチビチビと昨晩も二人でメダルを嗜んだのでした。

 やろうとすると、昨晩はメダルが落ちていた。拾った。
 五枚拾った(笑)。




 昨晩はそれを使ってちょっと遊ぶことができました。

 なんとか落ちてくれてメダルが出てきて、またそれを使って崖を落とそうとする。
 なかなかメダルの崖は落ちません。
 終了。いい加減によく回った。もう十分ですw。

 今日はインチキな設定だ。帰りますw。
 貯メダルは引き出さずに楽しめた。めでたし、めでたしw。

「ちょっと落ちたときにすぐ帰ればよかったね?(笑)」
「で、それでそれ貯メダルしてどうすんだよwww(笑)。」

 我々はつい勘違いしてしまう

 貯メダルするのはいいとしても、そこまでしみったれる必要があるのか。メダルには一文の値打ちはないのに(笑)。





 帰り際、入り口でアルコールで除菌していると家内が戻って来た。

「これ拾った。メダルだと思って拾ったけど百円玉だったよ(笑)。」
「お、おおw。いいじゃないか。すごいぞ。エライ。エライw(笑)。」

 そしたら家内は驚くべき発言をしたのです。

「これってサ、メダルだと思って拾ったんだし、このゲーセンで拾ったんだよ。」
「あ、ああ。 で?」

「この百円で24枚のメダルが買える。レシートがあるから追加で34枚だよ。」
「へ?・・・何言ってんだ? これは硬貨だがメダルに何の価値もないんだぞ。」

「だって、これはメダルと間違えて拾ったんだし、この店で拾ったしw。」
「いやいやいやw。いや。違げえだろ。これは現金。メダルは無価値だろ。」

「メダルと同じ色だし・・・。今ならレシート付けると増量・・・。」
「いや、待て、色は同じかも知れないが、混同してないか。これは現金だろ。」

「・・・。」
「ま、まあ(汗)、これは俺が預かっとく。覚えとくから理論武装してみろw。」



   


 怖ろしいことww。

 メダル惜しさ、なくなってゆく悔しさ、熱中するあまりか、家内は拾った現金をメダルと同じ価値のように言い出した。

 14万枚あろうが45万枚あろうが、メダルは無価値。
 ゲーセンの中で拾おうが僅かの預け入れ金利だろうがカネはカネ。


 しかし、そういう勘違いってあります。
 だから人はカジノで散在してしまう。
 バカラでやたらと連続して張ってしまう。

 思えばこういうもののレート、尺度がある日突然に変わったというのが日経平均でした。それで起きた混乱と弊害は続いている、その振り返りのこと。

 そして今度は「区分再編」なんてことをやると言うのです。




 今の「日経平均」、かつては「日経ダウ平均」と呼ばれていたものです。
 株式市場で指標として使われる指数のひとつす。

 ある日、その「ダウ」という言葉が言ってみれば著作権的なことで「取れる」ということになった。

 平均株価は採用銘柄が加重平均され、日本経済の指標としても使われてきました。経済のひとつのバロメーターとして使われていた。
 それは我が国の産業構造の変化をみるための指標なのでした。


 しかしその名前が変わった。ダウという言葉が取れたのでした。「日経平均」。
 それからというもの、東証の中の人たちはこの指数に、日本独自のオリジナリティとか値動きの活発さを盛り込みたいと考えるようになったのです。

 みんなに馴染みのあった株価指数ではありますが、それで2000年というミレニアムの年の四月、東証はこの採用銘柄を大幅に入れ替えてしまいます。

 これからの産業はこれが主役だとばかり、一気に採用する銘柄を入れ替えてしまった。

 しかしそれはこれまでとは違ってあまりに大幅で恣意的な入れ替えでした。
 それはまさに「指数ありき」のものとしか言えませんでした。

 これで日経平均の連続性には違和感が出てしまうことになったのでした。





 この事件、この時から日経平均の歴史的連続性は途切れてしまったというぐらいの「暴挙」だと言われています。

 衰退産業が含まれていればなかなか指数は伸びません。ただ、それはそれで我が国の現状を表しているとは言えます。我が国の課題が見えてくる。

 それらの産業は構造転換はできないのか、あるいはやってないのか、連続性があれば見つけることは容易です。
 日経平均の体裁よりも連続性こそあった方がよかったはずなのです

 ダメなものはダメのままですが指数としては何かを示しています。

 それを「嫌なものは見たくない」、「とにかく上がればハッピーだろう」そんなものと捉えてしまったら指数なんてなんのためにあるのか、お話しにならなくなってしまいます。


 いつの間にか東証は、ただ指数が上がることで景気の「気」を刺激する、相場の活況を盛り上げてくれると、指数の使われ方を勘違いしていたのかも知れません。




 しかし何事も馴れなんでしょうか、それから十何年も立てば誰もがそんなことは忘れてしまいます。
 そして今の指数には連続性があると勘違いしてしまう。
 そうして最近、日経平均でやっと3万円を越えたとか騒いだ。

 そしてまた猛烈な下げ方。僅かの期間で二千円も下げて、また戻る・・・。
 これ、この動き、ちょっと指標としてどうなのかとは誰も思わない。

 巨額なカネの動くファンドなどによって構成銘柄が売買される、指数が故意に動かされることも想定しておいた方がいいのでしょうが、その本来の性質というのも考えた方がいいのですが。考えるべき東証が勘違いをしてしまった。


 指数自体の性質、その中身によって振れ方も当時とは違ってしまっているのではないか。
 それは本来の趣旨からすればどうなのか。果たして今の日本の経済構造はどうなっているのか。
 それをどうやって観察すればいいのか。
 日経平均は日本の産業構造を反映したものに本当になっているのか。

 そうして、日経平均採用銘柄を機械的に買うだけのインデックス買いなる摩訶不思議なやり方が跋扈するようにもなりました。
 機関投資家としての「目」はどこへやら、国債や外債を銀行が機械的に買っているのと同じことです。誰も責任ある投資行動をしなくなったように見えます。

 しかしそんな議論はまるでされません。アタシは聞いたことがない。






 そうして今度は「市場区分再編」ということになっているのが現在。
 東証は一部、二部、ジャスダック、マザーズという今までの区分を再編し、プライム、スタンダード、グロースと分けることに決定しました。来年4月から暫時移行がされてゆきます。

 これは公式には流動性と取引のしやすさ、日本の金融市場にガイジンのカネを引っ張り込むなどと言われていますが、本質はどうか。何のための区分再編なのでしょうか
 値動きを目当てにカネが入ってくることを東証が期待してどうするのか。それは企業に投資することにならないのではないか。

 この件、実際にはどうなるか影響はまだ分かりません。

 もともと株の売り買いというのは流動性、それは大事ですが、究極的には売る理由、買う理由があります。
 毎日、それこそ切れ目なく売り買いされるのは単にカードを回しているだけです。

 それをやっているファンド、そして年金や日銀、そんなもののインデックス売買が我が国にの経済にとってどんな役割りを果たしているというのか。
 インデックスに偏った現在の運用は、単に外人や投機筋にサヤを抜かれているだけではないのか。モノを言わない株主ばかりで企業ガバナンスがいい加減なまま放置される原因を作ってきただけではないのか。





 そして毎度、毎度、政治家はこの株取引のキャピタルゲインを増税しようと言い出す始末です。
 撤回したとはいえ、就任直後の岸田首相もそんなことを言ってしまった。

 その上、その増税は「富裕層向けの増税」なんだと、まるでトンチンカンな話すらどこからか出るわけです。
 この出所は財務省官僚。

 連中は増税しかアタマにない。責任なんか取らないもんだから常に国民に押し付けしかしない。国が保有する資産を売却してスリムになろうなんてまるで考えもしない。

 国が価値のない「貯メダル」をして、国民に税金を押し付けています。国家が蓄財をしても意味はないのですから。


 「庶民」なんて言葉はアタシは言いたくはありませんが、生活防衛、資産設計の常道が株式投資という投資行動です。キャピタルゲイン増税は庶民の息の根を止めようとする増税でしかありません。
 また、「貯蓄から投資へ」というのも我が国では必要とされていることだったはずです。

 財務省はこれをやみくもに潰して回っている。





 我々はどこへ向かっているのでしょうか。
 勘違いや混乱がある。先のことが見えなくなっていることは確かです。

 何しろコロナで自粛、ウチ食、外食自粛、経済はシュリンクしているはずなのになんだかみんな豊かです。緊急事態解除でまたGo2までやりかねない勢い。
 やたらとカネがあるように見えます。
 そのツケはどこに溜まっているのか。

 ずっと後になって気が付いたら「教育が間違っていた」「デジタル化に遅れていた」なんて、話にもならない。どこまで振り回されたら国民は気が済むのか。


 ポイントは現実と指数などとのギャップ、そこなのです。
 家内がメダルゲームで言ったように、現実とメダル世界のような勘違いがある。

 ゲーセンの中での価値と、ゲーセンの外での価値が混同されてしまう。
 株式市場での動きと、株式市場の意義が混同されてしまう。

 経済構造を反映すべき指数とマネーゲームが混同されるようになってしまった。
 指標とすべきものの連続性が失われたのだから、もう少し冷静に考える必要があるのではないか。

 用心用心。

 逆にマネーゲームと思っていたら、ファンダメンタルズが言い訳にされてハシゴを外されてしまう、そんなこともあります。


じくまであこせきにんで


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