ココイチのカレーに影響を受ける
コメントいただきありがとうございました。
カキフライのお話です。
惣菜品のカキフライを買ったのでした。
もちろん半額でしたけど(笑)。牡蠣は寒い時がシーズン。
宗教的な理由で半額品です。
近くに来れば必ず手を出さずにはおれないという戒律ですww。
このカキフライでカレーを作ることにした。
作るったって、ただトッピングにするだけです(笑)。
つまり「ココイチ風」のカレーを作ったということです。
別にココイチに特別な思い入れがあるわけじゃありません。好きというわけでもない。
しかしココイチ流儀にに知らずのうちに影響されているというわけ。
ええ。
ウチはココイチカレー風、カキフライ・トッピングをやりましたとも(笑)。
さて、「ココイチ」というのは有名なチェーン店のカレー屋さんです。
あちこちの街角にあるチェーン店のカレー屋さんです。
上場企業です「壱番屋」(4630)。誰がこんな高く買い上げたのか・・・ww(謎)。
随分前からありますがアタシ自身が行ったことがあったかどうか、さっぱり覚えがないw。
でも、ここはよく店頭にサンプルをよく出してます。そのまんま作ったのを店頭に出している。
そのサンプルを見れば分かりますが、ココイチのカレーというのは基本はルーだけ。具なんかありません。
まっさらの、ただのカレーのルーとライスなのです。
そして客はトッピングとして具を追加注文する。
それがここのルール。お約束です。
もちろん、そのままプレーンなんて注文も出来ますが、それではまるで「カレー茶漬け」です。
具なんかありゃしませんから。
そこに具を選んで、フライだの卵でも何でもトッピングしてご自分のお好きなようなカレーを作ってくださいと、それがココイチのサービスのコンセプトということでしょう。
しかし、それにしても、なんで、牛丼があれだけの安い値段で売られているのにココイチなのか。考えてみればあそこは高いじゃないか。
アタシなんかはそう思ってしまうけど、根強いファンの人はいます。
バリューばかり考えてしまうアタシのような乞食ではなくてw、「今日はカレーが食いたい」とご自分の腹にちゃんと聞いて、食べたいものを食べる五郎ちゃんみたいな人がいます。
彼らはカネのことなんか考えない。
自分なりのバリエーションのカレーを創作しようと、トッピングの組み合わせに夢中になる。
考えてみればこれは、「孤独のグルメ」五郎ちゃんの好きな食い方なのです。
どうしてココイチをあの番組でやらないのでしょう。全く井之頭五郎向きではないかw。
アタシはあの「孤独のグルメ」を見ていて「あり得ない」と何度も思った。
色々と注文してしまい、ランチやディナーが4千円近いの。
セットの注文と大盛りにしたら同じものでも千円とちょっとで済むのに。
まあ、そこが孤独のグルメの「ワガママでいたい」という趣旨でしょう(笑)。
熱心にここ「ココイチ」のトッピングの組み合わせを考えたり試している人たちはいるようです。
それはそれは優雅に孤独に、そして有意義にwww。
アタシにはできない。できようもないw。
ランチなら1200円のフレンチのセットで贅沢。パンはお代わり自由は当然。もちろん単品の皿を別々に頼むなんてしません。
まあそこいくと女子なんて弁当なんでしょうけどw。
アタシにはトッピングでどんどん追加されていって金額が跳ね上がるのが許せません。
セットにすれば割引、ブュッフェで食えば食い放題。
まあ、そこは人それぞれですw。
こういうのって、いわば「オプション商売」なのです。先日に「型番」のことでお話したことと同じ。
それぞれの消費者ごとのワガママ、要望に応えようとする。
客をパターンに押し込めない。選択肢を取り揃えて待っている。選ぶ客は大人なんだ。
んーー、分からないでもないんだけど。
常々抵抗は感じていましたが、それでもアタシも「ココイチ流」というのがアタマに刷り込まれてしまっていたかも知れない。
それで気がついたら、こういうカレーもありなんだと思うようになってたw。
ルーだけ、後はトッピングを選ぶカレーというものです。
そうしてカキフライという材料を得たもんだから、つい迎合してしまったww。
カキフライをトッピングしたココイチカレー風です。
ルーをただ溶かして、トッピングすればいい。
手軽で、しかも惣菜がむやみな使われ方をしない。ありがたくいただけるのです。
アタシはこの発案に喜んだ。
ココイチなんて高くて行けないけど、そのスタイルを踏襲して味わうというのはある。
自分で作れば百円。店なら千円。
これは乞食のアタシには向いてるのではないか、と(笑)。
なーんてことで喜んで作り始めたものの、しかしそれが徹底できない。
そこが貧乏性です。どうしてもできない。
ただルーを溶かすなんて、どうしても出来なかったw(欝)。
衝動を抑えようとしたけど、どうしても自分が勘弁してくれないww。
冷蔵庫からタマネギを出す、人参をスライスしてしまう。
結局、やっぱりタマネギと人参、ニンニクまで炒めて焦げ目をつけてしまった。
いつものカレーのブツ切りにしなかったのはせめてもの良心だったのか(笑)。
なんとか大人しくルーを溶かして作ったものの正しくココイチ流ではなかった。ココイチはルーだけだからw。
シンプルすぎるほどシンプル。
トッピングなしでは「カレー茶漬け」になってしまうというぐらいの脅迫感w。
そういうココイチカレーにはできませんでしたwww(欝)。修行が足りません(笑)。
ともかく、出来上がったらカキフライをトッピングです。
これだって亜種、立派なココイチカレー風ではあると自分を慰めた。
そう納得したのです。
これでいくらするんだ? なんて。
笑いながら家内と話した。
それにしても、アタシはウチ食なのにどこかしら外食を基準にしてしまいます。
そのココロとはいったい何でしょう。
それは外食というのは多くの人が利用します。マスなものだから。
だから世界は広がる。
「おまえんとこのカミさんの料理は旨いよなあ」
なーんて言われてもそれは狭い世間に過ぎません。
そしたら、
「部長んところのお食事ってすごくゴージャスなんですって」
どうか。
そんな噂が立ってあちこちで言われた方が格としては上です。
要するに評価する人々の多さということ。それが「マス」。
だから、逆に料理を作る時、外食を常に想定してしまうというのはごく自然な心理なのです。
何も貧乏性から高級料亭に張り合ってみたり、「これが外食ならいくらだろう」なんて、そんなことを考えて悦に入っているばかりでもないw。
大勢の人々の評価を想定しようとするのは正常な感覚。
我々人間というのは社会的な動物なのです。
カキフライは温め直し、ちゃんとキッチンペーパーで油を吸わせました。
むしろ惣菜で売られていた状態よりよくなったと思います。
平皿にご飯を持って、ドロっとしたカレールーを流します。
ご飯の回りにまるでソースのようにカレーのルーが流れ込む。
そこに、ココイチと同じようにカキフライをトッピングした。
カキフライを乗せるのはもちろんご飯の上です。ここがポイントw。
カレールーが滲みてカキフライがジクジクしてしまったらしょうがない。
んーーー旨いw。
「孤独」ではないけど、だからってグルメでないということはないでしょう。
「二人のグルメ」、うっふん(笑)。
それからちょっといちゃついてしまったことはどうぞご内密に。
カレーのスパイスでちょっと興奮してしまっただけだからww
お・ね・が・い・www。
おそまつ
お届けしたのはイタリア発の最新ヒットバンド。
ひたすらおながいするロック。
なかなかカッチョいいですwww。
※ 手抜き料理のアイディアのひとつがここにあるかも知れません。
「今日はココイチ風カレーね」と言えばきっと納得してくれるはずだからw。
子供はそういう商業ベースのものが大好き。
彼らにはそれは社会が開いた扉。
だから彼らはガストとかショナサンとかそんなのが好きなのです。
マイナーだけど有名店なんて連れて行っても喜ばない。
「ココイチ風カレー」というのは殺し文句ではないか。どうか。
じくまであこせきにんで
