カニカマの美味しい偽装術
今日のお噺はご存知、「カニカマ」です。
ウチは大好きw。
あくまでアタシの想像ですが、あれはカニがよく採れるところ、それこそタダ同然でカニが安く手に入るような地域でもきっと食べられているものだと思うのです。
そのギミック性を楽しみにしてw。
カニカマはカニとはそれほど違う魅力があります。
フェイクな感覚に酔いしれてしまう、そんな感じがたまりませんwww。
世の中はフェイクと欺瞞、嘘に満ちています。
それを堂々とやり、我々はそこに加担して喉を鳴らす。その皮肉なグルメがカニカマです。
これぞ「意趣返し」というものではないでしょうか。
世間の嘘に敢然と振りかざした正義。
カニは高いのです。めったな食い方はできないんだから。
何も我々は嘘情報に揺さぶられるばかりではない。誰だってフェイクを楽しむことが出来るんだ、と。
これは市民権のような感じさえします。
ビバ!カニカマ!www(笑)
行きつけのスーパーでこのカニカマの業務用、とても大きなのが手に入りました。
普通のカニカマよりも巨大な冷凍モノです。
どうも、そのまま太巻きにするような長さです。大きい。そんな業務用食材。
回転寿司とかで使うものなんでしょう。
なかなか安くて、つい特売価格のまま買ってしまった。
いや、しかし正直に言うと一度は見送ったのですw。
一度は買わずに帰ってしまった。デカイから。冷凍庫が心配になった。
買ったのは翌日w。
「長考」してしまったことになりますw。
ちなみに「ちょうこう」とは将棋や囲碁の対戦で長く考えてしまうこと。何時間も考える。「長考に妙手なし」なんて言われ方もありますので、対戦相手が付き合わず中座してもいいはずです。
国会の「牛歩戦術」のような「嫌がらせ」ではありません(笑)。いよいよ総選挙w。
容量は1キロ、価格は298円という安さ!w
実は最初はすっかりその大きさに怖気づいてしまったのでしたが、考え直してアタシらは翌日に定価で買った。もちろん、定価ったって特売価格ですがw。
しかしこれ、最初は大量に店にあったものだから、アタシらはいつまでも残っているだろうと思ってた。モノが大きいからみなさんなかなか手が出せない訳です。
だからアタシたちは店の定価で買ってひとつ。
よしんば売れ残って値下げ処分されていたら追加でもうひとつ、ナンピンしよう。
我々はそこまで覚悟していましたw。
けれど完売。
そんな想定は無意味でしたw。
やはりみんな同じように最初は躊躇したのでしょうが、改めて自宅に帰って見直した人が多かったということ。
結局、みんなが一度は自宅の冷凍庫の具合を確認してから買ってったのですwww。
やることは人間だから同じということ(笑)。
アタシらが買った後、ほどなくしてすっかり売れていた振り返りのこと。
このカニカマの食べ方というのは、やはり「蟹」みたく食べるというのがよろしい。
だからアタシは「蟹酢」として砂糖を少し入れた酢を作って食べます。キリッとさせるのに塩をわずかに入れることもあります。
家内は「ドレッシングだから」と、今回はこれにトウバンジャンを加えてカニカマのサラダを作ってくれた。
しかし、これがまさに蟹なのです。
毎度食べてみるたびにこの感覚に驚かされる。
視覚的なことから味覚が惹起される。
カニを食っている以上の満足感がカニカマから得られるのです。
東アジアではこれが人気商品です。
タイスキとか、色んな料理に使われてて日本発のヒット商品となっています。
この「偽装技術」は彼らには真似できません(笑)。
アタシはちょっと前、ふと、このカニカマについて思ったことがあったのでした。
ひとつひとつセロハンみたいなもので綴じてあるカニカマというのがあります。確かそれは東洋水産のものでしたが、要はその食べ方なのです。
あのセロハンはどうするのか。剥がすのか、しゃぶりつくのか、どうするのかということ。
アタシはこれをしゃぶるといいと思った。そのまま歯で濾すようにして食べるとカニ感がいっそう増すと思ったのでした。
これは個別包装のセロハンという意味じゃない。きっとわざとやっているのではないか、と思った。
結局、メーカーに質問をしてみたのですが、聞く会社を間違えたw。
「ウチはセロハンで包んではいません」なんて、丁寧なご返事をただいてしまい(笑)。
そして、「セロハンは誤飲の原因になるから手で剥がして食べた方がいいでしょう」なんて、ご丁寧なアドバイスまでいただいた。
疑問はそれっきり。
あのカニカマを個別に包んでいるセロハンというのは何のためか、疑問は宙ぶらりんになったままです。
でもいいの。
だって、アタシがそう思うのだから、それでいいと思った。あれはカニの甲羅からしゃぶって食うという感じを演出するセロハンなのだ、と。
もう突っ込まなくてはいいのではないか、と。
それでいいのではないかとアタシはそう思った(笑)。
もう少しちょっと説明すると、カニカマの脚がひとつずつビニールの薄いセロハンで各個別包装されているメーカーというのがあります。それがまた固くビニールパックされている。
それはまるでカニの脚が個別包装されているような見てくれで、そのままセロハンをクチにつけて食べてみると、なんだかカニの脚からチュウチュウとカニの身だけを吸い取って食べる、そんな感覚が得られるのです。
それを狙ったものではないか、と思うのです。
カニにも筋みたいなもの、ビニールみたいなのが足に入ってます。
おためしあれ(笑)。
家内の作ったサラダは、赤ピーマン、タマネギ、ワカメ、大根、そしてカニカマを和えたものです。
大鉢で和えているうちにカニカマがほどよくほぐれます。
カニカマの繊維がまるでホンモノの蟹、ほぐれてるように見えます。
そうして家内のオリジナル・ドレッシングはカニ酢にトウバンジャンを加えたもの。
「カニサラダ」なんて、もし作るとしたらこんな贅沢はありません。他の蟹でカニサラダなんてなかなか作る勇気は出ないはずです。
・・・あ、いや、カニじゃなかった(笑)。これは偽のカニ。
でもなんだか、ついそう思ってしまうところがある。
誰でもそうだと思うのですが・・・www。
いやしかし、このカマって「オカマ」のことじゃないですわよ(笑)。
「偽装女子」みたいな意味じゃないw。
ちょっと通じるところはないわけじゃないような、あるような気がしますがwww(笑)。
おそまつ
※ 「偽装女子」なんて、LGBTの連中から怒られそうですが、、、そこはカマわないで(笑)。
だってオカマは女性じゃないんだから、「偽装」には違いないだろうと思うw。
まあ、そこは鷹揚に構えて日々を楽しんだらいいのではないか。
カニカマの「カマ」は「オカマ」の「カマ」なのかwww。
どうか。
「いやーねぇ、アタシ、オカマじゃないわよ(笑)」
彼らの中でそんなことを言う人がいる。
「じゃあなんだよw」
その突っ込まれた時のお答えがまた賢い。彼らはアタマがいいんだ♪。
「そーいうの聞く? 聞いちゃう? ダメよぉ ダメダメwww!」
なんて。
人の性癖なんて詮索しないのは当たり前のことですw。
じくまであこせきにんで
