暑い残暑こそ!おでん!
というわけで、先日は今年の冷やし中華終了の儀としw、いよいよ食欲の秋かと思ったのでした。
しかしやっと涼しくなったと思ったら、アタシの地域ではまた残暑がぶり返したのです。
なんだか暑い。
バむw。
この暑さは意外だ、というのはみんな同じだったのでしょうか、あちこちで「おでん」が安くなっていました。
どうやら「読み」が外れたところが多いようですw。
スーパーのおでんというのは、最近は具の「アソート」という感じで売られているのが普通です。
いちいち選ぶ必要もなくパッケージで買うとすでに色んな種類が揃っています。ダシスープなんかも添付されてたりする。
あとは野菜なんかを入れるだけ。
そうそう、もちろん卵も入れないといけません(笑)。
ああいうのには煮卵はあまりついてない。
ハンペンだのつくねだの、薩摩揚げだの、色んなおでんの具は各種入っています。
こういうスタイルというもの、昔はなかった気がする。
昔はお店に行ってひとつずつ好きなもの、そしてバランスよく見栄えがするよう取り揃えるようにして買っていたものです。
ちゃんと自分でおでんを「コーディネート」して、買い揃えていたと思います。
そんな昔の商店街にはおでんの具を専門に扱う店というのがあって、おでんの具が選んで買えたものです。
あるいはおでん屋さんに鍋を持っていって、お遣いにやられるなんてのもあった。
言われたものを持参した鍋に貰って帰ってくるなんてことも子供がよくやっていた。
おでんの具を売り歩くリヤカーみたいなのもよく見かけた。
みんな火が通っていて、そこそこ出来ている。仕上げは各家庭がやった。
野菜を入れるだけ。
結局はそこがポイントでした。
まあ、大根とかジャガイモなんて煮頃、食べ頃というのは好き好きです。簡単なんですからこっちで追加するほうがいい。
今はなんでもパックで手軽になりました。
そんな昔の情緒はあまりない(笑)。でも、「後は野菜」というのは今でも変わりません。
しかしそんな便利さの代わりに、我々は何が得られたのでしょうか。
それが問題でしょう。
それが歩きスマホじゃしょうがないww(怒)。
で、まだ残暑で暑いというのに、半額主義という宗教的理由から買ってしまったアタシ。
ダラダラと汗が出ることを想像しながら買うことになったのでした。
これは宗教的な苦行かと、せいぜい覚悟して買った。
ダシスープもついているタイプだったのでこれで大根や人参をシューします。
このやり方は鰤大根の要領です。
先に大根に味を滲み込ませておく。他のおでんの具はできているのですからサッとくぐらせるぐらい。
やはりこれをやっておくと大根によく味が滲みてくれます。
そうして準備を整えたらおでんの具を投入して、すぐに食べるのです。
おでんを買った時、和ガラシを切らしてたことに気がついたのは我ながら偉かったと思うw。
ちゃーんと買いましたとも(笑)。
ツクネやボール、ゴボ天なんか、ひと揃いずつ入っている優れものでした。
ダシツユは「名古屋コーチン」だといいます。
色は薄いけどコクがあって美味しかったです。
家内と二人で仲良くいただきました。
食べながらどうしたっておでんの具の話題になる。
タマネギを入れとけばよかったとか、色々と反省はある。
黒ハンペンなんて先日の五郎ちゃんの番組では「静岡風おでん」なんて食べてたけど、ウチの近辺では見かけない、とか(笑)。
そんな話をするのが楽しい。具のひとつひとつが話のネタになる。
そんなにアツアツの状態ではなかったからか、それとも和ガラシがツーンときてたからか、意外と汗だくのおでんということにはなりませんでした。
よかった(笑)。
もちろん、今、このおでんが入手できたというのには明白な理由があることでしょうw。
これからもう秋、涼しくなったと担当がおでんを大量に仕入れてしまったのですwww。
おでんとてナマモノですから、期限近くなれば処分します。
まだ残暑。
それで我々が食べることになったわけですw。
だから、これはまだ続きそうです・・・ww(汗)。今、どのスーパーにもおでんが山盛りです。
そしてもちろん、このおでん、二人ではやはり量があります。
我々は二日に分けて食べたのでした。
そうすると、散歩ついでの買い物に行くと、やはりまた追加の具が手に入ってしまうことになる。
スジが手に入ったのでまた追加しました。牛スジじゃなくてスジ、魚と小麦粉を練ったものです。
最近はおでんの具は品余り、ダブついた状態です。
だから処分品をいただき放題。
色んなスーパーに大量のおでんの具が並んでいます。これからますます処分され、洪水のようにやってくる!
それでもアタシはいただかなくてはいけないんだ!
それが本日のタイトル、「残暑こそおでん!」のココロなのでしたw。

ジャガイモも追加してみました。ホッコリして美味しい。
大根も追加しましたけど、やはりシューしなかったので予想した通りちょっと固かった。
あまり味ダシスープの味は滲みてません。
こういう野菜のおでん種、アタシはほ他にブロッコリーとかネギとかも入れたくなりますが家内は反対します。
「それじゃ和風ポトフだよ!」
なーんて言う。
おでんを四角い仕切りのある銅の鍋に各種入れて、好きなものを取って食う、なんてそんなスタイルがあります。
あの鍋、きっとお持ちのご家庭もあるのではないか。
あれは銅がピカピカしてキレイなんだ。
そして仕切りがあって、実に気が利いているモノです。仕切りには穴が開いていて、少しだけどお互いのダシが対流して混ざるようになってたり、色々と工夫がある。
熱燗用に穴が開いた脇の特殊なポケットに徳利を入れられるようになっているのもあります。
そのまま徳利を入れて熱燗がついでにできてしまう。
あれは魅力的です。
ママゴト的な楽しみがある。
リサイクルショップなんかでタマにお目にするモノです。
濁ったスープもあるし透明系のスープもある。
コンビニで食うことを考えたらあの鍋を買ってもきっと安上がりです。
・・・って、
ゆ、夢見ているのではないのか!www(笑)
二人でそんなことできるわけがない!
大家族ならいざしらず、二人でそんなおでん鍋なんてw、舞台装置だけでかくてどうだというのか・・・www。
ま、まあ、アレを使わない時は靴下でも入れとけばいいかも知れません(笑)。
仕切りのひとつずつにw。
アタシはおでんには和ガラシがあれば十分。
ツーンときて酒がすすみます。
おでんって、ご飯と一緒に食べる人もいます。
アタシはしないけど、それも分からないではない。
目の前に「ご飯の友」が入ったおでん鍋があって、好きなものを取りながらご飯を食べるなんて素敵な和風スモーガスボードでしょう。
そんなお店もあるのかも知れません。
ええっ? 違う?
「おでんとご飯なら店では皿に盛られたのを食べるだけ」
って?
えええぇぇぇぇぇ!
し、しかし、それだと、なんか病院の入院食みたいではないですか!(笑)。
まさか、脚のスジかなんかを痛めてしまい入院して、おでんでスジを食って雪辱なさっているとか・・・(笑)。
おそまつ
