DIY シリコンカバー
シリコンのカバーって肌さわりがよく感じる。あまり嫌じゃない。
☆
ゴムみたいにべたついてないし、柔らかさもある。
シリコン製品は最近は色んなところでみかける。
で、これを自作できるというのを見てからずっとやりたいと思っていた。
Youtubeで見た。こんなの。
ヤバい。動画は ょぅじょ なのだった(笑)。
混ぜて、こねて練って、ハンドルやグリップを自分で作ってカバーするというもの。
水周りのシール材にコーキングというのがあってあれとコーンスターチを混ぜるだけでできるんだという。一度動画で見てからやりたかった。
目的はキッチンハサミ。
前に重厚でよく切れるハサミをずっと使っていたんだけどとうとう柄のところからポッキリ折れてしまい、代わりを探してた。しかし気に入ったものがない。
ハサミだからと高くてもいいとも探すんだが、なんか色々と気に食わない。
キッチンハサミは結構色々と注文がある。ビニールを主に切るだけ。綴じてあるものを切るのがメイン。たまにカニを切る。それから肉を切るときもある。その使用範囲の幅が厄介だ。 だからと言って前と同じゴツいのを高い値段で買うのもいやだ。もう安く売ってない。
それで、やっとデザインで妥協して買ったのはいいが、指を入れるところがチャチい。ゴムカバーがすぐに取れてしまう。
要するに不満はグリップだけだというわけで、やりたくてしょうがなかった。
これをシリコンでカバーしてやれば良くなるとずっと思ってた。
実行。豆腐の空きケースを利用。
やり始めると随分とコーンスターチを吸う。いくら入れてもまるで固くならない。なんか動画とは違う。(汗) 動画はアメリカ人のだったからか、もしや違う材料だったかと少し心配になる。
入れても入れてもベトベトしたまま。
覚悟を決めて、よっぽどというぐらい入れた頃、やっとそれらしく固まっていった。結局、分量だけの問題だった。 思ったよりずっと投入するのはやってみないとわからない。
ハサミのハンドル部分をカバーしてやり、不器用だが覆う。あとは固まるだけ。
できるとなかなか猥雑さがよい。気に入った。
あまったのはこれまた前から気に入らなかったフレームの鏡をこれで覆うことにした。
色もつけずにそのまま白でやった。
どちらも気に入っている。つきものが落ちた気分になった。この程度が妙に気になる自分。
もちろんコーキングはメインに水周りの補修に使った。
今回はトイレの便器の下が汚れてカビているので、そこを掃除してから水が垂れてもすぐに拭けるようにコーキングした。最初は便器が据えつけられている土台がカビて、床下から腐っているのかと思ったが、どうも違うらしい。
男の小便が知らずのうちに跳ねて汚しているのだとか。 座りションべんなんかしたくないからトイレ掃除は自分でやっている。コーキングしたらその汚れはすぐに拭けるようになった。
これも気分転換に悪くない。
つまり、コーキング作業のついで、安くコーンスターチが入手できるついで、カバーしてやりたくなるものがちゃんとついでにあること。ついでが揃ってやっとできたわけ。遊びでやるのはもったいない。
で、コーンスターチ。
実は片栗粉みたいなもんだが、トロ味をつけるには三種類ある。
コーンから作るもの。それからジャガイモを原料としたもの。なぜかこの場合は馬鈴薯と書いてある。馬鈴薯ってジャガイモだろうに。
そしてもっと高級でなかなかお目にかかれないのが、カタクリから作るもの。料亭のレベル。
違いはある。
ジャガイモの片栗粉よりコーンスターチを使うほうが熱に強いようだ。ジャガイモの片栗粉は割とトロ味がすぐに抜けてしまう。味は変わらない。どちらかがパサついたりとかそういう違いはない。
カタクリは使ったというか入手したことがないね。
シリコンを他の材料で作ろうとするとどうなるか、それも知らない。
ああ、ひどく食い足りないオチになってしまった。(泣)
晩はマーボー豆腐にでもしよう。
