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糟糠の妻、愛を発酵させないで

 「糟糠の妻」という言葉があります。「そうこうのつま」。

 酒粕()や米ぬか(糠)やを食べて貧しさをしのいだという、そんな苦労をともにした妻のことを言う言葉です。

 糊口をしのぐ、塗炭の苦しみ、貧乏生活、半額上等w(笑)。

 妻やお相手はパートナーであり相棒です。色んなことをともに乗り越えてきた。


 しかしこれを足蹴にしてしまう連中の話が意外と多いものです。
 下積み時代、さんざん世話になった奥さんを放り出したり離婚したりする。

 タレント、役者、芸人、人気者になるとつい調子に乗ってしまうのか、よくない方に流されてしまうのでしょうか。
 「河原乞食」だけにw。


おそまつ





 そういうの、「遊びぐらいで止めといたらいいでしょうに」なーんてお話はよくあるwww。

 「不倫」というのはダメです。
 「糟糠の妻」の立場を踏みにじるものですからいけません。
 気持ちを傷つけてしまうのです。
 これまでの支えに感謝どころかツバをすること。それはいけませんw。


 だから「浮気」とか「遊び」。
 そんなのは、むしろそっちの方が可哀想。その子を弄ぶんだから。
 でも、そんな相手はたいてい若いから、納得の上で付き合ってくれる。

 不倫というのは遊びではありません。最初は遊びのつもりでもそうならなくなってゆく。
 気持ちが狂う、厄介なものです。

 「相手」として気持ちを入れてしまい、妻よりも、昔からのパートナーよりも一時の相手を尊重してしまうことになります。


 そこいくとゲイなんて、いくら乱れてるって言ってもそこはハッキリしている。

 あくまでもパートナーが大事。
 不倫には発展しない。パートナーとはちゃんと添い遂げるものです。

 まあ、添い遂げないと大変だという彼らの事情というのもありますw。


じくまであぶんだけの考えですが(笑)。






 しかしそれにしても、「糟糠の妻」って、なんか色々と突っ込みたくなる言葉です。

 まずこの「米ぬか」ってモノ。
 玄米を精米した後に出るいわば「残りカス」なわけです。

 もちろん件からのお話、「糠漬け」も同じこの「米ぬか」を使った調理法です。


 確か江戸時代のこと、白米というものが大いに流行って、カッケとか鳥目とか具合が悪い人が増えてしまった。
 それが「江戸病」なんて言われたと言います。
 我が国で精米技術が普及したのはずっと後のことでした。

 だから、それ以前には今のような糠漬けは我が国では作られなかった。




★ しかし「糟糠の妻」という言葉は中国の成語から来ています。

 すると、中国ではずっと古い時代から精米技術が普及していたということでしょうか。


 そうだとすると、中国ではもっと古くから「江戸病」に類する病気があったはずですが、それを聞くことはあまりありません。
 これは不思議です。

 要するに「精米技術」はなかった。
 「江戸病」のように、庶民が白米を食うということはなかったのかも知れません。

 精米技術なんかなくても、特権階級には手作業でゴリゴリとすり鉢ででも精米してあげれば足りた。
 そして特権的な連中ですからオカズも野菜も食べるものは豊富。栄養は偏らなかった。


 中国の貴族はそうした贅沢をし、そのカス、米ぬかを、奴隷同然の庶民が食っていたということかも知れません。

 古代中国でも支配階級や貴族と庶民との格差は大きかった。
 中国は今でも奴隷的な格差の国ですw。


 日本は古来の昔からこうした格差の少ない社会だったと言われ、早くから近代社会を築いていたと言われます。
 それが納得できるところです。

 だから「糟糠の妻」というのは日本の場合はどうか、糠(ヌカ)は食わなかったんだからw。





★ そもそも、米ぬかを食うとか酒粕を食うなんて、あまり我が国では聞かない話です。
 貧乏話というならアワとかヒエでしょう。おしんw。


 だから、「糟糠の妻」という言葉には誰でも違和感を覚えるのか、我が国では「糟糠の妻」を「糠味噌の女房」なんて言い換えたりする。

 いや、これは古女房を揶揄しただけで、「貧乏暮らし」「苦労時代」とはあまり関係がないとされていますけど・・・。
 しかし実際には同じニュアンスなのではないか。


 だって若い頃はどうだったでしょう。
 「古女房」になってしまうその昔、やはり旦那は駆け出しだったはずです。

 糠床だって、冷蔵庫に入れられるならイザ知らず、毎日ちゃんとひっくり返してやらないとたちまち腐ってしまいます。

だからその奥様と!
 せいぜい床を一緒にしてたでしょうにwww!!

 それを「放り出す」なんて、とんでもないこと!





★ いや、ともかく、「糠漬けなんて貧乏臭い」って、ごく最近まで思われてなかったでしょうか。


 タクアンなら修行僧の一汁一菜。沢庵和尚の連想でしょうか。

 対して糠漬け、これはは貧乏人が丹精して手間だけかけた貧弱なオカズ。必要なのは手間だけです。
 これで一汁一菜なら上出来ですw。節制もできて太らない。


 「糠味噌の女房」だって、不遇な貧乏暮らしを支えた功労者の表現と言えなくもない。


 糠漬けを「貧乏臭い」って感覚はちょっと前まであったと思います。

 今でこそ現代の健康志向にマッチして糠漬けも見直されているでしょうが、高度成長の頃なんて蕎麦屋の付け出しぐらいにしかならなかったはずですw。


 その頃、お姑さんが大事にしている糠漬けの壺を毛嫌いしていたニューファミリーの若い団地妻。

 その頃の若い奥さんなんて、「手が糠味噌臭くなって嫌だわ」と、きっと言ってたはずなのですw。





 しかし時は過ぎてコロナの時代、自分で料理は当たり前、外出自粛と、制限が多くなってきた。
 五輪が過ぎてまだまだこれから。

 糠漬けを作り、秋から冬には酒粕を買って粕汁で温まる。

 「糟糠の妻」はこれからではないか。


 それなら、それは今でも「貧しい」のかどうか。

 もう貧しくはないでしょう。ヘルシーで美味しい。
 「糠味噌の女房」も「古女房」でもない。
 あんな簡単なジップロックで漬けられちゃう(笑)もはや貧乏暮らしとしては違和感がある・・・。



しかし、そっ、そこのw! お、お父さんw!
 確実に髪の毛は貧しくなっているではありませんかw!

 景気の後退、前髪の後退。

 ワクチン抗体、頭頂部の後退。田園調布が暴落中ww。





 コロナでイライラしてお互いに「発酵」してやしないでしょうか。

 もう夫婦関係は爆発寸前でなかったりしないかw。
 やたらと文句をつけるクチを出す。
 モラルだケジメだ相手が言えば、一方は退屈だ発散だ、もう我慢も限界だ。


 ここは糠漬けでもやってみて、いっそ中に肉でも、リンゴでも茹で卵でも、ピータンでも入れてw、どんな味かやって味噌。
 涼やかになって、かつ客観的に味を見て、ささやかな驚きと楽しみの暮らし。


・・・そうして毎日食ってるものに感謝し感激ヒデキw。

リンゴとハチ蜜とろーり溶けて、しっぽりとクーラーの効いた部屋で汗をかいて濡れたらよいのではないか!


 愛を発酵させないで。
 自分のために相手はいるの。
 これまで相手と一緒なのはアタシのため。


そんな「糠味噌の関係」をあまり発酵させないようにしてください。
 愛も糠床も、発酵しすぎると腐るのです。


 これはそんなアタシからの遺言w。
 「糠に釘」では困るけどwww。


おそまつ


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