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渓流釣りでオトコの沽券を危うくしたこと

 先日の話。

 オトコというのは食料調達でドヤ顔、それが男性のアイデンティティ。だから料理にだってついマウントしてしまうという、そんなお話。


 しかし考えてみれば「釣り」なんて趣味にしたってオトコってのはそういうところが出てしまうものです(笑)。

 釣りもやはり獲物を取るという行為には違いがありません。
 そこにもやはり男性のプライドが見え隠れしてしまうもの。





 だからというわけではないでしょうが、「釣り師」というのは奥さんの制止や非難があっても振り切って釣りに出かけてしまう。

 「たまには家族サービスしろ」、なんて言われても釣り師は悠々と出かけてゆく。


 「週末に爪を短く切っているのは釣り師か色事師ぐらいだ」なんて話があります。「色事師」というのは「プレイボーイ」の古風な言い方ww。

 そのココロは、爪を伸ばしているとエサがつけにくいから。
 だから釣り師は爪を切る。
 そして「色事師」には女性の大事なところを傷つけてしまわないようとのエチケット、どちらも爪を切る意味があるというわけw。

 「釣りバカ日誌」なんて話もありました。



 奥さんが頬を膨らませてオカンムリ、それでも出かけてゆくその背には「俺は獲物をとってくる甲斐性がある」そんな矜持が隠れてるというわけです。

 そんな家の子供はたいていは男の子w。

 そして父親から釣りを教えてもらい、女房の扱いもやはり継承してゆくものです。


結婚相手は釣り師でない方がいいかも知れないwww(笑)!






 そんなアタシ、「釣り師」の端くれですらないですけどw、家内を連れて釣りに行ったことが何度かあります。

 ほとんど川釣りでした。
 アタシは釣れない川釣りが好きです。困難に挑戦するのが好き、という言い訳ができるw。

 海釣りなんて「何かしら釣れてしまうものだ」といいます。
・・・まあ、でも、海釣りにしてもほとんどアタシは魚を釣り上げたことがありませんけどw(汗)。

 それでもいいの、アタシはボウズなのwww。悟りきっているw。

 いえ冗談w。「ボウズ」というのは釣りで獲物が連れなかった時に言う言葉ですw。


 ヒラメを釣りをやってみたいとボートを借りて遠浅の海に漕ぎ出してみたら、海は揺れるもんだから船酔いしてしまい、ボートでずっと寝ていたことがあるw。

 正直、実はアタシ、釣りは好きでも得意ではない。

 その代わり、ネットの「釣り」には耐性があるw。


・・・おそまつ。





 釣りに家内を連れて行くとき、釣具は竿でもリールでも、家内の分もちゃんと用意はしてあげる。
 だけど家内はあまり釣りをしようとはしません。
 エサ釣りでもルアーでもあまりやりません。

 アタシが釣りをしている時、たいてい近くで河原で石を積んだりして遊び始める。
 水の流れを堰き止めたとか、ダムが決壊したとかw、脇に水路を作ったとか、可愛らしいことをやって熱中してる。


 あるいはボヤっとして、アタシがルアーを飛ばすのを見ているぐらい。

 たいていは夏の渓谷での想い出です。

 白い日傘をさして優雅に本なんか読んでいたことがあった。
 黄色いフワっとしたワンピースを着て岩に座って涼しい顔をしていた。
 その姿は「軽井沢婦人」みたいだったw。





 その時はわざわざバイクで遠出して釣りに出かけた振り返りのこと。

 公道の脇から川へ降りていって人のいない川で釣りをした。

 珍しく魚が何匹か釣れました。
 しかしすごく小さな、手の平に収まってしまうような川魚でしたww。


 それでも無駄な殺生はいけないと、火をおこしてその場で魚を食べることにした。

「おい。 薪を集めろ。」

 なぜだかアタシは威張ってしまうw。
 家内が薪になりそうな枯れ枝を集めてくる。
 そして火をつけて、枝をナイフで削って串を作って焼きました。


 塩だけは持ってて塩焼きにした。


 チーズのようなトロッとした食感、そして魚なのにハーブの香りを含む味でした。
 本当に美味しい川魚をありがたく味わったものです。





 さて、美味しくいただいて気がついたら夜が落ちていて、あたりはすっかり真っ暗でした。

 「帰ろうか」と、降りてきたガケを登ろうとしたらどこにも道がない(笑)。
 来た道が見つからないのです。

 あれ? 
 確かこっちから来たんだよな?
 あれ?ww(汗)
 あれ?www

「んーーーー、帰り道がわかんなくなった」


「えーーーーっ!、ダメじゃん!w(怒)」


 崖を降りてきた河原。道はずっと上です。
 それから家内に火の番をさせてアタシだけ一時間ぐらいは探したでしょうか。崖を登るのですがどこにも道が見つかりません。
 暗くて見えない。

 確かに降りてきた道は狭かったんだけどなぜか帰り道が見つからない。

 こっちからは木に隠れてしまっているのかと探しても、ない。
 降りてきた記憶も薄くなる。
 なんだかいつの間にか川に下りてしまったような感じさえしてきた。





 日帰りのつもりだったから懐中電灯さえ持ってなかった。

「もう危ないからここで夜明かしするか。
     火はあるんだし・・・w。」

「えぇぇえええ!・・・(泣)」


 もう家内は泣きそうになっている。
 そしてアタシを非難するように見た。

 アタシの面目は丸つぶれ。家内の非難する眼差しがズキズキと胸を刺す。


 魚や獲物を取ってやるばかりがオトコの沽券でもありません。
 安心安全、パートナーの身の安全を確保してやることも必要なのです。

 それがオトコというもの。

 それを思い知った振り返りのこと。





 結局、枝を集めて枯れたツタをぐるぐると絡ませ、たいまつを作った。
 大きなかがり火を作った。

 それを懐中電灯代わりにして、ゆっくりと下から崖のあちこちを照らして目を凝らした。


 そうしたら、まるで勘違いの方向、思い込んでいた方向とはまるで反対の方向に降りてきた山道を発見。


 こうして無事に帰路につくことができたというわけ。ホッとした(笑)。
 めでたし、めでたしwww(笑)。



 実はあの時はノンビリ構えて「夜明かし」なんて言ったものだけど、やったら命に関わったかも知れなかった。

 その数年後、その同じ辺りに熊が出て、釣り人が大怪我したなんて事件があったからw。


 夜明かしなんかしてたら熊の餌食だったかも知れませんwww。

 でもねぇw・・・、アタシはタバスコばかりかけていて、食べたらきっと辛いんだw。


おそまつ



※ 釣りももちろんビジネスになってますから、展示会なんかがあります。
 竿やリールなどの釣り道具や、周辺の便利品なんか、そんなのが集まる見本市は面白いものです。

 見本市ではちょっとした「余興」もあって、ルアーを飛ばして目的のところに正確に落とせるかを競うとか、コントロールやスピードを競うとかそんなのもある。

 ルアーの動きをガラス張りの水槽で見せるみせるとか、こちらがまるで魚になったような気分になる(笑)。

 アタシはそんなのを見たことがあります。

 アメリカはラスベガスでの見本市。


 日本でもやったらいいのにと思うけど、消費者の層、釣り師の層が厚くないとあそこまで大きなものはなかなかできないかも知れません。


 それにコロナでああいうのはもうなかなか難しい。



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