イヤホンジャックはいくつ付いている?
七月、大相撲名古屋場所、相撲観戦した時の振り返りのこと。
しかしもしかすると、これは今、五輪観戦している方にも関係があることかも知れません。
アタシはabemaTVで相撲を見ていました。
家内はYouTubeの「親方ちゃんねる」を実況でつけていた。
この番組は場所中、取り組み中だというのに取り組みそっちのけでお菓子だとか食い物の話をしながら引退した親方たちが和むという趣向ww。
リアルタイムでは熱戦の本割なのですがw。
変わっててなかなか面白い番組ですw。
家内はイヤホンして聞いている。
「俺にも聞かせてくれないの?」
「両方から音が出てると聞き取れないから」
「両方から音が出てても、俺はどっちも聞けるヨ。 一万円!」
「え? ええっ?」
「聖徳太子www!」
「えええぇぇーwww???」
なーんて、いや呆れた。すっかり一万円ときたら「諭吉」になったようですが・・・www(笑)。
しかしこのイヤホン。
なんだかアタシ、昔のことを思い出した。
両方聞ける人はそのまま聞く、聞けない人はイヤホンから音を拾うというスタイルがあった。そして耳の遠い人もイヤホンから聞いた。
確かテレビのイヤホンジャックというのは「二つの穴があった」そんな記憶があります。
間違いありません。
テレビやステレオ、ラジカセにはイヤホンジャックが二つあった。
それは、消音してしまうのとイヤホンと本体とスピーカーとの両方に音を流すのと、二つの種類のジャックがあった。
今はパソコンだとマイクとイヤホンのジャックしかないでしょうw。
いつの頃から変わったか、穴がひとつしかなくなった。
昔はテレビのイヤホンジャックは確かに二種類ありました。
もちろんマイクなんて意味なかった。
ひとつはスピーカーの音を殺さないでイヤホンへ音を流すジャック。
もうひとつはスピーカーの音を消すジャックでした。
耳の悪い年寄りはイヤホンで聞く、他の家族たちはテレビについてるスピーカーの音で聞く。
・・・覚えてる方がいるかどうか(笑)。
だって、アタシ、よくこれを挿す場所を間違えてしまい、イヤホンを挿したはずなのに音が消えないままだったりしたことがある振り返りのことw。
エロい音声、「エマニュエル婦人」なんかが流れてしまって慌てたwww。
そんな記憶が確かにあるのです。
アセアセと慌てて、ああこっちかこっちで音が消えるんだった、なーんてことがよくあったww(笑)。
その度に、なんでこんな音を消してくれないジャック、役にたたないジャックがあるのか、なーんて、不思議に思ったことが何度もあった。
今なら分かる振り返りのこと。
スピーカーから音を出したくないからイヤホン使うんでしょうが、って思った。
しかしそれは思い込み。
イヤホンで聞きたいからジャックに挿す。
本体スピーカーの音を消すかどうかは別問題なのですw(笑)。
その意味がやっと分かったのは今回のことがキッカケ。
音声をイヤホンで聞くというのは、何も「消音」というばかりではないのです。
こちらはイヤホンで聞く。でも外には音声が普通に流れる。普通のボリュームで聞ける人はそれでいい。
加齢などで音が聞こえにくい人はイヤホンを伸ばしてきて直接聞く。
こんな配慮、そんな常識が普通だった時代もあったということです。
考えてみると驚きのことです。
ステレオジャックからヘッドホンを使って大音量、ジャックが抜けてしまって近所中に響き渡るレッド・ツェッペリンw。
そんなことが普通になっていった。
いつの頃からかそんな風になっていったのです。
ヘッドホン用のボリュームツマミが独立していた、そんなステレオセットもあった記憶があります。
今は、そんな配慮が家電に少なくなった気がする。
むしろ今の方が昔よりなんだか配慮がない。そして壊れやすい。
レンチンする時、わざわざ時間を設定させる。それが手間。
リモコンの照明器具、カミナリの影響で勝手に灯いてしまう。
タッチパネルがこちらの指先の静電気の加減か反応がいちいち違う。
海苔を炙ろうとしたら上に鍋をのせないと点火してくれないレンジ。
イヤホンしないとエロビデオの音声はだだ漏れです。
その心配しかないとバレたからかwww。
昔の団地妻は旦那の留守中、動く洗濯機のカドにアソコを押し付・・・(略)
おっ!お゛ーーーーっっ!、ごっほっん、ごほっ、
ご、ごほごほん(笑)。 げほーーーん・・・ゴホン。
い、いやなんか、ちょっとムセったwww。
いやん(笑)。
おそまつ
※ いや、まあカドに押し付けられるよう気を遣ったわけではないんでしょうが(笑)。
昔の製品には哲学があった気がします。
今はすっかりどれも東芝的w。
どうにも情けない、モノ作り大国ニッポン。
