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「注文」という言い方はよくないのではないか?


 先日の「注文相撲」から考えること、本日はそんな考察であります。


「ほらオゴってやるからよぉ、なんか、なんでもいいから『注文しろ!」
※ ・・・なんだか嫌々オゴられてる感じ。ちゃんと「ご馳走」してw。

「なんだか、お前はいちいち『注文してきやがるなぁ・・・(怒)」
※ だって何か意見を言ってみろっていうから・・・。

「とにかく何んか『注文しとけって、俺はトイレ行ってくるからよ!」
※ どうせ適当なの注文すると怒るくせに・・・。高いの注文してもダメだしw。

「はぁ、また何か『注文入っちゃったよ・・・すげーウゼえ・・・」
※ さっきも作ったのに、同じのがまた。もう、まとめて言ってよ。

 などなどw。
 「注文」という言葉、その使われる場面をご想像いただきたい。

 どうにも、どれもみな、品がありませんw。思いやりがない。がさつです(笑)。


 クチのきき方として「注文」という言い方はあまりよくないのではないか。
 そう思って並べてみた次第ww(笑)。


 どうも「注文」ってよくないのではないか、良い言い方とは言えないのではないか。
 アタシは先日の「注文相撲」のことをお話しててそう思ったのでした。
 





 でも、「注文」ってのはただの「需要」とか「要求」、「発注」に過ぎないわけです。
 今風に言い換えればそれは「オーダー」です。
 そのどこが、そして何で悪いってんでしょうかw(笑)。

 こっちが欲しいものを所望して対価を払う。
 商売なんて、そもそもそういう取引です。それが普通のことでしょう?、と。

 でも、なんか違う・・・w。少なくとも我が国ではそういうのじゃない。
 アタシはそう思う。

 なんだか「注文する」ってことには「ワガママ」とか「我欲」みたいのが入ってます。
 それはあまり振りかざしてはいけないもの・・・と、我が国の文化ではそうとされているのではなかったか。

「マシマシね! マシマシ!」
「ツユダクで!ツユダク!
「大盛りで! そんでグリンピースは除いて!」


 なーんて(笑)。
 これ、ちょっと前から流行っている言い方ですが、アタシにはあんまり品がいい言い方には思えません。

 要求ばかりでは意外なサービスなんか考えられないことでしょうw。
 カネを入れたら出てくる自動販売機のようなもの。
 これが店との正常な付き合い方とはアタシには思えない。







 こういう「注文」というものですが、受ける方もする方にしても、この頃はなんだか履き違えている気がする。
 注文するにはもう少し悪びれたところがあってもいいかも知れません。


 だいたい日本では「愛想ぐらいよくしろ」なんて、そんな言い方が昔からありました。
 これは他の国ならまず文化としてあり得ない要求です。

 品物やサービスと引き換えに代金を払うのです。お互いが対等の関係なのです。
 愛想笑いなんて要求したらそれこそ異常者扱いされてしまいますwww(笑)。

 欧州なんか愛想なんか一切ありません。それが普通。
 「サンキュウ」w、それだっていい加減なもの、おざなりなものです。
 でも、それでいいのw。貨幣とサービスの交換なんだから(笑)。もしそこで客がゴネたら警察沙汰ですw。


 でも、日本ならそういうのはよくある話でありました・・・www。

「おい!よぉ! そんな仏頂面してメシ出してきてよぉ、なんか暗れえじゃねえか!せめて愛想笑いのひとつでもするってえのがサービスってもんだろ!」

 なーんて、きっと「寅さん」あたりなら言うことでしょう。

 でも、そういう愛想笑いなんて我が国では当たり前のことだからこそなのです。
 そして下品な人は逆に敏感ww。
 我慢しないでついクチに出して要求しちゃうというだけ。
 それが寅さんという「反面教師」です。

 つまり、本来は「注文」なんかつけちゃいけないということなのです。「注文相撲」につながります。

 





 「お・も・て・な・し♪」とか、誰が言ったか知りませんがwww(笑)、それはあくまで提供する側のココロづくしということ。

 だから日本ではあまり定着していないはずの「チップ」なんてものを旅館に泊まるとあげたりします。
 「心づけ」という言い方をして、今でも「世話になった」と仲居さんにお金を包んだりすることがあります。


 感謝したくなる「お・も・て・な・し♪」というのは向こうのココロづくし。あちらのやり方でやることです。
 あくまでそれは驚きのサプライズ。注文したわけじゃない。
 饗応する側が、その真摯なココロを見せたということになります。


 もちろん、それに要求なんかしちゃいけませんww。
 しなくてもやってくれる。
 そういうお互いの信頼がある。

 だからクチにしない方が品がいい。「注文」なんかしない。
 あからさまな要求はしないということです。

 だから「コース料理」なんてあります。「コース料理」は「選ぶ」のです。
 「心づけ」というサービスの判定をするからには、まずはやらせてあげないといけないのです。

 そこに「注文」って・・・、それはあまりにあからさまではないですかw・・・。






 「注文」しておいて、

「おい! なんだよこれぇぇ。肉が少ないヨォォ!」

 なーんて、まるで乞食です(笑)。それは誰だって分かるw。
 それはやっちゃいけませんw。

 つまり注文してしまうと、やはりお互いに程度の低い「取引」に成り下がってしまいがちだということ。
 心づけもヘッタクレもありません(笑)。


 それで納得できればそれでいいですw
 しかし、プライドを持って働いている人にとってはそういうお客は大事なお客さんではなくなります。
 カネを払っている側だって食べログ見たとかその程度の期待でしかない。

 あんまりいい関係とは言えないでしょうw。

 つまり「上等」なものではなくなってしまうのです。






 例えば、特殊な趣味の男性がいて、コスプレだかシチュのサービスを頼む。
 それは考えつくされたサービスなんですが、客は前のめりになって要求が細かい。

「いいか、君は看護婦だ。そして俺は傷病兵な、そして恋が生まれるんだ。」
「そーして寝ている俺をやさしくいたわって、つい下に手が・・・・(略)」

  おっ!お゛ーーーーっっ!、ごっほっん、ごほっ、

 ご、ごほごほん(笑)。 げほーーーん・・・ゴホン。

い、いやなんか、ちょっとムセったwww。

 ま、まあw、そういうシチュエーション・プレイというのはあるらしいんですが、なんかあからさまに要求しちゃうと自然ではありませんw。


 サービスする側もおざなりになってしまうでしょう。
 わざわざ役者が細かい修正をして台本に要求してくるなんて、滑稽でしかないのです。


 言うべきでないこと、「注文」が先走ってしまうと「おざなり感」が混じってしまうということはあるかも知れません。むしろ今は多いかも知れない。

 だから「注文」というのはあまりいい言葉ではない。よい言い方ではないのではないか。
 せめてココロの隅でそう思っておいた方がいい、アタシはそう思うのです。




 寅さんでもあるまし・・・ww、

「おいよぉ! これからこの小汚い店に妙齢のご婦人がいらっしゃるんだってんだ! ちっとは体裁を取り付くってくれよぉぉ!!」

 そんな話もありませんw。

 それならきっとサクラはきっというでしょう。

「お兄ちゃん、それはねぇ、心づくしのことだからサ、こちら次第なのよ。今はあんまり余裕がないもんだから、そこは勘弁してやってよぉ。ね?」

 なーんてwww。


 いちいち相手の「もてなし」に注文を入れちゃしょうがねえんですww。

 だから、もっと言えば「注文」には少し「注文する側」に不利なところがある。


 「ご注文は?」なーんて聞かれると不利なのですww。待たされた小次郎のようなものw。
 だからそういう時、いっそのこと言ってあげたらよいのではないか。

「お勧めはありますか?(笑) あればそれを頼みたいのですが・・・♪」

 なーんて。





 一流の店というのはたいていは「おまかせ」です。

 一流かどうかはともかく、アタシもそういう経験が多少なりともありますw。

 回らない寿司屋で大将も有名人、みみっちく味わって食ってたら頼みもしないのにエンガワを出してくれた。
 どうやらそれがその日に仕入れた格別に旨いネタだったらしく、まるで猫にでもくれるかのように握ってそっと出してくれた振り返りのことw。

 これをタダだと思ったアタシは実に愚かな馬鹿でしたwww。
 アタシは「注文しないと出てこないもの」なんて思っていたのですから(笑)。


 回転寿司でマグロの中トロを出してくれたこともあった。
 職人がマグロを中で捌いてて、偶然にいいのが取れたらしかった。アタシと家内は良い子にしていたw。

 「ほれ、これ、中トロですごくいいとこだから。食っちゃいなw♪」
 なんて言われて突然にレーン越しに出されたものです。

 もちろん、これも無料ではありませんでしたw。


 そこらの安い居酒屋にしたって、ちょっと前は「お通し」なんてものをよく出していたものです。
 あれは別に呑み代に乗せる抱き合わせ販売でもなかった。履かせた下駄でもなかったw。
 客だって「お通し」を選べたわけでもありません。
 まさしく「おまかせ」というココロでした。

 あれは「注文する側とされる側」という、おざなりで冷たい関係になりがちなことを少しでも薄める工夫だったのだと思います。







 「お通し」。あれは今は違うようですw。
 我が国はすっかり貧しくなったもんだから、そういう「おまかせ」というのを「不透明な商慣行だ」とする風潮になってきたらしい。
 まだまだ不透明な社会だというのに、こんなことだけ透明にしてもしょうがないんだけど・・・w。

 だから今は「お通し」を断れるのです。
 「お通しなしでもいいですか?」なんて聞くと「いい」って、必ず言ってくれるはずです。

 もちろん、そしたら愛想笑いもありません。期待もしない。
 心づくしもない。

 メニューにあるものを頼んで、その通りに注文をしてカネを払って帰る。

 味気ないではないですかw。
 と、そう思うのは我が国の昔からのココロです。


 「注文」ということはあまりいいものではない。
 そういう心構えぐらいはあったほうがいいかも知れません。

 そしたら、せめて家族の出してくれるものには驚きと感謝ができるではありませんか。
 意外なもてなしに感謝するココロ。


「ほぉ!今夜のこれは旨そうだなぁ!」

 って(笑)、
いや・・・(それ昨日の残りのリメイクだけど)、と、子供が親父を腹で笑うw。


おそまつ



※ 本日のお噺、もっと先が見えた。

 「注文住宅」ってお噺へと続く。

 もっと掘り下げたかったけど、アタシ、タダでさえ長いので・・・(汗)
 
 申し訳ない(笑)。


 それはまた次の機会に。

 おそまつ






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