性懲りもなくアサリを買う
こういうのは続くのです。
またまたアサリが安く手に入りました(笑)。
「貝類」が続くということになります。
大粒で30個ぐらい。80円でしたw。
一度「引き」があるとこういうのは続くものです。
これを拒否してはいけません。
せっかく続いているのです。
これを「最近、ずっと続いているから」なんて言って、やめたりしてしまうともう暫くはお得に手に入らなかったりします。
欲しくなっても暫くはもらえなくなってしまう。
これは流れなのです。逆らってはいけません。
やはり、
「流れに棹を挿す」
これは大事なことです。
有名な成語ですが、意味がたまに誤解されている言葉です。
「流れに逆らう」という意味ではありません。
「流れに乗りましょう」という意味です。
これ、使い方の例があまり巷間言われません。いい例がないから誤解されるのでしょうか。
例えばプレゼンなんかで最後に結びのキメ科白、
「やはりここは『流れに棹を挿す』といいましょうか、我々も積極的に乗り出すときです。キリッ」
あるいはタンカ切って押しまくる。
「やいやい、そっちは『流れに棹を挿してる』つもりなんだろうが、あ゛? リスクを被るのはこっちでい。ちゃんと見極めてもらいたいもんじゃねえか、あ゛?」
なーんて(笑)。
お子様の試験に出ます(笑)。
さて買ったアサリ、北海道は厚岸の大きなアサリだよ、お立会いw。
これは処分品ですから早速夕食のボンゴレにするわけです。
ボンゴレはこないだもやった。
いつもロッソかビアンコかという選択肢。アサリのパスタでは割とよくあることです。
つまりワインの赤か白かということです。
赤だとトマトを入れることが多い。白だと白ワインでの塩味。
ただのトマトソースを「ロッソ」とは言いません。
それはベースのポモドーロ・ソースというもの。
やはりロッソというのは赤ワインのこと。
そうしたら同じ白でも日本酒を使えばビアンコだろう、と、そんな話になりました。
納豆パスタ以外にはあまりやらない和風パスタですがタマにはいいかも知れません。
日本酒と醤油で和風パスタです。
バターを入れるのがミソ。少しトロッとしてくれます。
まずは細切りにした玉葱を炒めてまずは油を作ります。
鍋は深い鍋の方がいい。フライパンよりはアサリに火が通りやすい。
アサリはあまり火を通しすぎたくはありません。アサリが開いたら出来上がりです。
オリーブオイルでなくてもいいの。
エキストラバージンなんて香り付けなんだから。
玉葱はみじん切りが定番でしょうが、アタシはこれがアサリの殻に入り込んで残ってしまうのが気に入らない。貧乏性です。
だから細切りでやる。
コショウをしてピリリと炒まったらアサリを投入、日本酒を入れて蓋をします。
中でモクモク蒸気が出て蒸し焼きになる。
仕上げにバターを入れて、緑の彩りにはカブの葉っぱを刻んで入れました。
入れるのは火を止めてパスタを入れる直前です。バターが溶けるとトロっとしていかにも美味しそうなソースの見栄え。
パスタは細麺、1.4ミリです。
塩を投入してソースに移るようにします。
アサリから強く塩が出る場合がありますので調整します。
茹で上がり前に強いアルデンテのままソースと和えて出来上がりです。
さていただきます。
しかしなんだかここのメーカーは麺が太い。
1.4ミリの表示ですが1.8ぐらいの感じはします。
アルデンテですから歯ごたえがある。
モグモグと美味しいのは間違いない。アサリも大きい。
でも、家内が言ったのでした。
「なんだか、ウドン食べてるみたいだよっw!」
ああ、醤油ベースだしねw。雰
囲気がなんだかパスタと違うという訴え。
アサリの焼きウドンとか?
やっぱりボンゴレビアンコの方がいいね。
そんな結論になりましたとさ。
おそまつ
めいしくおしあがれ
※ まさに「貝塚」ができそうですw。
貝塚というのは古代人が貝を食い散らかして捨てた遺跡。
その生活の名残りのことです。まだ狩猟生活が中心だった時代。
しかし、アタシも我が国で貝塚を見たことは何度かあるのですが、どうも貝の形が違うの。
アサリも、バイ貝もツブ貝らしきものもありません。
石化していますから真っ白なのですが、貝の形は東南アジアで食べたのによく似ています。
「ハイガイ」というものです。
白くて小ぶりでチンマリとしていて。そして筋が入っている。
唐辛子炒めなんかにする貝です。
あれが日本の貝塚を見るとそれなんです(笑)。
もしかしたら日本はもっと昔は暑くて、あんな貝が沢山獲れたのかも知れません。
日本でも獲れるようですが、売られているのはあまり見かけません。
