シラける、ということ
別にまだ死語ではないと思うんだけど、「シラける」なんて言葉がちょっと昔はよく言われたものです。今はほとんど聞かない言葉。
つまらない。場が盛り上がらない。
突然に馬鹿らしくなった。
わざとらしくてノレない。
真に受けたら逆に身につまされてしまった。
冗談を言ったつもりが噛んでしまったww。
なんだかw・・・そんな時に使う言葉でした。
「ドッちらけ」なんて言葉、今は使う人はいない気がします。
西洋だとw、こういうのを「悪魔が通り過ぎた」って言うらしいんだけど。。。ww
この「シラケ」って言葉、いったいどうなんだろう、なーんてちょっと考えてしまった。
もう五輪話はみんなシラけてんだろう、なんて思ってるもんだから。
「アパシー」なんていう言葉もありました。
とうに古臭くなった言葉だけど、「政治的無関心」なんて訳された。
そんな言葉も昔はあったw。
政治のヤラセ、馴れ合った政治家たちの茶番にすっかりシラけちゃった、それでみんな投票にも行かなくなった。そんなことが言われた時代がありました。
いえw、今は違うでしょうw。
投票しなきゃ責任の放棄、どうなっても文句は言えない、そういうことが明確になっているんだと、アタシは思う。
ただ、それでも投票率が上がらないってのは、「無責任な連中が多い」ってだけw。
それはそれでいいのかも知れないw。
無理やりオリンピック開催されちゃったりするわけだし。
それはそれ。それぞれの人の「選択」w。
ともかく、この「シラけた」という言葉を改めて考えるとなんだか違和感がある。
いったいどんなニュアンスとしたらいいのか、今の時代からするとなんだか奇妙に聞こえてしまうのですw。
夜が白んでくる、夜が開ける。熱中から醒める。
シラミが涌く、オトコ所帯にウジが湧くw・・・。
アタマが真っ白になる(?)。
いったい、この「シラケ」って、いつから出てきた言葉なのかしら。
ホント、不思議。
よく分かんないw。
霧が出てきたように「ガスって」w見えない。曖昧糢糊とした感じ。
まだ言葉としては通用するかも知れないけど、ほとんど聞かれなくなった言葉だと思う。
もう人間が集まったり、みんなして同じモノを見たりする時代じゃないってことなのか。
誰かがわざとらしく盛り上げようとしても裏が透けてしまう。悪意しか感じない。
とうに「不治の病」じゃなくなった白血病から生還ってどーゆーこと?w それでオリンピックに出場させてもらって美談のつもり?w
「いやいや、それは違う」、なーんてご意見もあるかも知れません。
これはただの「ゲシュタルト崩壊」だと。
何度も何度も、同じ言葉を呟いていると認識が崩れていく。
慣れているはずのことが段々と奇妙に感じてくるという話。
同じ漢字を何度も書いていると、だんだんと訳がわかんなくなってくる。
その昔、年賀状とか出してて経験があるw。
特に日本は表意文字だからw。
アルファベットのように表音文字じゃない。「発音記号」的な文字じゃないから、なおさらw。
こういう、「慣れた認識を見つめ直してしまうと根底から覆る」というのがいわゆるそのwww、「ゲシュタルト崩壊」という現象なのです。
「いわゆるひとつの」って、これまた古過ぎてゲシュタルト崩壊だけどwww。
もう忘れちゃったwww?
昔はこういう言葉って、よく言っていたものだけどw。
なんだかバブルを境にして、こういう言葉はすっかり忘れられた気がする振り返りのこと。
シラけも、バブルの崩壊で現実になってしまったのかも知れない。
みんなが熱狂から醒めてみればその馬鹿馬鹿しさに愕然とした。
だって、まさに今回のオリンピックでは「バブル方式」なんて言われている。これも偶然とは思えない。タワマンだってバブルの残りかすなんだから。
今は無理やりにでもつながる時代。
孤独というものがない時代。避けられる時代。
だから「シラける」なんて言えば、群れから離れることになる。
だから言わない、考えないというだけ。
みんなで避けて表面上の関係だけは取り繕ってるつもりだけど。
でも、今はコロナ禍です。
そんな関係になりようがないと思うんだけど。
なんだか改めて思い出してしまいますwww。
そうして思うのはオリンピックのこと。
シラける開会式、シラける観客、シラける競技、シラける応援、シラけるメダル獲った選手のインタビュー・・・。
まあ、それは「不幸」でもない。
時代は変わるんだから。
かつては現実逃避してオリンピックをひたすら人生の目標にしたとか。
そして終われば枯れ木、ヌケガラのようになって、ドラッグに走ったり犯罪に走ったり。
結局は最初から人生終わってるなんてことがあった。
もはや何の意味もない。イベントのひとつってだけ。
そう考えるといい方向というのもあると思う。
五輪のバブルが崩壊してやっと正常化するというシナリオもあるw。
このままオリンピック開催したらいいと思うwww。
「胸騒ぎ、残し、月♪ 胸騒ぎ、残し、月♪」
・・・ってwww、そうじゃない。
「胸騒ぎの腰つき」だってぇぇぇぇ!!
あのシト、日本人じゃなかったらしいから、色々と発音的にも不自由だったのwww!
ゲシュタルト崩壊、恐るべしw!!
全く! 困ったもんよww!
でもこれ、「空耳」ってのとはちょっと違うのよねぇ・・・。
おそまつ
