目に見えない「鉱山」、訴訟費用
先日、「都市鉱山」の話をしました。
考えればその昔から、「日本中の道に落ちてるカネを集めたら億ってカネになる」なーんて話があった。
アタシも子供心に、それをなんとかできないものか、考えちゃったw。
最近、街で自動販売機の下、つり銭口を探りながら歩いてる子供を見ました。
なかなかいい心がけです。
アタシもよくやったものですw。これがなかなか集まった。
その独りの行動が人間を作るのだとアタシは思う。密かにエールを送りましたww。
拾得物略取だ、なんて、そんな固いことは言わないww(笑)。
こんな都市鉱山はまだいくらでもありそうです。
「宝くじの当たり」なんてのもそうです。当選したのに忘れてしまい、時効になってしまうものが毎年出ている話は有名です。
まあ、どうやってそれを探すのかは問題で、それこそ「宝くじに当たるようなもの」でしょうけどwww(笑)。
おそまつw
競馬の当たり馬券、あれも割とあるものです。
アタシは子供の頃、試しとばかりに拾った馬券を機械にどんどん通してみた。そしたら二万ぐらいのカネを払い戻せた経験があります。
100枚ぐらい突っ込んだら当たっていたのが何枚かあった。
窓口に行って「親に遣いを頼まれたんだがよく分からない」なんて言って、お姉さんに機械に通してもらった。
今ならもっと簡単でしょう。
もっと現実的なところだと、思いつくのが訴訟費用です。
これなんか司法書士の方にとっての宝の山になる可能性が大きいと思います。
あぶれた食い詰め弁護士もたいがいですが、今どき司法書士さんはもっと苦しいと言われます。
それでかどうか、最近は司法書士資格の活用が緩和され、裁判の文書作成、その代理人ぐらいはできるようになったはずです。
だからサラ金の過払い金の請求手続きも司法書士さんができるようになりました。
そこがミソです。
弁護士報酬よりも格安でやれます。
そこでこの「訴訟費用」というものです。
「訴訟費用」というのもやはり数億、数十億という眠った無駄なカネ、行き先知れずの宙ぶらりんのカネなのです。
よくメディアを賑わせた判決の記事で、「原告勝訴、訴訟費用は被告負担とする」なーんて判決文が報じられることがあります。
負けて賠償金を払わせられる。ついでに訴訟費用も被告の負担という判決です。
ところが、この訴訟費用は驚くほど請求されないままなのです。
弁護士センセでも、おそらくこの請求をしたことのある人は3割いるかどうか(笑)。
弁護士センセは肝心の訴訟の方が大事だとばかり、勝訴して賠償金をふんだくれば、訴訟費用のことなんかすっかり忘れてしまいます。
面倒なのでやってくれないということもあるかも知れません。
この訴訟費用ですが、弁護士費用のことではありません。あれは高いw。
その弁護士費用を相手に負担させるにはまたその請求訴訟をする必要が出てきます。
こっちの方は要は裁判をするのにかかった実費です。
印紙代とか郵送費、わずばかりの文書作成料や出廷費用、そんなものが認められていますす。
ちゃんと民事訴訟費用等に関する法律というのがあります。
長くなるのが日本の裁判ですから、終わってみれば十数万は弾き出されるのが通例です。
相手が控訴したりして公判が長引けば30万ぐらいになるかも知れません。
これを何故かみなさん請求なさらないままなのですww。
弁護士センセイにとっては面倒だし、自身の得る弁護士報酬からすれば微々たるものです。
それにこじれたから裁判になったのであって、そっちの問題解決にみんな集中しています。
だから請求されることがほとんどありません。眠ったまま時効を待つだけです。
これ、司法書士が代理人になって、いくらかの割合で回収すればどうか(笑)。
わずかの時間で出来る簡単な事務仕事です。
裁判所に郵送すれば自動的に相手に請求してくれます。
いや、別に弁護士さんがやってもいいんでしょうけどw。
でも弁護士さんがやってくれるとなったら弁護士の仕事です。手数料をまた取られる。
十数万の請求に半分も取られてはかないませんww。
司法書士さんだったら報酬を安く出来るでしょう。
いわば弁護士さんが判決を勝ち取ったおこぼれ、これを代理人になってもらってしまうわけですw。
もちろん、勝訴した原告を見つけて代理人にならせてもらう必要がありますが、2割とかそんなのでネットで告知すればいくらでも集まるはずです。
この訴訟費用を請求するための文書請求料、郵送費も含まれます。だからやっても損はありません。
裁判上の請求処理で、代理人になれる人ならいい。
募集をかけて仕事はパパッと文書作成だけです。
どなたか、おやりになってみてはどうかwww(笑)
とても面白いことになるとアタシは思うんだけど。
今時、裁判も明朗会計にしないといけませんww。
じくまであこせきにんで
おそまつ
