そっぷ型とあんこ型とは
相撲の言葉は面白い。
☆
日常で使われるようになった言葉も多くてどれも意味深です。
でも、よく知ってるつもりでも知らないものもあります。
相撲取りの体型を表現して「そっぷ型」と「あんこ型」なんて言葉があります。昔から聞いてはいましたが今場所でアタシは始めてその由来がわかった。
意味をそれほど取り違えてたわけではありません。なーんとなく分かってた。
こういうことを、昔なら「辞書を使って調べろ」なんて言われた振り返りのこと。
英語でも日本語でも、とにかく手元に辞書を置いといてすぐに調べるクセをつけろ、なんて言われたものです。
でも今はネットがあります。
瞬時に意味や由来、歴史だって分かります。
あまりに簡単です。
むしろ一冊の辞書に頼ってしまうんじゃなくて、色んな観点をひっぱってこれる。
しかしむしろ、知らないままでいて偶然に真意に出遭うことを楽しみにしてもいいかも知れません。アタシは最近はそう思うのです。
人と話さなければ誤解していたなんて分かりません。
そのために人と会話する。家族で話をする。
奥さんや旦那さんとお喋りをするのです。
「知らぬは一生の恥」でいいのではないか、と、思うwww(笑)。
人生は短いのです。
辞書程度で知ったような気になっても残念です。
だいたい、もし、「『目論見書』って『メロン磨き』だと思ってた」なんて、もし本当にいい大人が、それも証券会社かなんかに勤めててずっと思ってたとしたらwww(笑)。
こんな幸せなことはない。
「よくもまあ今まで気がつかずにこれたものだ」、アタシは感嘆もするしそこにある種の幸運さえ感じてしまうことでしょう。
「月極駐車場」という巨大な駐車場チェーンが昔からあって、それは全国的な規模でおやりになっている。
そうではない、子供の頃に気がついてしまった時、アタシはひどく残念な思いがした。
乳離れ(ちばなれ)、乳飲み子(ちのみご)、、、
大砲(おおづつ)、銃(つつ)・・・
いやww、これは何もアタシが巨乳の美女を前に自分の・・・
おお゛ーーーーーーっっ!、 ほっん、ごほごほ、
げ、げほげほん(笑)。 げほげほほん・・・ゴホン。
・・・な、なんかムセちったwww。
最近のことだと、「貼り付け」というの、コピー・アンド・ペーストのアレを「貼付(はりつけ)」と読んでて、ずっと使ってたら「ちょうふ」って読むんだと知った。
アタシはずっと知りませんでしたwww。
どこの飛行場だっwww!
頭が悪いから分からないなどと言わずよく考えればいい。本当に頭が悪いというのは考えないこと。
思考というのは深く掘り下げて考えることだと言われます。
それなら、知識だって同じ。人に触れて話すことの方が大事かもしれないのです。辞書を引いて覚えておくことじゃない。
「聞くは一時の恥」、そうして古来から聞くことの方が大事だと教えているのです。
それは「人に聞いてみること」です。
人に聞くのを嫌がれば辞書を開きます。
今ならネットでもっと簡単。何でも分かってしまう、分かった気になる。
しかし人と話してみなければ分からないことがあります。
今、コロナ禍で家族の会話は弾んでいるでしょうか。
独りのアタシは鏡を見て自分と話をしてきました。
知らないことを怖れる人はあまりいません。人前で恥をかくのを怖がるのです。
でも誰でも知っているように、知っているか知らないか、そんなことでその人物は計れない。
英語が使えても、論理性がなければ話にもなりません。
そうそうw、「そっぷ型」と「あんこ型」の話はしておかないといけません(笑)。
あれは力士の食べるものに掛けて言われ始めたもののようです。
痩せ型や筋肉質が「そっぷ型力士」、そして太って腹が大きいのが「あんこ型力士」です。
これは相撲解説者なんか文脈でアタシは自然に理解していたつもりでした。
そして、「そっぷ」はなんだかよく分からなかったけどw、「あんこ」なんてオナカにたくさんアンコが詰まっているようなイメージで捉えていた。
饅頭みたいな。
ところが、言葉の由来はまるで違うんだそうですwww(笑)。
「ちゃんこ」というのはお相撲さんが食べるものをみんなそう言うのだそうです。
だから別に「鍋」に限りません。
お相撲さんが食べるものはみんな「ちゃんこ」。正しくは「ちゃんこ鍋」です。
これ、「ご飯にかけて食べるものはみんなカレーだ」なんて、インドで言われるのとちょっと似ています。
「そっぷ」というのは「スープ」の訛った言い方だそうです。
昔はちゃんこ鍋は鶏ガラで出汁をとって作ったのが主流で、「そっぷのちゃんこ鍋」なんだとか。
転じて鶏ガラみたいな体をしている痩せ型の力士を表現した。
揶揄した言い方だったんでしょう。
「そっぷばかり食ってると太らないぞ。鶏ガラみたいな体じゃ勝てないぞ」
なーんて言って、そんなところから来たものなんでしょう。
「あんこ」というのも意外で、「アンコウ」のことだそうです。
アンコウもちゃんこ鍋に入れる具です。コラーゲンたっぷりで栄養豊富です。
転じてアンコウみたいにブヨブヨと無駄に太って、吊るされれば抵抗なく捌かれてしまうだけ。太っただけの力士を表現したわけです。
「ちゃんこ鍋のアンコウじゃないんだから、太ればいいってわけじゃない。
もっと稽古しろ」
なーんてwww(笑)。
要するにどっちも「悪口」なのですww。
今では、まるで力士の体型のタイプのように言われますが、どうも違和感があります。
だって丸々と太った力士でも強かったり弱かったり、筋肉がついたとか絞れてきたなんて言われる。
筋肉質の力士でも、技がないとまだ体ができてないなんて言われてしまう。
じゃあどーしろってのよぉぉぉwww!!
小兵力士が大型の力士を破れば拍手喝采。
大型の力士がぶつかれば迫力があると言われます。
大相撲はそんなバラエティを楽しめる。
だから、そっぷ型はそんな風に言われないように筋肉をつける。あんこ型力士も精進をして鈍いデブにならないようにする。
その「教え」につながる言葉なのでしょう。
炎鵬関はご飯が苦手だとか。でも、カレーなら食べれるでしょうに。
ご飯にかけたらみんなカレーだw。
おそまつ
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