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捨てるもんじゃないネ

 最近のこと、よく煮魚をやるようになりました。

 以前は照り焼き、グリルで焼くのが多かった。
 グリルで焼かれたパリパリになった皮が美味しい。大好きです。

 そこにちょっぴりの醤油、せいぜいレモンや大根おろし、もみじおろしぐらい。
 そんな感じでお魚をいただいていました。


 ところが、これをやると身が崩れてしまう魚があってどうにも格好が悪い。
 ムニエルや衣をつけてもなんだか崩れやすいお魚があります。
 「カッコが悪い」という、それだけなのですが、「食べる」という行為からすればちょっといただけない。

 私たちは食事をして栄養を補給しているのですが、同時に精神的な満足も得ようとします。
 
 ここ十数年、本当に食事が美味しい。
 それこそ涙が出そうになるほど美味しい。

 いったい、生きているうちに何回、この「美味しい」という喜びを私は味わえるのか。
 それを噛み締め、感謝していただいています。
 感謝って、何に?  いやw、ちょとわかんないけどw。





 美しく食べ、始末をつけ、充足したことを実感する。

 それがカッコの悪い食べる有様になってしまうと、なかなかそれが満足までに至りません。

 腹は足りているのに気分が締まらない。
 私たちが思い描いている「美味しい食事」という形からズレてしまっている、そう感じると、ちょっと物足りなさまで感じてしまう。

 だからそういう時、決まってなぜか次のものを食べたくなる。
 食後にお菓子を食べたくなる。
 いつまでもお代わりしてみたくなってしまいます。

 「まだ足りないナ」なーんて、そんな気分になってしまうというのは、食事の「仕舞い」、「ご馳走様でした」という、終わりがきちんとできていないからでしょう。


 だから、崩れた魚の身をつつくのは、たまに例外的なことならいいけれど、しょっちゅうだとヘコむ(笑)。
 「ああ、またか(欝)」なーんてww(笑)。




 それがキッカケで、アタシは煮魚にしてみたわけです。

 たいていの魚はみな同じ味付けで作ります。
 沸騰した出汁に投入するだけ。
 その魚の味、本来の味を引き出してくれるように願ってww。シンプルに。

 そうして、あまり深く考えもせず煮魚をやるようになったら、どれもことのほか美味しかったというわけ。

 煮崩れしたお魚はタラ、カレイなどでしたが、ホウボウ、キンキ、イシモチ、などなど、大きさが手ごろなものはみな煮魚で食べてみました。


 胸張ることでもないですが・・・w。

 ただ、ウチは少し西洋カブレのところがありますので、一匹の丸ごと大きな魚が手に入るとなぜか「アクアパッツア」になる。
 、、、そこはどうかご内密にww。

 アクアパッツアというのは西洋風の煮魚料理です。
 ニンニクやタマネギ、香辛料をきかせて仕上げに蒸らしたらオリーブオイルをかけて香りを立たせるもの。

 タコやアサリや海老を入れて、海鮮ごった煮にしてもいい、そんな自由度のあるところが便利な料理です。
 白ワインで召し上がれw。


 ともかく、煮魚を味わうと、それはなかなか奥が深い。




 焼き魚にして、焦げた皮や身をいただくというのも魅力ですが、煮魚には魚本来と向き合うようなところがあります。

 刺身よりもアタシはそれを強く感じます。

 刺身というのは切り方、包丁の入れ方、そんなのも大きな要素ですから、板前の腕前というのもあるでしょう。


 そこへゆくと煮魚の簡単な手順というのは、私がお魚に料理させられているようなものですww。

 ただ、さすがに鰤の煮付けというのはまだやってません。
 ブリは別格だと思うから。

 それにブリは鰤大根というものがあります。
 煮魚の世界で燦然と輝いて君臨なさっておられる(笑)。


 もちろん、今が旬のニシンでもいい。
 鯛なら醤油は薄めにする。
 イワシなら濃い目の仕立て。
 アジでもいい。

 たいていの魚は煮付けで美味しくいただけます。


 あらかじめ沸騰させたダシ汁に魚を投入するだけ。
 ダシ汁は少なくて大丈夫です。

 フツフツと泡が出てきて包んでくれますので、それで火が通ります。ひっくり返すなんてしなくてもいい。蓋を閉じているとなかで泡が包んで火を通してくれます。




 この、使ったダシ汁には魚のエキスが多少は出ているものです。

 沸騰したダシに投入するようにしないといけません。
 何回か、水の状態からタラを茹でて煮魚にしてしまったことがあるのですが、家内はクチにするとすぐさま「強い魚臭がする」なんて言う始末w。

 違いは歴然としたものということですが、ちゃんと作れば大丈夫です。


 私は最近、これを味噌汁のダシにするのを覚えましたw。
 それ以前は、煮魚の汁は全部回してかけて煮魚と一緒にいただいて残りは捨ててしまっていた。

 これをダシとして使わない手はないと思ったのも最近よく煮魚づいているからの振り返りのこと。


 家内はあまり「汁モノ」というのを好みませんが、味噌汁が美味しいとさりげなく最後まで完食してくれます。

 今日は「これ、美味しいね」と、珍しくクチに出して言ってくれたww♪。




 それでアタシ、これは昨日の魚の煮付けの残り汁を取っておいて味噌汁のダシに使ってるんだと教えたら、タイトルの言葉が返ってきた。


「なるほど。やっぱり捨てるもんじゃないネ」

 ・・・なんだか生意気で小憎らしいwww(笑)。


 家内が知ったようなクチをきくとアタシはそう感じてしまう。

 アタシが、搾り出すようにして経験から体得したことが、こうもあっさりと分かったような言葉で言われるとはw。憎たらしいw。

 そりゃあ、分かっている方にはそうなのかも知れませんが、アタシにはキッカケだの動機だの原因だの色んなものが必要だ。

 何も生まれてすぐに飛べる鳥ばかりじゃない。


 そういう、達観めいたことを聞くと、自分に歯がゆさを感じるものです。

 アタシはどれだけ回り道をしてそこに辿り着いたんだろう、なーんてww。

 自分を「歯がゆい」と思うのは、辿り着いたのが中途半端なものではないかと疑ってしまうからで、薄皮一枚で真実に触れただけ、そんな違う感じがしてしまうから。


 何百回もやって身につけたり、年月を経て修行して骨身に染み付いたものと、そうでないものの違いというのはこういうところにあるのだろうと思ったりします。

 いや、いくら煮魚を極めても、さすがに骨まで食べれるほどではないでしょうがw。


おそまつ




 食後のウィスキーなんて・・・どんだけ素晴らしいのか!



※ キレイに魚を食べるということ。 それは特に日本人ならではのことだ。

 苦手な例の外国人は、だから決して魚料理、煮付けや焼き魚は我々と一緒に食べようとしない。
 彼らは本当に汚らしく飯を食う。
 わざと食い散らかしていると思えるぐらいの汚さだ。

 箸使いがブキッチョというか、なんだかいい加減なのだ。
 自称日本人ということになっていても、彼らの嘘は簡単に分かってしまう。
 だからw、怪しまれないように魚には近づかないというわけか。


 「さXXら水産」という、定食屋と飲み屋を兼業しているチェーン店があって、そこに行くと面白い。

 しんこや漬物はお代わり自由、ご飯、そして卵も。

 劣等ホワイトカラーの昼にはちょうどよくて安いというので人気だったことがある。

 しかしあそこ、魚料理がほとんどで、連中は困るらしい。


 もしかしたらあの店ってのは、そういう連中のあぶり出しをするのに都合がいいと、そんな風に使われていたのかも知れない。

 なんだか安くて人気だった。


 今はあの店、コロナの影響でどうしているのかしらwww。


・・・ウィスキーが進みます。まだ肌寒いので厚着。

 ツマミはいらない酒だ。魚とは合わない。

 ジャーキーみたいなものなら合う。干鱈とか。


おそまつ



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