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チャンネルとダイヤルを回せ

 これで何度目か。
 なんだか最近、「リモート会議」にしようという話がやたらと多くなった。

 メールでのやり取りやプレゼン資料を回すんではなくて、リモート会議でやってしまおうというもの。

 まあ、確かに便利ではあるんだけど、なんだかちょっと違う気がしないでもない。


 面倒だからって、何でもリモート会議にしてやしないか(笑)。

 終わったら会議録というか、ちゃんと後でメモは作ってるんだろうか。
 後で回ってきたことがほとんどない。
 私は確認に概要をメールで送ったりしているのだが。


 特にリモート会議にしたのだから必要ないということだろうか。
 それとも、お互いにもう誰ともリアルでの接触などしなくて常にリモート会議にするとか。

 まるでSF映画のような世界の感覚だ。

 慣れている連中は現実離れしたこととは感じないのだろうけど。




 「リモート」ということで言えば、世の中に「リモコン」というのが普及して随分になる。

 その前はテレビは「チャンネルを回す」ものだったから、今でも一部では「回して」なんてテレビのことを言ったりする。

 若い世代はそれがなんとも不思議な感覚なんだそうな。


 テレビがその登場の最初になった「リモコン」は、画期的なものだった。
 それまではいちいちテレビに近寄ってチャンネルをガチャガチャと回していた。
 リモートでチャンネルが変えられるようになった振り返りのこと。


 テレビ画面など真近で見るものではないと、昔はテレビは離れて見たものだ。
 映画を見る時は明かりを暗くしたw。
 ウチは今でもその傾向があるwww。

 局を変えようとすればいちいちテレビのところに行かなくてはいけなかった。
 だから、昔はそうはチャンネルを変えたりはしなかった。

 いつからか視聴者は、コマーシャルになったら飛ばしたり詰まらない番組を切ってしまう権利と自由を得たのだ。


 私は家内と知り合った頃、プッシュ式チャネルのテレビを家内と並んで仲良く見た。
 その時、壊れたブラインドの枠を「棒」にして、チャンネルを変えることを思いついた。

 「これがリモコンな♪」なんて言って、私がそれでチャンネルを変えるようになると、家内はキャアキャア面白がって笑い転げたものだwww(笑)。

 テレビがチャンネルを回す方式からプッシュ式になり、やがてリモコンのリモート操作でチャンネルが変えられるようになった。





 「ダイヤルを回して」なんて言い方もあった。
 電話はダイヤルを回し、パルス信号の長さの違いで相手先の番号を特定した。

 我々にはまだダイヤル式電話の記憶がどこかに残っているのかも知れない。
 だから「番号をプッシュして」なんて、言わないのだと思う。

 「ダイヤルMを回せ」
 ヒッチコックの作品にそんな名前の映画がある。

 「M」となるようダイヤルを回せばそれが殺人の合図だというわけ。


 アメリカの電話はそれぞれのダイヤルにアルファベットが割り当てられていた。
 それで電報やらも送れたりした。

 「私のナンバーはアン! アンLoveよ! 電話して!」

 なんて、女の子が長距離バスの窓から身を乗り出して叫んだ。

 「ア・ン・L・o・v・e」と、割り当てられたアルファベットのダイヤルを回せばつながるというわけだ。

 ひとつの数字に3つ文字が割り当てられていて、同じナンバーを二回続ければ次の二番目のアルファベット文字になる。


 しかし日本人にはチンプンカンプンな話だった。
 昔はどこも黒い電話で、日本ではダイヤルには数字しか割り当てられてなかったからだ。
 あの時、電話できてたら運命は変わったんだろうか。


 やがてケータイが主流になり、ケータイメールが登場し、文字が番号に割り当てられることも普及していく。
 みんな、すっかり黒電話のことは忘れてしまったかも知れない。





 考えてみれば当時のアメリカは進んだところがあった。

 まず電話のナンバーに文字が割り当てられていたこと。
 次に自分の希望で好きな電話番号が手に入ったことだ。

 だからそうやって自分の電話番号を好きな言葉で作ることが出来た。

 まだ日本はナンバーは希望のものは持てないし、せいぜい自動車のナンバープレートが希望するものを貰えるようになったぐらいだ。


 古いモノは新しいモノへと代わり、想い出は記憶の彼方へ。

 赤みがかったウェーブ髪の女性は、私の記憶の中では今でも若く溌剌と微笑んでいる。



 今はプッシュする時代だ。
 あるいはクリックやフリックのようにして敏感なところを狙うww。回してなんかいたらマッサージだと思われてしまうだろう。


 そのうち「リモート」で逢瀬をするようになるのだろうか。

 体に働きかけるEMの端子を体中に埋め込んだデータ・スーツを着て、ネットの世界でお互いをまさぐり合うリモートのまぐわい。
 VRゴーグルで相手を見ながら、画面の相手に触ればその部分のEM端子が微細動して接触した感覚が味わえる。

 触られれた相手にも相応した刺激が送られて互いを感じる。

 抱きしめれば感触があり、リモートでも現実のようなものだ。

「テレイグジスタス」の世界は実現できる。


 しかし行為となると、男は飛び出しているのでそれでいいが、お、女性の方は・・・

け、ケホ。ケホ。ケホ。
 ゴ、ごほごほ・・・ごほ・・w。

・・・さ、幸いにも風邪ではないようだwww。


 
おそまつ




 
 今回の「チャンネル回す」の違和感は具体的にはww・・・
 こちら(笑) 


「つまんねえから、テレビのチャンネル回せよ」

「ええっ? 回せって何サ?」

「だから、番組を変えてくれよ」

「『変えろ』って、そう言えばいいじゃん 回せって何さ イミフw

「昔はチャンネルは回すものだったんだよw」

「し、しょうなのwww(笑)」

「ああ!そうだったろww!」

「でもチャンネルが回ったって何?ww 自動で番組が回ってたの?w」

「い、いや(汗) そうじゃなくてw チャンネルを回して番組を変えたんだ」

「違うでしょw 『ダイヤルを回したんでしょ♪ 昔の電話みたいにw」

「え? い、いや。 電話じゃないだろ。回しても戻っちまってたろw」

「チャンネルも先送りしてくと元の局に戻るよww」

「そ、それはそーだけれどもw ち、ちげーしwww」

今は回すモノなんかないんだからw。『変える』でいいじゃんw」

「fdふ3sお3□4x! 行う動作を言って、起こす出来事を表すんだよ!」

「じゃあアイスかざしてよww♪

「へ? 『アイスかざす』って何だよ」

「レジで買う時、スマホかざすでしょ! アイス買ってってことwww」

「う、うぜぇw。そんな言い方しねえわw! スマホなんか持ってねーし!」

「だったらww! ウチのは『テレビじゃないでしょ! ネットTVだよww!」

「あ、ああ。  じ、じゃあ・・・他の動画をクリックしてくれ。頼むw。」

「う、うんwww。」



おそまつ




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