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映画のお話、クロスロード

 今回は映画のお話をしようと思います。

 特に音楽が好きな人には堪らないかも知れない映画。

 一度見たら忘れられないR&Bでロックな映画w。

 紹介するのは「クロスロード」という、あのウォルター・ヒル監督の映画です




 ブルースの真髄を求めて青春の曲がり角を彷徨っていた青年。
 その青年がふとしたことから自分の志にのままに、ブルースの魂、そのルーツを追ってゆきます。

 最後には「虎の穴」のようなところでの勝負に挑み、青年は名声と賞賛か絶望と挫折への道を辿るか、自分の才能が試される。

 その最後のクライマックスシーンがとても気持ちがいいから。


可笑しくて嬉しくて楽しくて、、、リンダ、困っちゃうwww♪。




 音楽家は何かを犠牲にしている、という話はよく聞くことです。

 仕事のために私生活を犠牲にするとか、家族を捨てるとか、そういうのってあるものだけど、音楽はもっと別な代償が必要かも知れないと言われる。

 それは人としての公正さとか、実直さ、優しさ、思いやり、節度とか。


 決して褒められたものではない人間、そんな人間にならねばできないこともある、と。

 それが音楽というものの悪魔的な面なのだ、と。


 自分以外を人と思わないような傲慢さ。
 尊大で無慈悲な自己顕示欲。

 奏でるメロディのために他人がどんな目に逢っても気にすることはない。

 自分の音楽によって人が人生を狂わせられたとしても罪の意識などありようもない。

 やがて、拷問された人間の悲鳴でさえ「音楽的に面白い」なんて、そんな風に感じる人間になったりする。


 確かに、イスラム原理主義では音楽というのは危険なもので悪魔的なものだとされている。

 コーランこそが唯一無二の音楽とされているのよね。
 「人の心を揺さぶるもの」というのは危険なもの。


 まあ、そんな深いテーマも見え隠れしないでもないけど、本作品は理屈なしに楽しめるところがいいwww。





 そして、もうひとつのテーマと言ったらいいのか本作の「見せ場」から思うことで、映画ってこんな風な「起こり得ないこと」を表現するということがある。

 映画でよくあるのはフィクションとしてのファンタジー性よね。

 あり得ないようなトリックだったり超自然的なことだったり、偶然の物語だったりするけど、実は「ありそうでないこと」、「ほとんどの人が出くわすことがないような幸運」、それだって映画ならではの表現だと思う。


 音楽の演奏に関して、そんな光景を描いてくれたのがこの作品。


 「ギター・バトル」がわくわくするのよww。

 



 ギタリスト同士が演奏のバトルを繰り広げるなんて、ありそうでなかなかない。

 アンプだってあるし、バックが調子を合わせてくれないといけないし、聴衆にだって求められるものがある。
 「即興」なんて言っても、なかなかホンモノを見れる機会はない。

 だいたいの話、楽器ができる人たちって、実は直感的に演奏しているように見えて実はすごく緻密なところでやっているものなのよね。

 アタシたちみたいに楽器ができない人にはそう見えるというだけ。


 彼らは音楽の才能だけで楽器を自在に鳴らして、まるで風が音を奏でるようにメロディやリズムを奏でるように見えるけど。

 毎日のお稽古、毎日楽器を手にしたり、フレーズやコードを自分のカラダの一部にするという没入や日々の鍛錬というのがあるのだと思う。




 古今亭 志ん生ってそういうことを言ってたみたいw。
 先日、ちょっと触れた落語家。

 この伝説の昭和の落語家は、酒が好きでだらしなくて、気まぐれ気分屋で、なーんてイメージがあるw。

 だけどご本人は、「それはそう見せるのも芸だからで、そう思われてることは成功じゃなかったかと思ってる」なんて言ってたらしい。


・・・って、いったいホントはどっちなのよ!ww(笑)。




 ともかく、みんなが「一度は見てみたい」とか「そこに居合わせていたかった」なんて、映画はそんな願望をかなえてくれる。
 そういう「奇跡」っていう「ファンタジー」もあるのよね。

 私たちが目の当たりにしたらきっと涙が自然に出てしまうような、その奇跡の場面が誰にでも見れる。

 別に体から蜘蛛の糸が出てこなくても、目からレーザー光線が出てこなくても、ファンタジーってあるものだと思う。

 特にこんな音楽シーンではそう。

 コンサートを観に行って、もしほんの偶然のイタズラでそんな場面に遭遇できたとしたら、とてもラッキーで貴重なものでしょう。

 末代まで語り継ぐといいわよw。


 たいていは緻密に組まれた構成の中で、見たり聞いたりするもんなんだから。

 一瞬のそんな輝きを好きな時に見れるなんて、それは映画ならではのことには違いないけど、アタシたちはいつも奇跡のような偶然に囲まれて生きているというのは忘れたくないわね。


 なーんてw、ちょっとホメ過ぎちゃったかしらwww(笑)。

 場面は最後の「虎の穴」へと辿り着くシーンから始まります。


お楽しみあれw。




映画史に残る、「ミュージック・バトル」のシーンだと思う。

 おすすめwです




※ 「小森のおばちゃま」の話をしたもんだから、ちょっと好きな映画のことを思い出しちゃった。
 もちろん、おばちゃま経営のBarにも行ったわよ。

 防衛庁の真ん前のお店だった。


 子供の頃、アタシは映画が大好きで、淀川先生が来るというので行ってお会いしたこともありました。
 確か「ムーンレイカー」の試写会でだったかしら。

 映画上映後の講演だったから、みんなと一緒にどこかで見ててくれてたのかしらね。


 演壇から降りてきた小柄な先生の前に歩み寄ってご挨拶すると、淀川長治先生が握手してくれて、握ったらその手のフワフワとした温かい感触に驚いた。

 その手はとても柔らかかったww。


「まぁーー可愛らしい。映画好き? はい、はいw。もっと楽しみましょうね。」なんて言ってくれたw。

 彼がゲイだと聞いたのは後になってからだけど、それはすぐに分かったわよwww。






 それにしても、本文中で、「虎の穴」って書いたけどちょっと誤解があると困るわねw。

 「タイガーマスク」の「虎の穴」のことよ(笑)。
 もう昭和は遠くなっちゃって、アタシは心配だわw。

 その「虎の穴」というのはプロレスの秘密組織で、そこで練習を積んだのがタイガーマスクなの。そこから脱走した正義の裏切り者・・・だったかしら。

 「虎穴にいらずんば・・・」きっとそんな故事から取ったものでしょう。


 それが今や違う意味になっちゃってるかも知れないんだから・・・。

 「薄い本」とか、「BL」とか、「いけないフィギュア」とか、そんなのばかり売ってるお店のことじゃないですからw。

 まあ、もうドールとか、そっちの方が一番キャッチなことで、「薄い本」なんてもう古いのかしらねwww。


 老婆心ながら。






 小さな奇跡の積み重ねの毎日。

 なのに、触れられることも忘れ、見過ごしにしてしまう。

 懺悔の日々、後悔の記憶から逃れようとする。

 しかしどんなに苦しいことだって、奇跡のひとつだと気付けるなら、

 そっと手にとって思い出してやって。

 これからの先にあるものをきっと信じられると思う。

 流れ星のように消えてゆく私たちの日々に。

捧げ銃。 敬礼。


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ジャンル : 日記

コメント

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No title

これは、ベストキッドで少年役だったラルフ・マッチオと、超技巧派ギタリスト スティーヴ・ヴァイとのギターバトルシーンですね。
見応えのあるシーンでした。

あの、バカテクギタリストのスティーヴ・ルカサーは、3度の飯のとき以外はほぼギターを手にしていたと本人が言うくらい、ギターは体の一部くらいの感覚だったのかもしれません。

スタジオレコーディングのときは、もうリハーサルなしで一発録音が彼の信条だったとのことです。
ミュージシャンだけではないかもしれませんが、芸術家・スポーツ選手などは何かを犠牲にして自分の本業に心血を注いでいる
そんなところはあるでしょうね。

今回は興味深い映画の1シーンを ありがとうございました。



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