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スーパー噺、売り場案内

 スーパーの入り口の付近はたいていは野菜売り場になっています。

 スーパーというのは、あらかじめお客の流れを想定して売り場を作っています。
 お客が店内を回遊する動き、買ってくれるまでの流れを想定しているのです。

 「回遊」なんて言葉、実は最近はブログでも聞くことがあります。

 サイトを作るのにどんなデザインが一番親切か、読者が色々と見て回ってくれるにはどんなブログパーツがあるといいかなんて、色んな議論がされています。

 あれも同じこと。
 要は「買いやすいインターフェース」ということです。



 これはあくまでアタシの想像に過ぎませんが、野菜売り場が店頭入り口付近にあるのは「朝のお客さん」のための気がしないでもない。

 みずみずしい新鮮野菜を朝の買い物で見たらきっと欲しくなることでしょう。

 しっかり朝ごはんの浅漬け、お昼の新鮮サラダ。
 早朝のスーパーに行く人たちはそんな人かもしれません。


 まあ、そこは前日のものでも霧吹きなんかで水をかけているんでしょうけどw。
 そこはご内密にwww(笑)。



 生花なんかもこの辺りにあったりします。

 朝にスーパーでちょっと買って、生けた花を見て一日を迎える。ご隠居を起こして活けた花を見てもらう。
 穏やかで澄んだ空気、気持ちのよい日本の朝が想像されます。

 ポカポカした春近くの陽気が目に浮かぶようです。


 あるいは仏壇やお墓へ供えるとか。
 気持ちが引き締まることかも知れません。

 亡くなった人は新鮮な生花より乾燥した花、プリザーブドフラワーなんかが好きそうに思いますけどw。

 まあ、そこは我々生きている人間のためです(笑)。




 続いて魚、肉などのコーナーが並びます。
 一日で売り切ってしまう、そんな商品が並ぶコーナーをお客は回遊してゆきます。

 魚は鮮度が大事です。
 派手に捌いたりするのは昼ぐらいからでしょうか。

 きっと午前中なんかは届いた魚を丸ごと氷皿なんかに並べるぐらいでしょう。

 もちろん、この時間でも、丸ごとの魚は頼めば三枚下ろしや下処理をしてくれるはずです。





 昼ぐらいから客足が多くなれば、見習いみたいな魚担当のバイトでも下処理をやります。
 
 魚のコーナーは捌いているところをお客さんに見せることが多いものです。
 そうして見てもらえば魚の骨が苦手と言う人も安心。

 魚を捌く作業場所はいわばショーケースになっていて、捌くのが見れれば新鮮なものに目がない舌の肥えたお客さんが買ってくれます。

 「頭を取って」とか、「内蔵の下処理をして」なんて、声をかけると魚のコーナーの人がやってくれます。




 さすがにアタシの行くような遅い時間帯で、しかも割引した処分品だったらサービスで魚を捌くのはやってくれませんww(汗)

 それでも昔、アタシは図々しく半額になった魚を頼んでやってもらったことがありますw。

 それは太刀魚だったので、細かい骨を取るコツを知らないので難しかったのです。
 太刀魚は骨取りにはコツが必要です。

 それで頼み込んで、魚担当の人が苦笑いしながらやってもらった思い出があります。

 まだネットがろくろくなかった頃の話ですが、今はYouTubeを見て知って、太刀魚の骨取りは自分でやれるようになりました。




 最近はスーパーの魚は、みな宅配便で仕入れています。

 地方の魚屋さん、漁港の水揚げ場にくっついた商店と契約して直で取り寄せているのが最近の流行り。

 氷を詰めた宅配便で各店舗に届きます。


 豊洲でセリをして仕入れているスーパーなんて、まあちょっと聞きません。

 鮮度も水揚げして直送ですから場合によってはスーパーの方が新鮮だったりします。




 肉屋さんというのは捌くところはあまりお客に見せません。
 裏のバックヤードで解凍したその日の分を切り分け、部位ごとに値段をつけて売ります。

 これはロースだのバラだのミスジだの、あれはみんな肉屋さんの「目効き」でやっていることです。


「まさか、ロースという部位がそのまま取れるとは思ってないよな?」
「う、うんww」
「スネったって、生きた牛からスネを切り取ってくるんじゃないんだぞw」
「死んじゃうモンね・・・」
「そりゃあ、再生医療っつうもんはあるけどな」
「え! し、しょうなの!」
「・・・い、いや(汗)、モノの例えだ www」



 一頭を仕入れて冷凍庫に入れておき、それを細かくしながら売ってゆくというのは肉屋さんの昔ながらの売り方のスタイルです。

 それをスーパーは少し小さめの塊の肉でやっています。
 肉屋さんの仕事を省略した感じ。

 そんな細かい仕事になったからか、最近はやたらと部位が細かく選別され、値段が細かく違いますw。
 ドカンと肉を大きく切り分けて売るんじゃなくて、細かく部位を分類して値段をつけています。

 肉を捌く現場を見せないのは、やはり生々しくて嫌悪感を持つ人がいるからでしょうか。
 魚だってたいがいにグロかったりしますがw、日本ではそちらは誰も気にしません。

 それともそんなロースとサーロインを分ける目利きの現場を隠すためでしょうかw。




 モツだの腸だの、昔はタダみたいな値段で売られていたものは近頃はあまり手に入らなくなりました。
 特にスーパーは一頭買いではありませんから難しいのでしょう。

 それに売られていても高いです。
 「放るモン」なのに、そこそこの値段がついてたりしますw。

 趣味性の強いものということで足元を見てるのか、あまり安くはしてくれません。

 ヘタをしたらホルモンの方がバラ肉より高かったりしますw。





 そうしてお客さんが回遊し終わる最終コーナーです。
 ここにはパン屋さん、惣菜コーナーが待っています。

 いきなりここに直行する人もいますw。決まった時間を狙ってダッシュw。
 夕方には独身貴族たち、独居老人が集まります。
 乞食志向のアタシも見にゆきますww。

 お客同士が火花散る夕方の時間帯。まさに密ですw。

 このコーナーはどのスーパーでも確実に処分売りが出るコーナーです。
 パンも惣菜も必ずその日のうちに売り切らないといけません。

 それは古くなるかどうかの問題というより、作る人の人件費対効果ということでしょう。

 オーバーナイトしてしまったら、翌日は何をどのくらい作ったらいいのか、そんな話になってしまいます。




 惣菜とパン屋さんは人気のコーナーです。

 ここにスーパーごとの一番の特徴が出るところです。

 「インストア・ベーカリー」なんて言って、パン焼きのオーブンを設置してパン屋さんがその場所で焼いているところも多くなりました。

 焼きたてパンはいつでも人気です。
 あの匂いが店内に漂うとちょっと嬉しくなるものです。

 スーパーの売り場の中でも、「インストア・ベーカリー」は花形と言えるポジションかも知れません。



 惣菜コーナーは、自分のところで作るところと外の調理センターから持ってくるところがあります。

 自分のところで惣菜を作っているスーパーでは、処分品の肉を二割引程度のまま、半額にしないで加工して惣菜にして売るところもあります。

 そしてその惣菜をアタシみたいなのが半額で買う。
 つまり20パーセント引きの半額ということです。


 株の用語では「半値八掛け二割引」になんて言います。
 そこが底値の目安なんだとかwww。
 そうすると32パーセント、三分の一ということ。

 つまり半額になった惣菜の場合、最初に肉として店頭に並んでいた時の鮮度からすれば三分の一相当に落ちていることになりますw。

 ガクブル、、、アワワwww(笑)。




 ここのコーナーは人気ですから、ここら辺りに処分品をカゴに集めて売っているスーパーも多いものです。

 賞味期限の近い缶詰とか、調味料とか、乾燥した豆とか。棚卸し後の取り扱い終了商品とか。

 こうして周りきったところで、やっとお客さんは店内の中心を見て回ります。それがごく普通の回遊パターンです。

 店内の中心は醤油が切れたとか酢や砂糖が切れたとかに対応した目的のあるお買い物です。

 必需品、蕎麦やパスタ、コーヒーなんかがそれぞれの棚に分類されて並んでいます。

 そしてもちろん、「クック・ドゥ」もwww(笑)。




 「スーパー」の由来に忠実なのか、何でも揃うとばかりに雑誌や日用品なんかもスーパーには置いてあります。

 それこそ洗剤やタワシ、トイレットペーパーどころか、「ジャポニカ学習帳」なんかが置いてあるところもw。

 スーパーで「ジャポニカ学習帳」とかシャーペンとか、なんで売ってるのか。
 誰が買うのか。
 いったいどんな需要があるってんでしょうww。



 さすがに墨汁まであると、理由は誰でも分かりますww。
 これは近所の学校や児童たちを狙った品揃えということです。学校御用達。

 文具店でもホムセンでもなく、まさにスーパーマーケットに明日の時間割のために子供に「ジャポニカ学習帳」を買いに来させて、ついでにガムだのチョコを買わせようとする算段です。


 学校からソロバンの授業がなくなった近年といえ、スーパーの「ソロバン勘定」だけはばっちりなのですwww(笑)。

 
おそまつ


 
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