チーズフォンデュ鍋のこと
鶏のキモ、さんざん食いましてキモ三昧、続いてめでたく鶏つながりとなりましたw。
☆
鶏の唐揚げが手に入ったのでしたw。
こういう惣菜はタマに買うからよいとは分かってるのですが、手軽さに惹かれてしまいます。
「手軽に流されない・・・」って、いいの。揚げ物はww。
大相撲初場所中なので、見ながら鶏のキモとか唐揚げとかいただくという幸せw。
宇良は強くなって帰ってきました。すっかり体も大きくなった。
それにしても正代のあの首が据わらない風情はなんでかw。
いつも笑ってしまいます。
などなどw(略)。
さてこの鶏の唐揚げの惣菜、なぜか串に刺して売られていたのでした。
やたらと立派な串です。
鶏の唐揚げが串に刺して売られていた。
でも、その串の分を差し引いても安い。
惣菜の唐揚げはせいぜい100グラム120円ぐらいです。
それが半額ですから60円ということになります。鶏自体は安くて49円ぐらいですから、まあ加工賃として上乗せさせたとしても安い。
しかもこれはその上、串がついている。
お買い得だと思いましたw。
昭和の昔のこと、街の焼き鳥屋なんかではこういう串は回収して、洗って天日干しなんかにして再利用していました。
そんな光景を昔はよく見かけたものです。
居酒屋が仕込み中の昼に店先を通りかかると、串が天日にズラッと干されていたものです。
ちゃんと洗って干して再利用していた。
だから串は折ったり痛めたりしないようにと、客も配慮していたものです。
「ああ食った」なんて言って、バリバリと意味もなく串を折ったりなんかすると、顰蹙の目で見られたもの。
酒を覚えたての若造が暗黙の諒解やマナーを知らないのだろうと、大人たちに白い目で見られたものです。
他に鰻屋なんかでもよく串を干していた。
あれは特に長い竹串ですから、そりゃあ再利用でもしないとコスト高でしょう。
他にも、蕎麦屋などでザルのセイロの網なんかもよく天日に干してあったりました。
そんな下町の光景を思い出します。
リサイクルが発達していたと言われる江戸時代の名残を引きずった習慣は残っていた。
昔はあちこちでよく見られたものなのです。
昔はお日様に当てて、何でも殺菌消毒していたのでした。
わ、私はエコにはちっとは詳しいんだ!www
さてこの唐揚げの串、もったいないと、食べ終わってから洗いはしたのはいいのですが、さて何に使いましょう。
ちょっと悩みますw。
牛肉の塊なんか買ってきてサイコロ状にして刺してBBQみたいにするか。
「家の中でBBQやるの?」
・・・そう、確かにあまりうまくはありません。
「串揚げにする? ネギマ?」
・・・串揚げはウチはできません。
油で揚げるのはご法度です。
部屋が油汚れでベトベトになるからw。
ただ掃除が面倒なだけですがw。
「何に使おうか」なんて嫁と頭をひねった。
すると、
「チーズフォンジュなんていいんじゃない♪?」
なんて嫁が言う。
ああ、それはいいかも。
そういえば昔のこと、一度はやったことがあったのでした。
自宅で嫁と二人で。
そう言えば、あの時は大失敗だったのでしたが・・・www。
「チーズフォンデュ」っていうのは、スイスの名物料理です。
私もその昔、スイスは首都ベルン、店でお独り様フォンデュを注文し、すっかりフォンデュで酔っ払いゲロ吐く寸前になったことがありますww。
チーズフォンデュはブレンドしたチーズと、そのソースを緩めるのに白ワインをふんだんに使います。
それで頼むのもボトルのワイン。
店の閉店間際、その夜遅くまで、アタシはフォンデュと格闘し、ゲロしないようになんとか完食したw。
ア、アタシはこれでもチーズフォンデュには少しは詳しいんだ!www
・・・で、これを自宅でやってみたら、どんなだったかすっかり忘れてて、大失敗したというわけなのですwww(笑)。
それは「フォンデュセット」として売られていて、パックと小さな陶器の鍋がついたものでした。
「フォンデュセット」なんて、全てオールインワンのセットで売られていたものです。
それをウチお決まりの賞味期限、処分品だというので買ったことがありました。
陶器の鍋と金属の串、小さなアルコール燃料なんかもついていて、家庭で楽しく出来るフォンデュセットというもの。
「器は使い終わったらどうぞ使ってやってください」なんてのww。
立派にメイドイン・シュバイツ、シュイッツランド、つまり「スイス」ですw。
各種のチーズがあらかじめブレンドしてあって真空パックに入っています。
仕上げに白ワインを入れて伸ばせばフォンデュのソースができるという、まさに「「本格派」です。
輸入食材の店だったので、そんな上等のものが買えたのでしたw。
私たちは気合を入れて白ワインを買い、具材を彩りよく皿に並べて用意した。
さあ、フォンデュ・パーティーの始まりw♪
と、いうわけwww。
「これな、パンとか具を中に落としちまったら、隣の人にチューしないといけないんだぞw」
「しょ、しょうなのw?」
「ああ、大阪の串揚げ屋、二度漬け禁止より厳格なルールだ、みんなやる。」
「お、男同士でも、チューするの?w」
「おう、そうだw、徹底しないとわざと落とす野郎が続出するからな。」
「そ、そうだよねw」
「キモいだろ? わざと落として隣の美人にチューをせがむ男なんてw」
「う、うん」
「で、でも、一人で食べたんでしょ?w そん時はどうしたの?」
「そりゃ落とさないようにしたさ。ボーイが見張ってんだ。俺は一人のフォンデュ客だったからナ・・・www。」
「そいつが鏡を持ってたってんなら笑い話で済んだがナww 貞操の危機だw。」
「し、しょうなの!!ww」
なーんて、そんな馬鹿な話をしてw、二人でフォンデュ鍋をやり始めた。
パンはフランスパンをダイスに切ってちゃんと用意してあります。
アルコール燃料に火をつけるとワインとチーズが混ざったいい香りが立ってきます。
具を串に刺して鍋に漬けます。
「あれ?」
「う、うん??」
「なんか?・・違うな・・?」
「うん、なんか違うよ・・・」
そう。
我々はフォンデュをまるで勘違いしてたのでしたw。
「熱したチーズで具を茹でる」そんな風にチーズフォンデュを思い込んでいたのでした。
それは間違い。
チーズなんかでそうは具に火なんか通るわけがありませんw。
だから並べていた食材、タコや海老、イカ、豚肉、牛肉、みーーーーんな、生だった(笑)。
いつまでも「ナマ」なのですwww。
「ちっ、違ーーーーーうううう!よぉお!www」
「だ、だなぁぁぁあ!wwww」
嫁が気がついた。私も同時に気がつく。
なんてことw。
フォンデュのチーズで肉を茹でるなんて、どんだけ時間かかるってのか。
フォンデュのチーズソースが蒸発してどんどん硬くなってゆきます。
そこにワインを追加する、またソースがそれでぬるくなる。
具はいつまでも茹だらない。
まだナマじゃねえか!、じゃあまずパンを食おうぜ!
いや、お湯じゃダメだ! 白ワインを追加するんだ!
だめだ!またぬるくなっちまった!
いつまでも茹だらないぃぃぃ!
ぃぃぃぃいいい!
レンチンしようぜ! まだか!
いくぞ!
串にさせ!
火が通った具をまた串に刺せ! カッコが付かねえだろ!
うぁぁぁあああああ!・・・・。
・・・
フォンデュはチーズを具に絡める料理だ!
やっと気が付いて具を全てレンチン。
やり直したことは言うまでもありません。
しかし、その時は添付のアルコール燃料は残り少なくなっていた・・・www(涙)
すっかり忘れてた。
今更に思い出した、振り返りのことw。
私だって、スイスのむっちりした美女にフォンデュをふるまってもらったなんて、そんな経験があったわけでもない。
店のことなんてすっかり忘れてしまってた。
大失敗の巻ww。
「それじゃあ・・・。
ま、まあ、この鶏唐の串をどうするかだな・・・。」
こうして振り出しに戻ったのでしたw。
「ど、どーしゅるのっww?」
「この鶏の唐揚げを買ってきて、チーズフォンデュにすればいいんだよ」
「そしたらナマじゃないだろw あんなことにはならん」
「え?、だって、この串の利用法のことじゃ・・・www?」
「え? ・・・(汗)」
「と、としてふぁい・うふぅ!」
「え? え? 何!」
「・・・いや、俺にもわからんけれども・・・w」
おそまつ
めいしくおしあがれ
「としてふぁい・うふぅ!」
これはアタシの謎の言葉なのw。
ある日、酒呑みながら仕事してて、明け方まで文書作成。
ウトウトと寝てしまって、とうとう寝た。
翌日に作った文書を読み返すと変な言葉が打ってあって、こんな言葉があったというわけ。
でも、その時の文を確かブログにも書いたんだけどなぁwww。
検索しても出てこない。
なんで記事が検索できないのよ!
ますます謎になっちゃったwww(笑)。
