ラーメンの味について考える
ラーメンを作りました。
買い置きしているインスタントを使います。
味噌と醤油、塩とトンコツ、四種の味があって、どれも同じ値段で業務スーパーで売られています。
それをウチはストックにしています。
例の「ローリングストック法」って、「ローリングストーンズ」をもじったものですよねww。絶対にw(笑)。
インスタント麺というのはチープなオヤツ感がなかなかいいのです。
食べすぎもありません。
冷凍野菜や肉、卵などを入れてアレンジして食べるのがなにより楽しい。
「そんなのインスタントとしては邪道だ」なんて言う人がいます。
アタシの相棒が昔そんなことをよく言っていた。
色々とアレンジして具沢山、味を変えるのが楽しいのですが、
「それじゃインスタントにならないじゃないですか」
なんて、彼は文句を言っていた。
「パッケージに調理例なんて言って具が色々と乗った写真があるだろ」
アタシは反論したものです。
彼によれば、それはそのラーメンのイメージを伝えるためであって、インスタントというからにはいわば宇宙食のようなものなんだとか。
食料として完成されているんだと。
アタシのようにアレンジするのは邪道だといいます。
そのパッケージ写真なんて、それを見てメーカーがどんな味を作り出そうとしたのか、それを伝える意味だと言うのです。
つまりラーメンのパッケージ写真にサヤエンドウがあるのは、サヤエンドウのような緑の野菜が香るようなスープだからで、別に具として必ず追加しろという意味ではないのだ、と。
キャベツが入っているのも人参が写っているのも、同じ。
それらの野菜エキスはスープの味付けにちゃんと入ってる。
だから、我々は添付の「かやく」ぐらいで仕上げればいい。
ほとんど何も追加せず、そのまま作って食べるのが正道なのだと言います。
インスタント麺は具なんて工夫しないで作る方が本当は正しい、と。
ふーむ・・・www。
「・・・いちいち難しいのよ、アンタはw。
だからいつまでも彼女ができないんじゃないの?www」
アタシは密かにそんなことを思ったけど、そこはチャックw。
しかしインスタントというのはアレンジしても安心感があるのです。
ダイコンを入れたり、カボチャを入れたり、それこそ鶏の唐揚げとかコロッケなんか入れたり、変わったことをしても、みなそれなりの味になってくれる。
食べられなくなるということはありません。
それも色々試したくなる要因ではないか。
スープがちゃんと出来ているという安心感があります。
添付のスープならたいていラーメンらしく仕上がる。
ベースの味はめったなことでは崩れない。
「パスタを重曹を混ぜたお湯で茹でるとラーメンになる」、そんな記事をネットで見て、アタシはやってみたことがありますが、あまり「ラーメン」という気はしませんでしたwww。
微妙なものでした。
ラーメンをイチから作るというのは、なんだかややこしい。
難しいものなのです。
出来合いのインスタントラーメンをアレンジするなら安心です。そんな手軽に「中華麺」が味わえるのがよいのです。
インスタント麺の味は、私はいつもトンコツ味を選んでいます。
他の味はだいたい自分で出来ると思う。ちゃんと作れる自信があるw。
それでどうせならとトンコツ味を選んでしまうアタシ。
別に自分が好きかどうかは本当のところはよく分かりませんw。
だってお手軽なラーメンですから。
お得だと思って選んでいるというだけ。
それは言ってみればアタシのけち臭さ。貧乏性からの選択。
嫁の方は「塩ラーメンがいい」なんて言います。
アタシはそれには賛成はできない。
「塩ラーメン」なんてダシと塩です。
コクとかあまり工夫がないように思える。
損じゃないかw。
私はいつも反対します。
だいたい似たようなものなのでトンコツ味で勘弁してもらっているけどw。
どうしてもコストパフォーマンスを考えて選んでしまう。
お得感で選んでしまうのです。
そんなことを考えるのは誰しも同じらしくて、先日の非常事態宣言の直後、トンコツ味だけが売り切れていました。
ははぁ、なんて、アタシは我が意を得たりと思った。
みんなお得感で選んでいるなとw。
私は仕方がないので味噌味を買っておきました。
その味噌ラーメンを食べた。
味噌味のラーメンなので作った味噌汁をわざと少し残しておいて、ダシに使いました。
鶏肉を入れて添付の味噌ラーメンの素は少なめ。袋の半分ぐらいしか使いません。
添加物や人工の味は少しだけがいいw。
ゴボウとダイコンと人参、よく野菜のダシが取れた味噌汁の残りでしたから、自然なダシの美味しさです。
もちろん新たに野菜をたっぷり入れて、具もたくさんの味噌ラーメンです。
でも、そのままだとなんか違うと思った。
ちょっと野菜を入れすぎたかなw。
コショウを振って胡麻油を垂らしたら、やっとラーメンらしくなってくれた。
やはり油が必要でしょう。鶏はムネ肉だから脂がなかった。
味噌ラーメンというのはメーカーもスープに随分と苦労してる気がします。
確かに「味噌味」と言ってもそれはラーメンです。
ラーメンらしくないといけません。
味噌汁になってはいけないし、トン汁でも困ります。
ラーメンのイメージに合うように油が入って、しかも香りは同じ味噌味でも、どこか中華風でないと納得してもらえません。
開発の現場はなかなか大変なのかも知れないと思った。
美味しく食べるのにはイメージも大事。
目で見て思った味と違うと、たとえ美味しくても、その前に「なんか違う」感が立ってしまい、微妙に違くなってしまう。
油が入ってたりコショウが振ってあって、味噌汁でもトン汁でもない味わい。そんな中華ソバらしさを感じられないとピンと来ない。
「だから調理例の写真がパッケージにあるんじゃないんですか?」
・・・あっ、ああw、・・・そうか。
アタシはまた、インスタント麺のパッケージの写真を見ながら具が入っているつもりになって食うっちゅう、そんな主張かと思ってたw。
ウナギ屋の店頭で、その煙と匂いだけでどんぶり飯を食うみたいなwww。
なるほど・・・。
これは失礼したw。
そういや、前にこんなことを話したw この頃は暑かった。
おそまつ
めいしくおしあがれ
