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黒豆の金箔ちらりほらりと

 お節料理の黒豆はやはり大きめの黒豆がいいのです。

 「丹波の黒豆」というのが我が家の定番の黒豆ですが、なかなか安く買えない年もあります。
 値段の高いブランドですが大きくてとても威勢がよい素敵な黒豆です。黒い色もなかなか力強くて濁ってない。

 高いものですからシーズンの外れ、半額を見つけたら買ってストックしておくのです。



 圧力鍋でやれば黒豆を煮るのは手間要らずです。

 黒糖と塩、醤油、味を調整してから一度シューして、それから後は蓋をしたまま放置するだけ。
 それで自然な仕上がりのまま美味しく出来ます。

 コツはあまり急いで作ろうとしないのがよろしいかと(笑)。
 ゆっくりゆっくり放置プレーでw。




 この黒豆、ウチではたいてい毎年、こんな風に金箔を散らして飾っています。

 今年もお正月らしく(笑)。

IMGP5020.jpg

 この金箔は、確かバブルの頃、どっかで買ったのを持っていて毎年少しずつ使ってきました。当時は流行ったのです。

 それこそ日本酒に入れたり、贅沢にできる日を楽しんできました。

 そろそろ少なくなってきた。
 どうしましょう(笑)。





 豪奢な室町文化の昔もそうでしたが、江戸の時代でもそんな時代がありました

 装飾に金箔を多用し、贅を尽くした時代というのが日本には何度もありました。
 もちろん、飢饉などで節約令なんて奢侈が禁止された時代もあります。

 今ならコロナ、禁止しないのは理解できません。緊急事態であるなら個人の人権の制限というのは当然のことです。



 金箔というのは金を薄く延ばしたものです。
 それこそ極限まで薄く伸ばしたもの。シートやセロファンよりも薄いものです。昔は叩いて伸ばしました。

 これを漆器や、それこそ屏風などに貼り付けて使われました。

 まさにジパング、我が国、日の本の国というのは金ピカの国だったのです。

 「金色」というのは色ではない。それは眼で見るものではなくて心眼で感じるものだ、そんな考え方さえありました。

 まあ、それは確かにそうでしょう。間違ってはない。

 金箔やゴールドというのは、どうしても写真に撮れないものがあると思います。
 金色の輝きというのはどうしても肉眼の他では捉え切れないところがあります。

 前に色んな写真で見て知っていたはずの絵でも、本物を見てみるとまるで違ったりします。



 そんな贅沢な時代、殿様は日常的に金箔を散らしたお料理をいただいていました。
 「心で感じる」どころか食べちゃってた(笑)。

 太平の世と言っても、そこは殿様、ツキやゲンを担がなければいけません。

 殿様が贅沢しなくてどうしましょう。
 上に立つ者がケチ臭くしていたら民が飢えるもとです。

 ・・・と、これはまあ、今、言えばちょっと違和感がある場合もありますが(笑)。




 殿様と言えども用は足します。
 やはり厠、ハバカリ、トイレに行くわけです。
 金箔は我々の体では消化できません。

 そこで殿様がボットンとやったものをw汲んで、洗って水で濾して、出てきた金箔を集めるという専門の業者がいたのだそうです。

 江戸時代は今よりもずっとエコで、リサイクルもきちんと行われていたと言われています。

 その頃は日本は、すでに近代といってよいぐらい、文化的にも成熟したものが芽生えていたのでした。
 エコエコアザラク。エコエコザメラクw。



 似たような話で畳屋と金箔という話もあります。

 漆職人なんかが作業場で金箔を貼る仕事を熱心にしているわけですが、時々、この畳を張り替えようと畳屋が言ってくれる。
 無料でやってくれたんだとか。

 それはどうしてかというと畳の目に入った金箔を集めるのが目的だった。
 そんな話を聞いたことがあります。


 ウンコよりはずっとキレイなもんでしょうが、そうは集まらなかったはずです。それだから職人らも「おう、やってくれい」なんて応じたわけです。
 発想はよかったが、職人の腕をナメてもらっては困る、というわけ。

 やはりウンコをさらった方が効率はよかったでしょう(笑)。
 正月からちょっと臭いお話です。

 なに、新年早々からウンがつくwww。




 「金箔の漆」というと、まず私には加賀漆が連想されます。
 加賀百万石と言われる豪勢な地方の漆工芸です。

 私はその加賀漆の展示会に年に一度お呼ばれして、そこでお料理までいただき、人間国宝や特級の職人の漆の技を見せてもらっていたことがありました。
 そこで亡き岸朝子さんにご挨拶をしたwww。振り返りのこと。

 おいしゅうございますwww。




 そこにあるタンスは数百万、お重だって百万はくだりません。
 もちろん売り物でした。
 ある年のこと、その年は加賀漆の人間国宝の仕事が集められた年でした。


 そこに盆があった。
 今でも私の瞼の裏に、ありありと浮かぶ盆です。

 それはいかにも「漆黒」という言葉が相応しい、実に深みのある、深淵から浮かぶような見事な漆色をした盆でした。



 アタシは、息を飲むというのはこのことかと思ったぐらい。そのぐらいハッとしたものでした。

 なぜなら、そこにはさっと一筋、鳥の羽が金で描かれていたから。
 まるでふわりと、何気なく、力もこめず、一瞬にして描かれたような軽さがそこにはありました。

 いかにも鳥の羽らしく軽そうな、鳥が飛び立った後にフワりと空中から落ちてきたような、そんな絵が、漆黒の漆の盆のたったひとつのアクセントになっていたのです。

 見入っている私は値段など聞けるはずもなく。
 その限りなく重さを感じない、不思議な盆の重量感をただ眺めるだけでした。

 私の素敵な記憶です。




 きっと、あの人間国宝の仕事場の畳なんて、金箔などほんのわずかでも落ちているわけがないでしょう。

 まるで体から、自然に息を吐くように描かれていたのですから。

 そりゃあ、もし人間国宝が息を吐いて描けるよう、金箔なんか食べてそんな仕事をしていたとしたら、きっとウンコには金箔が混じってるでしょうけども。

 やはりもう水洗便所だったのかなww(笑)。


おそまつ


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