「お正月のフィギュア化」とは
嬉しくコメントを読ませていただきました。ありがとうございます。
「>載せたミカンも今やミニチュアのプラ製とは気が付きませんでした。」
いや、いやw・・・(汗)、私もだいぶ話を飛ばしてしまったかも知れませんw。
それというのも、鏡餅はいきなりフィギュア化したわけではなかったからです(笑)。
そう。振り返れば最初、あれは切り餅メーカーのサXウから、透明パックされた鏡餅が発売されたのが始まりでした。
それまではスーパーでも八百屋でも大きな鏡餅を買っていました。
それにその頃では何も家庭でも臼と杵でつくわけではなかったでしょう。もう「餅つき器」というのが登場して、今でも餅をついているご家庭もあると思います。
そこにサXウの鏡餅が登場しました。
鏡餅が透明なビニールでしっかりとパックされ、カビもせず乾燥もしないという商品でした。
それでカビはおろか、「鏡開き」の時機になって固くひび割れた餅を柔らかくしてお汁粉にするとか、水につけて戻すとか、そんな苦労をしなくてもよくなったのです。
言ってみれば、それは「鏡餅のイミテーション」でしたw。
サイズも小さくなり、その上には小ぶりの「だいだい」などが載せられました。
鏡餅の上にミカンが載せられていたのは、それこそ大きな鏡餅の時代です。
基本はみんなでついたようなお餅ですから、それこそ昔は鏡餅というのはサイズが大きかった。
三宝という鏡餅を載せている白木製、あのヒノキの台は八寸ぐらいですから、四方24センチあったわけです。
そこに載る鏡餅ですから大きい。ミカンぐらいがよい。
ちゃんとした三宝は今でも神社の祭壇などに見ることが出来ます。
フィギュアの三宝なんてよもや紙ですw。
サイズにしたって6、7センチ四方ぐらい。
フィギュア化は「ダウンサイジング」にも成功しているというわけですw(笑)。
6Pチーズの軽量化に成功したりスライスチーズの薄型に成功したり、鏡餅もダウンサイジングして、世の中は軽薄短小の流れを進んできた。
アタシのなんか、大き過ぎてもて余している!www
あーーーw、失礼w(笑)。
それだけ大きい鏡餅ですから、彩りにはミカンが載りました。
それが鏡餅のイミテーションが登場して、「だいだい」や「金柑」などを正月飾りから流用したり庭からとってきて飾った時代。
サイズは手軽に小さくなりましたが、パックに包まれていたとしても、まがりなりにもホンモノの餅ではあったのです。
今でも、鏡餅のフィギュアというのは完全なプラ製ですが、商品としては申し訳程度に中に小さなパックされた餅が入っていたりします。
こういうことは「フェイク」ということを考えさせます。
欧米の金持ちたちは、宝石を職人に作らせます。
その時、本物とイミテーションの両方を作ります。ご婦人方がパーティーなどにつけていくのはイミテーション。
本物の方は、自宅で鏡を見ながら独りで楽しむのです。これは有名なお話。
スワロスキーという有名なメーカーも最初はそんな商売でした。
しかし自宅に本物を持ってなくてもキレイに輝くならいい。
そうしてスワロスキーは今では立派なアクセサリーとして使われハヤされるようになったのです。
使い回した鏡餅のフィギュアは、翌年は中味はカラッポです。
でも鏡餅らしく飾れればそれでいいww(笑)。
完全に開き直った世界だと言えるでしょうw(笑)。
そんな鏡餅のフィギュア化ということがあって、アタシはおせち料理もフィギュア化したいと思っていました。
そんな振り返りのこと。
ウチは二人でお節を手作りします。
そして気に入った素敵なお重に詰めて新年を祝います。
キラキラした若狭塗りのお重です。
それより前はウチはオシドリのお重を使っていました。
若狭塗りは貝殻などキラキラしたものが埋め込まれた漆塗りで、とてもキレイなものです。
ウチのは昔の人間国宝が作ったお重です。
今、その息子は呑気に後を継いで一部の職人からはなぜか馬鹿息子扱いw。
相撲の中入り後、前半あたりに彼の若狭塗りを軍配にしている行司さんがいます。
しかし漆塗りの若狭塗りは地元産業としては今はすっかり廃れてしまいました。
それでどうなったか?
代わりに若狭は箸を一手に作るという一大業態転換を果たしたのですw。
あちこちのデパートでよくデモ販売もしています。綺麗な箸だと思うと、たいていその箸は小浜市のものだったりします。
コード番号、0770w。
新年を迎えるのにいいお箸を新調してもいいかも知れません。
(※ ここにamazoneの宣伝をペタリw)
そんな、素敵なお重に詰め込むのがお節です。
だから好きなもの、ご馳走だけを詰めてあげたい。
その定番のもののうち、ウチがフィギュアにしたいと思ったのは特にカマボコでした。
ウチではおせち料理その年の大晦日に買えたものを使います。
ギリギリになっての安売りの品を調理したりお重に詰めて祝います。
なんとか毎年、適当なものが安く調達でき、お重に詰めていますw。
そのうちでも、特にあのカマボコは白いのが彩りとしていい。
黒い漆重の中でひときわあの白さが映えます。
なかなか欠かせない要素だと思っています。
実際はカマボコなんてアタシは正月ぐらいしか食べつけません。
板ワサなんて言って、酒のよいツマミではあるんですけど、やはりアタシの育ちなのか特別なものと思ってしまいます。
貧乏性w。
正月のカマボコはアタシはとても好きで楽しみにしていたのですが、嫁はあまり好きじゃない、「実は昔から好きじゃなかった」とか最近になって云うのw(泣)。
カミングアウトかっwww
カマボコなんて酒飲みにはたまらないものです。
ワサビ醤油でいただくと、アレはなんともいいツマミになります。
ツーンとして一杯、ツーンとさせてまた一杯と酒を飲むw。
それが楽しい。
正月ならいっそう楽しいものです。
それこそ正月なんて一日中酔っ払っているものだし(笑)。
そのカマボコが嫁をあまり好きじゃない、飽きてしまうと嫁は言う。
困ったものですw。
そんなら、食べるのは嫁に遠慮して諦めるとしても、やはりお重の中の彩りは欲しい。
嫁が好きじゃないというカマボコはいっそフィギュアにして、毎年のお重に詰められないか、そんなことをずっと考えていた。
お重に詰めるだけでカッコもつきます。
ないとあるのとはやはり違うでしょう。
そんな師走も押し迫ったある日のこと、今頃の時分のことでした。
おせちの予約販売もそろそろ予約終了という頃でした。
店にサンプルのフィギュアが置いてあった。
海老とか伊達巻とか、みんなフィギュアでした。カマボコの部品もありました。
アタシはそれをジロジロ眺めて、「これいいなぁ」なんて言った。
そしたら嫁、なんと珍しく行動力を発揮してw、店の人と交渉を始めたのです。
「正月が明けてたら、いらなくなったカマボコだけでも貰えませんか」
だってw。
お前はそんなにカマボコが嫌いだったのかYo!ww(笑)。
残念ながら店の人には「メーカーにお返しするので差し上げられません」なんて言われてしまった。
そんならダメでしょう。いくら馴染みのスーパーでもw。
しかしアタシは、なぜか内心ホッとしたものですw。
考えてみたら、カマボコなんて折り紙でもいいような気もします。
レジンなんかで細工するとか本格的なことなんかしなくてもw・・・。
なにもカッパ橋なんかで買ってこなくても、タクアンで代用すればいいんです!
あれ? 確かそんな落語があったようなwww(笑)。
でも、やっぱりアタシはカマボコが食べたいよww(泣)。
おそまつ
