割れガラス効果とは何か
「割れガラス効果」、これは「割れ鍋理論」と、言い換えても同じかも知れません。
☆
いえ、ウチで先日に割れた鍋のことですがw(笑)。
「母さん、あれは好きな鍋蓋でしたよ」
・・・私の家に誰か遊びに来て、鍋をつついた客がその鍋にヒビが入っているのを見つけます。
すると、「ああ、この家は色々とルーズでダラしないんだナ」なんて思う。
そうして、次にはカネをせびりに来るようになったり、遊びに来た帰りにウチの文鎮なんかをこっそりと盗んでいくようになります。
どだい割れた鍋なんか使っているようなルーズな家ですから気が付きません。
それがどんどんエスカレートして・・・
そのうち、私に保険金をかけて・・・ガクガクブルブル、なーんて犯罪にまで発展する。
そんな理論ですww。
ってwww、正しくは違う例で説明されたことでしたが(笑)。
街の話です。
窓ガラスが割れたまま放置されているような家があると、そこでは確率的に重大犯罪が発生しやすいという法則です。
「窓ガラスが割られているぐらい放っておけ」住民が放置していると、スキがあると見られ、そこに犯罪者が入り込んできたり、大きな犯罪が起きやすいと言います。
そういう理論です。
まあ、だからウチの割れ鍋で話したことも同じような意味になりましょうw(笑)。
ウチの鍋でもガラス窓でも、そうたいして変わりはありませんw。
「割れたガラス窓」の理論ですが、これはアメリカで発表された心理学研究ということですが、心理学の定説というのはあまりアテにしてはいけないように思います。
人文学、経験学、それも人の心理を実証実験したというのですが、こういう学問は数値化された定量情報と例証との因果関係が曖昧で、常に注意が必要です。
そこには嘘、コジツケが入る余地があるでしょう。
人文系というのはインチキ臭い。よほど襟を正さなくてはいけないはずなのです。
そう。
実際、心理実験なるものが真っ赤な嘘だったことだってあるのですw(笑)。
かつて、集団を二つのグループに分け、看守と囚人という役割で「刑務所ごっこ」というのをやらせたという有名な心理実験があります。
結果は、看守は傲慢になり囚人をいたぶるようになり、人間というものは権力をカサに着ると暗黒面が出てしまうものだとやった。
ビデオに記録され、「人間の暗部をつぶさに明らかにした」と、その心理学者はブチ上げたのでした。
人というのは怖い。何をするか分からない。役割が与えられるだけで暴走してしまうものだ。人間の尊厳など人間は容易に踏みにじるものだ、と。
そうして全米が信じた実験でしたが、後になって、これは全てが仕込まれたヤラセだったことが明らかになってしまいます。
実験をした心理学者が描いたシナリオの通り、彼らは演じただけ、まさにヤラセだったのでした。
「看守役になったら傲慢で暴力的になれ」そんな指示があったのでした。
この心理学実験における歴史的なスキャンダル事件は、それでも都市伝説のように信じられ、今でも影響を与え続けています。
詐欺師のような心理学者が「人間がやりそうなこと」という妄想を「法則」だとデッチ上げ、売ろうとしたに過ぎません。
だから、この「割れ鍋効果」、もといw、「割れガラス効果」というのも眉唾には違いがないのですw。
この割れガラス効果の理論にも一種の結論があります。
いわく、「小さな犯罪を取り締まれば大きな犯罪は起きない」というものです。
この結論だけでもちょっとどうかと思ってしまう。
強引です。
割れたガラスが州や街の外から見えるわけではあるまいし、外から割れたガラスの多い町を狙ってわざわざ犯罪をしに来るというのもおかしな話。
あるいは、ガラスが割れた空き家なら誰か入り込んで住み着くのが今の貧困のアメリカ。
だいたい、割れたガラスの多い町はそもそも貧乏なのです。
治安にスキも何も、入り込みようがありません。
そこにどんな凶悪犯罪が入り込む余地があるでしょうかw。
小さな犯罪ばかり取り締まっていれば、警察のリソースがそちらに割かれて、逆に組織犯罪が横行したりはしないでしょうか。
・・・人文系というのはどうにも胡散臭い。
最近、日本学術会議の一件でつとに思うことです。
ウチの「割れ鍋理論」にしてもそうです。
これにも別のストーリーがありますw(笑)。
割れた鍋を見た客が「この家はあまり小さいことを気にしない家なのかな」なんて思ったところへ、嫁が綴じた蓋で蓋をして、「もうすぐ煮えますからね♪」なんてやるw。
その客は、ギョッとして「これは奥さんが金継ぎしたのですか?」なんて聞く。
「はい」
「割れ鍋に綴じ蓋の家」というわけですw。
わざわざこんな蓋を。
蓋を金継ぎするぐらいなら百均あたりで買ってくればいいでしょうに。なんでこんな土鍋なんか大事にしているのか・・・
どうみても安っぽい土鍋なのに、なんでこんなことをしているのか。
なんだか怪しい、疑惑は深まりますw。
二人で組んで別な役割、割れた旦那と綴じた嫁、そんな演技をしているかも知れない、なんて思います。
どうにも油断がなりませんwww。
そうして、客がよく見ると、あちこちにこれ見よがしに綺麗な文鎮が置いてあったりします。
いかにも値打ちもののようで珍しい文鎮ですww。
しかしなぜか無造作に棚に飾ってある。
バカラだったりすれば値打ちもの。もしかしたら骨董品かも知れない。
それがなんでこんな風に無造作に飾り棚に置いてあるのか。
これは罠かも知れない。
客はようやく気付きますw。
ヒビ割れた鍋を客に出すくせに、蓋は金、わざわざ金箔で継いである蓋なのです。
この先、どんなトラップが待ち受けているのか。
もし、帰り際にポケットに文鎮をくすねようものなら、後でどんな値段を吹っかてくるか、分かったものじゃありません。
これすなわち、「割れ鍋に綴じ蓋理論」、怪しい夫婦を判別する方法。
そんな理論でございwww。
なーーんて(笑)。
おそまつ
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