言葉を節約しないで
ウチの嫁がまさにそれなのです。
☆
アタシと話す時に言葉を使わない。節約しているように思える。
省略して全部言わないようにするの。
アタシはこれを「お前はいちいちクチを節約する」なんて言って、よく非難してきました。
最近は優しくしてるけど(笑)。
だって、アタシに向かって話す時が赤の他人に話す時より言葉が少ないってことでしょ。
なんで? ひどいと思わないの?
省略されてアタシが可哀想と思わないの?
大事なヒトでしょ。
ってww。
まあ、大事かどうかなんてこちらが言ってたらしょうがないですが。
これって世間的にもよくあるはずです。古くて新しい話。
そーいえば前の記事で、「古くて新しい」なんてお話したことがありました。
記事はこちら。
「古くて新しい議論」とは
話をしていて、テーマが深くなって随分と広がりました。
「言葉を節約する」なんて、「ちゃんと話さない」と言い換えたら一般的なことだと分かります。
旦那が「風呂・メシ」しか言わないなんて昔から言われていたこと。
裏返事して、まともに答えない旦那、夫、爺さん。
そんで後になって「きいてなかったぞ」なんて怒り出すわけです。
あるある旦那www。
爺さんが婆さんに言います。
「アレ取ってくれ」
「はい? アレじゃわかりませんよ。なんです?」
「だから、アレだ」
「だからちゃんと言ってくださいよ、なんなんです?」
「頭に乗ってるのに自分で気がついてないメガネだよ」
なーーーんてwww、小噺にもなりゃしませんw。
嫁を叱ってた私、
「いいか、ちゃんと片付けとかないとダメだろ。」
「うん」
「わかったか。」
「うん」
「出しっぱなしにしてるからそういうことになるんだ。」
「うん」
「わかったら、そう言え。」
「わかったよ」
「・・・だから、これからどうするんだ?」
「わかったったら」
「・・・なんで怒られたか分かってんのか?」
「うん」
「だから何でだ?」
「わかったよ」
「(プチッ)、ち、違-----うっ!だッろっ!」
「分かったらちゃんと何が分かったのか言ってみろYo!」
「自分でも訳が分からなくなってるだろうに」
「言われたら、復唱すんだ」
「復唱なんて、そんなのしないもん」
「だーーかーーーらーー!、そんなら。何でお前は叱られたの?」
「・・・転んだから」
「ほらっ、!キタコレ! そうでしょっ!しょうなのっ!」
ピキピキ
「それだよ!なんで叱られたか!もう判んなくなってる!」
グチグチ
「違げーだろ、出しっぱなしにして放置してたから転んだんだろ?」
ネチネチ
「だから苦言を言われたの、それにお前はちゃんと答えない」
「はっきり分かったってことを俺に伝えようとしないんだ!」
ウダウダ
「だから、とうとうここまで叱られるハメになったんだゾ!」
ピキピキ
「もう。わかったよ」
「よし。なら何をわかったってんだ?なんで怒られたんだ?」
「言ってみろ」
「よーそろ」
「えっ・・?・・・ww・・・(欝氏)」
おそまつw
