ご褒美にあんみつを食べさせてあげる
昨日は曇り空でしたがこちらは過ごしやすい日曜でした。
長い散歩はいい運動です。
目指すは遠くの農家の露地販売。
お目当ては辛い唐辛子。生の青唐辛子です。
緑の、大きな青唐辛子を作っている農家を知っています。生の唐辛子は天日に干したり熟すと赤になります。
このところ行けなくて、終わってしまわないか気になっていました。やっと出かけることができました。
確か「霜が降りる頃まではあるよ」なんて言ってましたが、過ぎてしまえばもう入手できません。
まるで生の青唐辛子に恋焦がれるように、夏からずっとジリジリしてた。
そこはハバネロも福耳唐辛子も、辛い万願寺唐辛子も作っていて、私にはとても嬉しい農家です。
去年、いや、もうおととしになるでしょうか。
検索してみたらこんな記事でした(笑)。
・・・ 【青い生の唐辛子をいただく】
前にたまたま通りかかって、入ってみたら唐辛子が何種類もあって美味しそう。ジロジロ見ていたら「食べてみるかい?」なんて婆さんが生でくれたのです。
青唐辛子の生の試食ですw。
もちろんピーマンだってそうですが青唐辛子だって生でいただけます。
婆さんはニヤニヤしてました。
ところが私は辛いのが大好きww。
ありがたく試食してそれからファンになりました。
やっと出かけられたのでした。
そりゃあ生でカジるなんてすごく辛いですw。
でも好きだから、そこが美味しいのです。
青唐辛子の水気が感じられてフレッシュ、そして辛い。化学薬品のようなツーンとした揮発性の独特の香りがあります。
あの時は暑い夏でした。
ハァハアしながら買って帰りがてらにカジりつつビールを飲んだものでした。
ちょっと食べ過ぎてしまい、胃は燃えるマグマのようになった。
翌日はお尻がヒリヒリしました。
ひぃいww。はぁぁ。なーんてww。
適量でないとそういうことになりますw。
今日もひとつ、焼きたてのパンと一緒に生で食べるつもりです。
この青唐辛子をハヒハヒとやることですが、こうして書いていながらアタシはもうヨダレが出てしまうw。
よく、不埒な掲示板なんかでAVなんかを引用する輩がいます。エロっぽいことを書き込む人がいたりします。
「あぁぁああ! イクッ、イクッ! いイッちゃうーーーっ」
なんて・・・www(笑)。
アタシはこんな擬音みたいな文字を見ただけでちょっと性的な刺激を受けてしまいます。
不覚にもムクムクとなってしまうw。
あーーーw、コホン。失礼(笑)。
だから、
「ハヒッ、か、辛っ、かれぇあ、ヒーーッ、ハァ、はぁぁああっ!」
なーんて、唐辛子をカジるのをこうして書いておりますと、同じように活字だけで私はヨダレをゴックンと飲んでしまうのですw(笑)。
自分で書いてんのに・・・アホです(笑)。
耳の通りもよくなったことだし、擬音には注意したいものですww。
嫁は大人しくついてきて、私が四種類、四袋も買うのを黙って見ていました。
このところ何か買おうとするとやめさせるもんだから、ちょっと文句を言いたかった。
半額でなくとも買うというのはあります。糸目はつけないものもある。
こういう嗜好品、趣味のものにはお金を惜しんではいけない。
酒のカネが惜しいからと、酒屋の裏で空き瓶を漁って残ビーを飲んだりしてたら人間おしめえだ!
遠いんだから、今年はもう買いに来れないかも知れないんだ! ・・・
それがアタシの心の声ですw。
でも昨日は嫁は黙って大人しくいい子にしていた。
帰りにスーパーで全国物産展がやっていました。
見ると、「あんみつ」が半額になっていた。
「長く歩いたし、今日は黙ってついてきたからご褒美だなw。」
「うんwww」
買ってイートインで食べさせることにしました。
アレはその場で食べるのがいいのだと私は分かってた。
浅草の仲見世の有名なあんみつ屋です。「梅園」というところのもの。
アタシはよーく知っているのですが、実は一度も食べたことがありませんw。
いつも高く感じて、定価ではとても買えないと思ってスルー。
半額になっていたのを見たのはこれが初めてでした。
あんみつのサイコロ状の寒天がカップの下に入っていて、上に別皿でアンズとかアンコ、求肥とかミカンなんかが行儀よく収まっている。
カップのデザインも何度も横目で見たものです。
この商品の「ココロ」というのはしかし私はよく分かっていました。
バブルの頃に流行ったステーショナリー入れがあります。
定規とかペンとか、ホチキスとかクリップとか、そんなのをアクリルスポンジをピッタリの形にくり貫いた所定の位置に収めてあって、小さな箱になっている。
整理整頓の気持ちをくすぐるアレ。アレと同じなのです。
あんみつの寒天が、その部品とともに整理整頓され、投入されて混ぜられるのを待っている。
ひっくり返して黒蜜をかけていただくようになっている。それはまるで調理するようなもの。
見るだけで食べる所作が目に浮かびます。
外で食べるような雰囲気というのが売りなのです。「野弁当」のようなものです。
ただ別に分けられていた具を混ぜるだけですが、ひとつひとつのパーツが整理されているところがミソ。
投入する瞬間もお楽しみになるのですw。
これもひとつのインスタントです(笑)。
アタシは遠慮しときました。
アタシは欲しい青唐辛子が買えたんですから。
このあんみつは、いつか、それこそ生きてるうちに一度は食べたいとずっと思っていましたが、そこは我慢です。
また先延ばしw。
せっかく恋焦がれてたものなんですから青唐辛子の買い物と一緒にしてはもったいない。
関係ない穏やかな時にありつきたい。
憧れは遠くにありて思うものだ。
「どうだ? おいしいだろ? そうそう、ドバッと具を投入するw」
嫁は大人しく黙って食べている。
やはりどことなく楽しそうに、いそいそとあんみつのパーツを入れてました。
「浅草寺のな、観光客の土産だ。楽しいもんだよな。」
「おいしいか? だろ? ん? ここは有名なんだぜ?」
「ふぅ。ごちそう様でした。」
「んーーー・・・。 でも、普通www。」
ふ、普通かよ(汗)・・・www(欝)
だから、生きてるうちに一度はってぐらい恋焦がれないとダメなんだ。
おそまつ
