有料トイレというのは清潔なのです
私は結構、「トイレ」に関心がある人間ですw。
いつも強い注意を向けている。そう言ってもいい(笑)。
私は初めて入る店では必ずと言っていいほどトイレを使います。キレイかどうか、ペーパーがあるか、確認しています。
いざという時にここのトイレは大丈夫なのか、と、私は見ておこうとするのです。
腹の調子など悪くはありませんw。
予め知っておいた方がいい、そういう強迫観念です。
前にお話ししました。
ちょっと前の記事でか。
コンビニはトイレを無料でバンバン貸せ、オープンソースとはそのようなものだ、という主張。
「オープンソース」を論じて、結局はトイレの話になったw。
その時、確か東京駅と新橋駅には有料のチップ制のトイレがあったことを私は思い出したのでした。
今でも多分あると思います。
ご存知の方もいるでしょう。
「このトイレはチップ制です」なんて書いてある有料のチップ制のトイレ、それが東京駅と新橋駅にありました。
アタシの子供の頃からありました。
怖気づきながら入ってみると、普通の駅のトイレとは違ってキレイです。
トイレットペーパーがちゃんとあり、汚れていない個室、洋式便座もありました。
清潔なトイレでした。
人目見れば、「ここはチップ制ですよ」なんて但し書きがある意味、誰でもそれが分かります。
特に昔の公共のトイレ、駅のトイレというのは汚いものでした。
それでも、チップ制のトイレというのには習慣としての実感がありませんから、みんな慣れない感じで入っていって、おそるおそる使うトイレでした。
だいたい「チップ」なんて、いくら入れたらいいかも分かりません。
子供はどうするんだ、子供料金はないのか。
なんて子供のアタシは考えたものですw。
そこに、ふいと、見るからに一流の紳士らしき人が入ってきて、「了解した」という感じでw、実にさりげなくさっと小銭を入れて出てったりするw。
なんだか実にカッコよく見えた。
あのトイレはアタシが子供の時分にはもう運用されて暫く経っていたはずですから、随分と昔からあったことになります。
アタシは当時、あれは「チップ制」なんていう、西洋文化を普及させようとする何かの「公共教育的」な思惑があるのか、そんな風に私は思っていましたww。
いえ、「公共教育」って言ったって、別に笑い事でもありません。
今の感覚だと、信じられないアホな大衆政策、集団主義みたいに聞こえるかもしれませんけど、昔は大真面目に色々とあったものです。
油をとって栄養をつけよう、「フライパン運動」
よい器を使おう、「民芸運動」
ビタミンを取ろう、「サラダ活動」
正しく歯を磨きましょう、「歯磨き運動」
恵まれない子に愛の手を、「赤い羽根運動」
今だってその名残りで「子供の見守り運動」なんてやってます。
まあ、「子供の見守り運動」ってのはダメでしょうけどw。
だってオヤジが不用意に見知らぬ子供に挨拶なんかしたら「事象の発生」なんてことになって、ローカルネットか何かでアラートが出て、たちまち警告されるのが関の山です。
今はもう有名無実化して意味なんかないでしょう。
今も動いてる新しいところだと、BLM、LGBT運動、ミーツウでしょうか。
BML運動ってのは、ブラック・ライブズ・マター(黒人の命を考えよ)というのがキャッチフレーズとされます。
しかしあれは実は、Biden Made by Liberal(バイデン大統領をリベラレル勢力で作っちまおう)、ではなかったかと思いますが・・・w(汗)。
とにかく、チップ制の有料トイレなるもの、アレは実際にはどういう社会実験だったのか、どういう公共教育の意味があったのか、アタシは真相は知りません。
「タダでないものというのはキレイでいいもんだよ」という、そんなPRだったんでしょうか。
国鉄民営化の前のお話です。
しかし振り返ってみれば、パリでも、その昔から屋外の公衆トイレに有料なのがありました。
コイン式のトイレというのがあったのです。
レストランのトイレでも、欧州はトイレには番人がいてチップを払ったりします。
このコイン式トイレは完全自動化された個室でした。
「個室」、コ・シ・ツ(笑)。
さきほどのニュースで、噂が前からされていた農水大臣がとうとう起訴されました。鶏卵の大手からの贈賄です。
先日言ったように「和ごはん」なんてやってた、奇妙な勢力の存在を感じないわけにはゆきません。役人でお膳立てをしたのがいるのでしょうか。自民を陥れるために?
余談ですがw。
そのパリ。
花の都と言われた昔の振り返りのこと。
あの有名なシャンゼリゼ、ある時、そこでアタシは突然にもよおしてしまったのでした。
シャンゼリゼなんて銀座のような目抜き通りです。公衆トイレはありません。
表通りからちょっと裏に入ったりすれば店なんかないのは分かっていた。
しかも確か午睡の休業時間でした。どの店も閉まってた。
さーて困ったwww。
なにしろ人通りがあります。尻を出してそこらでするわけには行きませんw。
登山では誰だってしますけど、セーヌ川だって遠かったww。
すると、裏通りにトイレを見つけた。
公衆トイレが歩道にあったのでした。
「先進の全自動洗濯機」のような感じの、コイン式のトイレがあったのでしたw。
これは助かった。
コイン式。代わりに常に清潔に保たれたトイレが使えるというわけです。
しみったれてやがるなぁ、そう思いながら、私はホッとしてカプセルのようなトイレに入りました。
入ると、すぐに私はズボンを脱いで用を足そうと決めた。
トイレの中全体が水っぽくて、ひどく湿っていたのでした。
それで、服を汚さないようにズボンを脱いで、それで用を足そうと思ったのです。
欧州と言うのは意外と不潔なところです。
公共スペースなんて汚れまくっています。
そのトイレは洗いたてでした。
カプセルのようなトイレで、入念に丸洗いされていました。
そうしてキレイで清潔なのはよかったのですが、しかし水で床はビショビショw。
なんだか気持ちが悪いと思ったw。
私は状況を理解するのも決断も早かった。
ズボンを脱いで座れば、キレイだが水でビショビショのトイレも気にならないww。
しかし、そのトイレ、コイン式というだけじゃなかった。
なんと時間制だったのです!
私はそれにまるで気が付かなかったw。
なぜかコインを入れて入ると、カチカチと小さな音がしていたのは、あれはタイマーだったのでした。
時間になるとその大きなカプセルのようなトイレはパカッと開いてしまう構造。
そして中がまた丸洗いされる。
コインを入れると扉が自動で閉まって鍵がかかるのですが、なんと時間制限があったのでした。
ちゃんと内部に書いてあります。
これには焦ったw。
今更かYoooooぉぉおお!! www
時間になったらトイレの扉が開き強制オープンされてしまいます。
通りに裸の私が下半身を丸出しにして「コンニチワ!」です。
いや、「極東の国から下半身でヨウコソ!」、でしょうか?w。
まったくシャレになりませんw。パニック寸前です。
しかもそういう時に限ってなかなか出てくません。
私は焦りに焦ったw(笑)。
トイレはトイレの中全体を使うたびにいちいち洗浄してくれる仕組み。
全部自動で丸洗いされる。
だからキレイっちゃキレイなのですが、なにしろ丸洗いした後だからかカプセルの中が濡れていたのです。
それで私は服を脱いで下半身丸出しの状態になって、いそいそと用を足そうとした。
「時間制」の注意書きに気がついた時には遅し。
もう私は下半身が裸、便座に座ってその注意書きを読んだ始末。

それからは時間との戦いです。悪態をついてるヒマさえありません。
失敗したら日本人の恥さらしだ!
書いてある注意書きを何度も読みながら、私は必死に頑張ったのでした。
私が脂汗をかいて、出すものをヒリ出し、ズボンを濡れないように穿き直し、なんとか始末をつけたのは言うまでもありません。
ありがとう俺! なりがとう尻! さりがとうトイレ!

まったく、油断もスキもありません。
いったいどんな都会の落とし穴だったというのでしょう。
ボットン汲み取りでもないのに「落とし穴」ですw。
日本なんか最近はみんなどこもトイレはキレイなものです。
掃除するにしたってビショビショなんかにしたままにはしません。
頼みもしないのにウォシュレットさえつけてくれていたりしますw。
なんということ。
・・・その昔、イギリスの都市部では糞便を窓から外へと放り投げて始末していたそうです。
そんなのだからペストなんかが流行ったのだ!
そんなんだからコロナの変種が発生したりするの!
イギリスはロンドンをロックダウンして都市を閉鎖しています。
なあに、どこを閉鎖したってコイン式のトイレのように、時間になったら勝手にオープンしちゃうんでしょう(笑)。
そん時はきっとウンもついているwww。
おそまつ
