オープンソースを考える
「オープンソース」、ブルドック・ソースなんてのとは違いますが・・・。
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まるで出来の悪い洒落のようですが、私はこれで結構大真面目だったりしますw。
先日、耳から赤玉が出たもんだから、すっかり脇道にそれましたw。
「ソースはタダで配って欲しい。」、そんな趣旨の記事でした。記事はコチラw。
惣菜コーナーで無償で提供されるべきソースの心を考えます。
この「ソースの無償提供」というものには、いささか誤解があるように私は思うからです。
その心を誤解されている方もいるかも知れません。
だから特に、ワサビや醤油は和食の流れで自然に出してくれるにしても、ソースとなるとついスーパーの店長は棚を見てしまうw。
そして、「こうして売ってんだからこれは止めとこう」なんて考える。
しかしそれはいけませんw。ちょっと違うと、私は申し上げたいww。
事実、かなりの割合のスーパーがソースは無償提供をしていませんw。
これは問題ですw(笑)。
社会の情報化とソフト化の昨今、オープンソースという仕組みは、今やほとんどのビジネスで主流となりつあります。
「無償で提供すること」が、どうしてビジネスとして有効なのか。
それは「次のビジネスに結びつくことだから」。
これが結論です。
だから「買ってくれた代わりに」とか、「購買と交換条件にプレゼント」などというものとはちょっと趣旨が違うのだと言えます。
そっちはどちらかと言えば「プロモーション」、宣伝と呼ばれるものです。
一方、惣菜を買ってソースが取れるようになっている。
自由に好きなだけ取れるようになっているからと、惣菜を気軽に買う。
コロッケにソースドバドバって、嬉しくて美味しいのですw。
そのうち、ソースはどうしても冷蔵庫に常備しておきたくなる。
ソースがボトルで買われる。
家庭の食卓に調味料として置かれる。
これですw。
他に、例えばコンビニのトイレなんかを考えたらどうでしょうか。
時々、「ウチはトイレはお貸ししていません」なんてコンビニがあったりします。
あれにはがっかりさせられますw。
トイレを借りて何か買って、また何かしらもよおすのですから。
買って飲めば出したくなるw。
ビール買って飲めば出したくなるのです。
だから「トイレを使わせてもらえないコンビニ」なんて、使えませんw。
まあ、「トイレのないマンション」・・・なんかどっかで聞いた話ですが(笑)。
箸をつけてくれない弁当屋だったら困ります。
試着室のないショップでは買う気になりません。
試乗のできない中古車屋は、水没したんじゃないか、そんな疑いさえ感じちゃう。
テスターのない化粧品は怖い、アレルゲンは突然にw。
・・・「無料」だからって、そこでビジネスが終わったりしていません。
ちゃんと「次」があるわけです。
一方、プロモーションというものは宣伝です。
それは「次」を当て込んだものには違いありませんが、それゆえに厳密には「無償」ということではありません。
ちゃんとコストに入っています。
だから宣伝キャンペーンが終わるとオマケがなくなり、売り上げがとたんに落ちたりします。
キャンペーン期間が終了すると値段が下がったりするものです。
宣伝というのは、ちゃんとそこに予め皮算用が含まれているものです。
テレビだって実はタダというわけではありません。宣伝があるから番組を提供できます。
・・・まあ、NHKとは違う次元の話ですがw(笑)。
試食にしたって、宣伝のようなものでした。
アフターコロナの時代となり、あのような試食がもうないと思うと私は残念でなりませんがw(笑)。
それはともかくw、私なんかが試食を美味しそうに食べていると人々の食いつきが違いましたw。
人が食べるのを見て、釣られて忙しい人、主婦なんかがお買い上げになる。
私も宣伝に協力していたw。
こういう宣伝に対し、オープンソースというのは違ったビジネスです。
無償のガリやワサビの提供というのは宣伝とは微妙に違います。
それは、今夜刺身にしたいとふと思ったとき、お客の背中を押してくれるものです。
無料で醤油だってワサビだってもらえるんだから、気軽に買えばいいじゃないか、と。
独身男たちが寄り添って部屋で飲んだりします。
冷蔵庫にはワサビなんかロクにありゃしませんww。醤油だってあるかどうかw。
でもワサビはもらえるし、ガリだってもらえます。
それならポテチーよりずっと楽しそうだ、そんならと刺身を買っていく。
酒も買う。そんなら刺身に日本酒はどうだろう。
メンチを買ったらビールにしよう。
紙の皿にポテチだけの、むさくるしい男たちの酒盛りが楽しくなります。
今度は女子も呼ぼうなんて、そんな話も出たりするw。
そん時は買出しに女子も来てもっと色んなものを買ってくれるのです。
オープンソースには次がある。
別にソフトウェアなんかの話だけでもない。
無償でソースを取れるようにすべき、その先は無限。
オープンソースの本質がここにあります。
めいしくおしあがれ
