納豆の食べ方バリエーション
オクラ、昆布、イカ。
納豆にはヌルっとしたものがピッタリです。
そのまま刻みネギの薬味で食べても美味しいものですが、他のものと合わせること、「バリエーション」というのは食べるのが楽しくなるものです。
もっとも、納豆をトーストに挟むなんていう人もいますから、豚肉で巻いても、納豆は万能の働きをしてくれるでしょうけれども(笑)。
これらのどれも、納豆を叩いて刻んで混ぜれば立派な納豆パスタになります。
醤油系の和風パスタにするのが一番マッチします。
仕上げに梅の果肉や胡麻油というのは正統派和風パスタの方向だと言えます。
しかしそこは洋食のパスタですから、ニョクマムやバルサミコ、オリーブオイルなんてものを入れると雰囲気が違ってくれます。
たっぷり粉チーズをかけてww。
しかしこの納豆パスタというもの、これはほとんど外食では食べられないものです。
せいぜい「納豆パスタ」なんてのはあっても、それほどの多彩なバリエーションはまずお目にかかれないはずです。
むしろ、もし外食で出していたらちょっと怪しいぐらいww。
それは、納豆菌というのがとても菌が強く、厄介だからなのです。
しつこい臭いが移ってしまって雑味になってしまったりします。
ちゃんとした料理人なら避けたいところ。
GoToでちょっとした旅館に行かれる人もいるでしょうが、どの旅館の朝食の納豆もたいていは小さなパックに入って出されるものです。
あんな情緒も何もないパック、小鉢ですらない紙のパックに入れて出すなんて。そう訝ったりするものですが、そこは仕方がない。
納豆をちゃんとした鉢なんかに入れたら、洗うのが大変なのです。
造り酒屋さんの見学会でも、納豆を食べてきた人はお断りなんてところもあるぐらいです。
でも家庭なら問題ありません。 ジャブジャブとしっかり洗えばいい。
だから納豆パスタ、納豆を素材に使って料理を作るというのは、家庭ならではの贅沢だと言えるのですww。
まあ、「納豆パスタ専門店」というならいいかも知れませんw。
色んな種類の納豆パスタのバリエーションが楽しめるお店です。
ちょっと立ち上げてみてはどうでしょう。
ヒットすると思いますが、どうか(笑)。
その節は、小額メニューはGoToイートの対象外にするのをお忘れなくwww。
昔のこと、夕暮れの昭和の面影を残す街を嫁と歩いていて、ひなびた定食屋みたいなところに入ってみたことを思い出します。
夏の終わり蛾が明かりの灯りに引かれるように、寂しい夕暮れに休憩ついでに入ったのでしたw。
テレビがかかっていて、客が黙って食事や晩酌をしていました。
蛍光灯の明かりがとても明るく、独り者ばかりがテーブルでモソモソと食事をしていました。
バブルの終わった寂しそうな、静かな店内でした。
後から入ってきた若い男性客がドカッと男らしく座ったと思ったら「マグロ納豆とビール」なんて注文をした。
私たちは注目しました。
マグロのブツ切りと納豆を混ぜたものです。
その時、私たちは初めて「マグロ納豆」というものを聞いたのでした。
私たちも注文して、その美味しさに頬っぺたが落ちそうになりました。
マグロがとても甘く感じ、納豆がスパイシーに感じました。
刻み海苔がかかっていて、マグロが豪快にブツ切りにしてあって糸を引いた納豆が入っていた。
ツマミにも素晴らしい。
ワサビで食べました。
それこそ、洗うのは大変でしょうが、そこは街の庶民的な食堂です。
だからこそやってくれるのです。
もちろん帰ってからもやりましたw。とても美味しかった。
あれはマグロをよく食べていた振り返りのこと。
今はマグロは南インドマグロを食べるぐらい。
でも、とてもお高いのですww(笑)。
めいしくおしあがれ
