寝る前のウンモ、ボディガード奇譚
養護学校の林間学校。
泊りがけです。
夜になると、子供たちはそれぞれの部屋に六人ずつ二段ベッドに寝ます。
それぞれのベッドに入って横になってもらい就寝時間となります。
「この子はいつも夜にウンチをするから」そう聞いていた子がいたので、その前にアタシはその子をトイレにお連れしました。
部屋の他の子には「すぐ戻りますのでどうぞ自由にしていてください」なーんて言った。
相変わらず反応はありません。
ともかく残りの人々にはそう言い残してトイレに連れて行きました。
そうして個室にご案内して、アタシはちょっと廊下にでも出ていようなんてやると、その子はアタシの袖をひっぱる。
トイレの扉は開けっ放しにしておけ、とw。
そうして用を足そうとします。
しかもアタシに、そこで見ていろ、なんて感じで身振りをするのですw。
まあ、それではと言って、アタシはずっとそばに立ってました。
別にガン見しないようにはしてたんですが、その子は猛烈な苦悶の表情を浮かべ、ウンチをヒリ出そうとしておられるwww(笑)。
実に爽快というか、大変だなというか、ウンウンと苦闘の表情ですw。
しかもそれを私の目を捉えたままなさるのw。
こっちは笑いそうになっちゃうw(笑)。
なんだかとても堅いウンモのようなのでしたw。
便秘だったんでしょうか。
何もそんな無理をしなくてもいいのに、とは思いましたが、どうも彼らの習慣のようです。
まずお手洗いの躾が大事ということでしょう。
それは分かりました。
きっとこれも、そんなおトイレの躾の過程でできた習慣なのだろうとは思った。
そのうち、時間がかかりそうなのでアタシはタバコに一本火をつけた。
ちょっと昔のことですから。
こういうのは今はできないことでしょう。
この人もタバコを吸えればもっとヒリ出しやすいかも知れないのにとは思ったw。
勧めはしませんでしたけどw。
とある途上国で、それこそ油断のならない連中ですが、この彼と同じくらいの子供たちと知り合ったことがあります。
まるで純真無垢みたいな顔をしてまとわりつき、一人でビーチで泳いでいるアタシに毎日のように話しかけてきた。
アタシはその一人に吸っていたタバコを「吸う?」なんて渡したことがあります。
その子と二人で夕日を見ながらプカリンをしたw。
その後、彼らはアタシの財布からカメラや貴重品を盗むことになるんですがw。
ウンモを一生懸命にひり出す姿というのは、どこか純真無垢を連想します。
よく見る光景ではありませんけどwww。
なにしろ自分が汚れないように出しているんだから。
ウンコを出してしまえばすっかり爽やか、お腹の中もキレイなのですw。
おそまつ
サビのところは覚えがある歌。
