卵の食中毒は牡蠣よりキツいとか。ガクブル
そんなご指摘をいただきました。
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卵の食中毒はとってもキツイとのことです。
ありがとうございます。ご経験をムダにせず、私も注意したいと思いますw。
ただ、どうしても日本の食品には信頼感があって、「卵が痛んでいることがある」という、可能性すら忘れてしまうのです。
これも「慣れ」ということなのでしょうかw。
私は昔、卵が入手困難なところに住んでたことがありまして、そこは僻地もいいところでした。
主だった食料はみんな遠くから運んでくるほどで、ろくなものがありません。
卵にしても遠くから運んでくるもので、一ヶ月ぐらい前の卵しか手に入りませんでした。
割ると、痛んでいるわけではないようなのですが古いのがわかります。
黄身も白身もとても白っぽくて、生ではとても食べられない感じでした。
ゆで卵すら気が引けました。
だからサニーサイドアップの両面焼き、ターンオーバーw。
ああいう古い感じの、まるでカビたような見かけの卵というのは初めてでした。
日本のような養卵場で生産され、温度管理から空調、エサ、全てが管理され、毎日自動的に産み落とされ製造される、そんな卵というのは世界では意外と少ないものです。
世界中で、ほとんどの人々が卵は火を通して食します。
日本人ですから、そこは残念なこと。
どうにか新鮮な卵、生卵で卵かけご飯を食べたいと思っていました。
ある時、地元にニワトリを飼っている家があるというので、訪ねていって友人になりました(笑)。
そして新鮮な卵を食べたいから売ってくれと話をした。
そこは採れた卵はみんなケーキ屋かなんかに売っていました。
私とて売ってくれると言ってもそんなに食べれるわけではありませんから、そんなスーパーの契約みたいなのは損だと、新鮮な卵は店で売ればいいと話をつけてあげたw。
いわばスーパーの契約農家に普通の販売を勧めたのです(笑)。
彼らも卵は生では食べてないというのですが、新鮮な卵は需要があると言ってあげた。
それから私はやっと新鮮な卵にありついて、美味しく卵かけご飯などをいただけるようになったのでした。
その後、小さな酒屋でそこの卵が売られるようになり、以前よりも高く売れるようになったたそうです。
でも他に誰かが卵を生で食べているという話はなくて、「卵を生で食べている人がいるらしいけど大丈夫?」なんて話が村に広まったそうです(笑)。
聞けば、卵は産み落とす時にウXチがついて、殻をよく洗浄しないとサルモネラ菌の感染、細菌感染の危険があるというのでした。
自然に飼っている農家ならなおさらのことだとか。
でも、あの白っぽいいかにも古い卵に較べると誘惑が起きて、なんだか食べてしまうのでしたw。
アメリカでもイギリス風に「半熟」、なんて注文しても、必ずよく焼いたものを出してきます。
アメリカ人に卵を生で食べるなんて言うとたいてい驚かれるものです。
「ああ、日本人はそうなんだよな」なんて言われたこともありますww。
考えてみれば、卵は殻の中にあって見えないのですから、その中身を信頼できるというのはすごいものがあります。
東アジアではウズラだか何かの卵で、孵化しかけたものを蒸して売っていて、ちょっとグロい食べ物があります。
それを食べると滋養強壮にいいだなんて言って売っています。
試したことがありますが、グロさの方ばかり気になって味はよく分からなかったw。
かすかに鶏の刺身みたいな味がした覚えがあります。
最近、「米で育てた卵」というのがあって、米のせいで黄身が少し白っぽいものが売られています。
でもとても新鮮だということで、「卵かけご飯になる」というので食べてみたことがあります。
卵臭いところがなくて品のよいお味でした。
薄くて油っぽくないマヨネーズみたいな味。
不思議と一杯で満腹感がありました。
そういえば、一時、「マヨネーズを自分で作ろう」みたいな製品が売られていました。
瓶と材料が入っていて、卵を入れて練ると出来たてのマヨネーズになるという製品だったと思います。
もう売っているのを見かけないので、一度ぐらいはやってもよかったかな、なんて(笑)。
でも、マヨネーズってもともと家庭で作れるものなんですよねwww。
おそまつ
めいしくおしあがれ
