抱っこしてくだぁさぁいっ、ボディガード奇譚
これは私のとても好きなエピソードです。
☆
とても愛らしい想い出。
嫁にもよくする話です。
それで同じことを私もと要求する、一種の照れ隠しw。なかなかやってくれないけどw。
養護学校の林間学校、そこで私は生徒の面倒を見させていただいてボディガードみたいなことをやりました。
そんな振り返りのこと。
まあ、ボディガードなんて言いますが、名目は介助ボランティアですw(笑)。
ただ、その後のハッタリに役に立った経験ではあります。
現実の要人警護より血なまぐさくなくてよかったw。
空いた時間ができて、自由時間となりました。
子供たちも我々もみんなしてダラダラと広間で寛いでいました。
モノがほとんど何もない大広間でした。あるのは座布団ぐらいの畳み敷きの部屋。
そんな和室の広間で私たちはそれぞれ寛いでいました。
床をはいつくばったり、ゴロゴロと回転して転げまわったり、ザブトンで遊んだり、みなさん勝手なことをなさっていたw。
奇声は聞こえません。
キッカケがなかったんでしょう。その時は静かな感じでした。
高原の涼しい空気が流れる気持ちのよい畳の大広間で、穏やかなくつろぎの時間でした。
ちょうど今の季節のような空気でした。
過ごしやすくて快適です。
静かに、だけどみんなゴロゴロしているw。
あの時は、もしかしたらそこで何か次のプログラムでも待っていたのかも知れません。
そうしたら突然、私のグループの子供が私の袖を引っ張って私に要求した。
例の、夜にウンチをする習慣になっている子でした。
それが「抱っこしてくださぁいっ」って云うのw。
とても可愛らしいイントネーションで云う。
彼はもちろん男の子なんですけど、いかにも小さくて可愛らしい。私もウンチのお付き合いもありました。
でも唐突な感じ。
「えっ」なんて、こちらは思います。
こちとら男だからw。
母性どころか父性さえないんだけど、アタシは・・・www。
正直、アタシは別に子供好きってわけでもありません。
子供だろうが大人だろうが人間には違いないw。
私は差別しないのです(笑)。
でもなんかその子は抱っこしてもらうのが好きなのね。
そういうことは分かった。
こちらが戸惑っていると、また
「抱っこしてくださぁぁぁぁいっ!」ってwww。
その主張を何度もなさる(笑)。
まあ、しょうがない、これもご縁だと、私は座ったまま背中に抱っこしてあげました。
立っておぶって落としたら困ります。
するとその子、背中に抱っこしてあげると、力を抜いてズルズルと私の背中から自分から落ちていくのです。
そんで畳に崩れて大の字になるの。
それで満足したかのようにしている。
一度抱っこされて登って、そこからズルズルと落ちる。その繰り返し。
そんなことを彼は何回かやった。
私はされるままです。
背中に取り付いてくる彼の重さを感じて畳に座っていた。
そのうち何人かがこれを見て、真似をしようと後ろからみんなが私の背中に登ってきました。
いくらなんでも腰が砕けそうになります。
イテテテ。
降参です、はいw。
どうやら彼らはそういうのが好きらしいのでした。
さっと気が付きました。さすがにこれには私はピンと来ました。
さすがwww。
アタシは「エロい人」なのですw。
これ、私も同じです。
これは私がいつもどっかの尾根遺産とか、嫁にもやってもらいたいと思っている隠れた願望でもあります。
とてもマニアックでフェチな願望なのでした。
体をスリスリとすりつけ、そしてなぞるようにすること。
それが快感なのです。
依存心や甘え心を満足させます。
性的な感じもありますw。
私には彼らがそれと同じことをおやりになっているというのがすぐわかりましたw。
アタシも、女性の背中や胸の山脈によじ登って、それを味わいながらズリズリと落ちて崩れてゆきたいw。
それは私がよく嫁にやってもらおうとお願いすることなのでしたw。
驚いた。
アタシと同じなんだwww。
つまり、これがなんちゅうか、本中華www。
ちょっと性的な感じで・・・わかる。私もお願いしたい。はあ、羨ましい(笑)。
考えてみれば、そういうご自分の要求を人に素直にに言えるというのは、素晴らしいことです。
思ったこと、感じたことをそのまま言えるっていうのは素敵。
私はなにしろ男なもんだから、それを背負い込んでもんだから、ヒネくれてるもんだから、なかなかそういうことは言い出せません。
もし私が綺麗な尾根遺産にいきなり言ったらどうか。
「抱っこしてくだぁさぁいっ」なんて言ってw、あたしよりもデカイ女性に背中や胸、その辺りにしがみついて、ズルズルと床に崩れてゆく・・・。
いやいやwww(笑)。 そんなこと、とてもできやしないでしょうw。
もし、やってもらえたら、考えるだけでもホンワカと癒されます。最高ではないか。
なかなかそんな願望は叶うもんではないのです。
つくづく羨ましく感じたものです。
おそまつ
