ボディガード
これまで数えるほどしかありませんが、アタシはボディガードのようなことをやったことがあります。
☆
まさに「警護」というヤツですw。
コツは常にその人の周りを取り巻いていること。
ご本人の自由を尊重しつつ周囲に気を配る。またそうしていると見せること。
何かの洒落のつもりか、海外のいわゆる要人から頼まれたw。
出過ぎない。シャシャリ出ない。
常に裏方。
割と好きな役割だなと思いました。
つくづく自分の天職かもと思ったりもした。自己犠牲は得意ww。
たまたまのご縁に過ぎないのですが、やる以上はプロフェッショナルに徹しようとしたものです。
真剣に演じたwww。
このままホントに、ザコキャラみたいに死んだりして、なーんて思ったものですw。
実は昔からコツは知っていました。
威張ったりその人を抑えつけるわけではありませんが、決してその人の自由にはさせないようにします。自由にやっていると思わせる。
こちらへ、と、次ぎの動きを促すようにするのです。
状況が変化することもあります。
その時の臨機応変の対応も大事です。
ほとんど訓練を受けてないシロウトですが、そこはハッタリでかましました。
訓練を受けたような法螺まで吹いてw。
もちろん、お金を貰うわけですからw。
銃なんてもともとそういう作りになっているのですから心配ありません。
狙えば当たります(笑)。
けど重いからズボンが擦り切れるw。ポケットに穴が開くw。
ボディガード。
考えてみれば面白い立場です。
自分を殺し、守る側には流れに従ってもらう。 全体を見る。
後はヒマしていればいい。別にカリカリしていない方がいい。
よくATMの前で警備している警備会社の連中がいますが、あんなのもってのほかw。
アレはいつ見てもつい襲いたくなってしまいますw。
ああいう威圧するような態度はダメです。
余裕がなくて逆にスキだらけw。
その昔にも実は似たようなことがあったりしました。
昔、出張があって、夜のお付き合いで取引先の人たちと若めのBarで飲んだ。
そこはガイジンも来るようなレゲエなBarでした(笑)。
アタシは他の客とお喋りをして静かに飲んでいたんですが、どうも様子の変化を感じた。
高慢ちきな都会モノが呑んで好きにやってやがる、ふと、アタシはそんな視線を感じた。
と、思ったら取引先のオッサン、派遣の子とベロチューをカウンターの隅でしてやがるんです。
人目もはばからず、って、ここはNYじゃ無いんですw。
なんてこと。
横目で見ると茶髪のチンピラ、常連みたいなのがコソコソと群れ始めていた。
アタシはすぐに酒を飲み干し、いきなり彼らを引っ張ってって店を出ました。
ちょっと気分悪いんで、サーセン、なんつって・・・w。
通りに出たらすぐタクシーを拾って、乗り込んで走り出して振り返った。その店からゾロゾロとアタシたちを追って出てきたのが何人か見えた。
イキるのがカッコいいだなんて、勘違いしているのがホントにいる。
日本は銃がないもんだからこういうのは余計に厄介です。
オッサンらは訳が分からず、まーだ女とタクシーの中でいちゃついてやがったもんだから、アタシはその派遣女の尻をつねってやったw。
酔ったフリなんかしちゃったりなんかしてっwww(広河調)
くやしっーーーーーいっww(財津調)
二人はこっちが配慮したことなどまるで気がつきもしません。
全く癪に障りましたwww。
ああ、でも翌日のホテルの朝食バイキングは旨かったw。
バターをたっぷり入れたオムレツを目の前で焼いてくれたものですww。
そんなこんなで、昔からボディガード、そんな予告というか兆しは何かしらあったのでした。
だから渡りに船とばかりに引き受けた。
アタシの人生なんて、よくそんな因縁があります。
しかし今は体力的にどうか。
見た目の髪のわずかの後退、服装の収まりあるでしょうし、もうそんなご縁もないでしょう。
しかしそれにしても、最近、やたらと年寄りのダイハード系が多く感じますww。
そういう映画がすごく多いのです。
ああいうのはホントに観ていると疲れますwww。
ニックリーソン、もとい、リーアムニーソンなんて、まさにありゃ老人ですw。
まあそういう人生というのも、ホントにどっかで現実にあったりすることでしょう。
これからの老人、オヤジというのは、使い捨てされることに喜びを見出したらいいと思います。
戦場でもテロの現場でもいい。
どうせ先は短いんだからw。
覚悟を見せて、背中で語ってやればいい。
マジで私はそう思っています。
いやですよ、「映画の観すぎだ」なんて、言っちゃあwww。
アタシも役者の端くれだw。
おうぞどだいじに
アタシとはぜんぜん違うなぁ・・・(欝)
