死刑占い 編集後記w、カテゴリC
ホントは「占いの解説」なんてやっちゃいけません。
※ 編集後記の後記。
☆
血液型占いにしてもそうです。そういう「どうしてそういうことになるのか」、その説明は占いではやってはいけないことなのです。
それをやると「性格診断」になったり「プロファイリング」になります。
すると必然になってしまい、占いが人を縛ることにもなります。
人を活かすのが占い。もちろん未来のことは教えてくれません。
海外の連中に説明するときはやっぱり英語ですから、「フューチャーテリング」とは言うんですけれどもw。
しかしこんなあまり読者の多くはないブログのことですから、こういうネタバレ的はあくまで実験的なことの一環として、どうかお許しをいただきたい。
アタシは何も人のことを決め付けようってんじゃないんだww。
だいたい、思い出せばこれまで何度となく、「血液型占い」とやらで煮え湯を飲ませられたことか!(笑)
なんだってあんな占いが幅を利かせているんだ。
この「死刑占い」は、だからアタシの反撃にしたいと思ってるのw。
女の子はアタシの血液型を聞いたりして、答えるとすぐ決め付けてきた。
そんですぐ女子は血液型の相性とか言ってくるんだ!(笑)
相性なんて!そうそう分かるか!
そんなの寝てみんとわからんだろw!
アタシはそう何度も言ってやりたかった!
くやしいのう、くやしいのうwww・・・
血液型なんて4種類しかない。
アタシの死刑占いはなんと5種類型もある!
おにぎりにレバニラなら組み合わせは最高だろう!さあ、付き合え!
俺と付き合ってください!
いいから!www
血液型占い。あんなのより、こっちの方がずっと公正な占いじゃないか!
・・・ハァハァ。・・・し、失礼(笑)。
カテゴリのC。
その人の好みだとはっきり分かるものを頼む人ということです。
チャーシューメン、レバニラ炒め、天津丼、麻婆豆腐と、なんだか中華料理ばかりになっちゃってますが、要は「好みの色が強い」ということで考えていただきたいw。
これを自己愛が強いと霊視します。
それは分かるw。
しかもこれを「正直だが愚鈍な人」、これはどういうことか。
ちょっと言い方がキツいかも知れない。そこは反省。要修正w。
つまりは自分の好みが先走って、周囲には目がなかなか及ばない人ということです。
まあ、だから「カワセミ食堂」なのに中華料理ばかり頼んでしまう、そういうところなのですがw。
最後の晩餐にそんなレバニラを頼んで、ちまちまと最後の小さな楽しみで完結しようとする。
並べて浮かんだチャーシューを食べてラーメンと交互にすすりながら、
「おいしいなぁ、美味しいなあ。チャーシューメンは大好きだなぁ。」
って。
なんてこと。
何といういじましさだ。
死刑の前の情景が目に浮かぶ。
その自己愛は孤独で、とてもいじらしく感じる。
わかる(笑)。
こういう人はショートケーキのイチゴをなかなか食べれなかったりする。
ラーメンのチャーシュー一枚にいつ手をつけようか、メロンソーダのチェリーをいつ食べようか、マティーニのオリーブをどうしようか、少し考えたりする。
オタク的なところがあると思います。
そう。オタク的な人特有の孤独。
そういう人にとっては時間と言うものこそが貴重です。
好きなものを味わって食べるのが最後の時間だ。
時間が貴重だなんて、ご本人が気付いているかは分かりませんけど。
これ、私はちょっと共感するところがあったりします。
き、きおつけーーーっ
敬礼ーーっ、
禿げ同ーーーぅ!(涙
おそまつ
そんでまあ、アタシは占い師の祖父と面会を果たしたわけですけど、まるで向こうは喜んでない。
孫に会ったというのに喜んでないんだw。
まあアタシもこれまで会ってもないんだし、占い師は珍しいし面白い、それだけでしたけど、向こうはもっと違う、なんだか機嫌が悪いという感じ。
そんで言うの「娘を結婚させたのは今でも失敗だと思っている」ってww。
だってあんたw、父が死んだのはもう20年近くも前よ。駆け落ち同然に結婚したのはもう40年?30年?
ずっと前なのヨwww。
それをいまだに恨みがましく言うもんだから、これには嫁と二人で、ちょっとビックリした。
いや、実はとても面白かったww。
こういう人もいるんだと思った。
占い師。
面相は痩せていて体は細く背が高い。眼光鋭く髪は無造作に後ろに撫で付けられていてまだ薄いとはいえ長めにした髪はフサフサ。
少なくとも年齢は80以上、85とかそのぐらいだろう。
奥さんが後妻だと紹介されて紅茶を運んできた。元宝塚の女優だというご紹介w。
ビルの上階の居住エリアはコンクリート作り、温室のような温かさ、そして静か。
大きな観葉植物がいくつか窓際にあってモノが少ない。
古い珍品らしき置物が並ぶ棚、いくつかの不揃いな椅子やソファ。ピアノ。
孫かなんかもいるようで、ドタバタとさらに上階から音がしていた。
水晶玉があり、それをみとがめると、「そういうのはあくまで演出というものだ」、なんて教えてくれた。
アタシたちがただ占い師への興味ということで野次馬的に来たというのが分かったらしい。少しキツい感じが視線からほぐれた。
アタシは別に孫として来たのでもない。
それぐらい無沙汰だ。
家をいとまして帰り道、嫁と二人でその強烈な人を振り返った。
「ああ、面白かった(笑)。」「面白かった、ねーーっ(笑)」
いやはや、お邪魔様でした
もう、当然あれから亡くなっているに違いがない。
この時の呪いでもあったのか、ウチにはいきなり客は尋ねてこないw。
でも、それはとてもいいことwww。
