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シール貼り職人はシロウトでは困る

 半額シール、割引シール、別に半額至上主義の私たちでなくても、これを貼る人は特別なものだということはきっとその雰囲気からも分かることでしょう。
 
 小売にシロウトでも、誰にでもわかると思います。

 半額職人というのは、彼らは残ったその日の持ち越せないものを割引し、その日一日を在庫一掃するというのが使命です。
 そうして店は資金を動かし、ショートさせないようにし、マネーを動かしています。
 現金の流れが滞ることは倒産への道です。
 資金を回すことはビジネスにとっては最重要の課題であります。


 事実、ネットなどではそういうシール貼り職人というのが、特別なもので、バイトやパートでも「出世した」などと言うことが言われたりしています。
 これは実際の現場の人たちの話ですから間違いがありません。

 それだけ責任のある人々、現場で「塩梅をする」とか、「裁量をする」という立場が半額シールを貼る人たちの立場なのです。


 これに対して、私たちも彼らを「貼り貼り職人」なんて呼んで、密かに敬意を払ってきましたw。




 ところが、そういう「貼り貼り職人」のポジションが歪んでしまう場合というのがあります。

 そうするとスーパーは悲惨なことになります。
 売り上げが崩れてゆき、人がいなくなり、商品の鮮度が疑われ、商売の姿勢が顧客には信頼できなくなります。

 私たちはコロナ禍のちょっと前から、そんなひとつのスーパーを見てきました。
 
 処分品、割引の手順が適切でなければ、我々のような乞食顧客のニーズも満たされず、それどころか店の信用も空回りします。
 早朝の開店時に前夜から残った生鮮食品など売れようもありません。
 

 シロウトを「貼り貼り職人」にしてしまうことはかくも恐ろしいものです。

 それを知りながら、やらせる方にも問題があるのですが、やはり敬意を持たれる立場に立ちたいと無能ほど思うものなのでしょう。

 彼が「貼り貼り職人」になったのは唐突でした。
 バイトが長く努めてやっと指名されるポジションであるはずですが、彼はいきなりその半額職人になっていたのです。



 

 彼が登場してからの仕事ぶりはあまりにも独りよがりに見えました。
 「やりたいことをやらせてもらう」そういう自分の能力を度外視したのが割り込んできた感じでした。
 それが私たちには分かりました。

 こういう人材の活用で失敗に陥ってしまったスーパーというのは時々あるようです。
 一人の従業員が売り上げ全体を下げてしまうのです。

 もちろん、彼の登場以来、私たちもそこで買うことは激減しましたw。

 
 元々、そのスーパーは商社系のようで、天下りならぬ天下がりのようなことがあるような大規模店舗でした。

 民間企業であっても、天下りのようなことはあります。
 子会社に用済みの連中を飛ばすということはよくあることなのです。

 親会社が日本を代表する総合商社でも、使い物にならない無能連中を遠くに飛ばしたり、不祥事を起こした社員を飛ばす受け皿というのがこんなスーパーの役割です。

 だから普通に赤字が出てなければいい。
 ビジネスとしての成功や成長などは二の次です。
 
 例えばよくありがちなことですが、こういうスーパーは契約農家などがやたらとあることです。鶏卵などもそういう契約をしています。
 「卵は物価の優等生」などという教科書程度の知識から、無能社員が鶏卵農家と契約してしまい相場商品の値段が動かなくなる。
 そういうスーパーでは他で10個99円で売られても卵の値段を下げることはできません。
 もちろん失敗です。




 ある日、元気のよかったバイトの代わりに「貼り貼り職人」がそんな飛ばされてきたオッサンになりました。

 神経質そうにに制服を着て、肩にはPOSのシール貼りのデバイス。肩から斜めにかけたヒモが実に誇らしそうです。
 そうして杓子定規な彼はせっせと2割り、3割りとシールを貼っていきます。
 彼は商品を見ている客のことなど見もしません。
 彼にはひたすらシールを貼ることが仕事なのです。

 彼は頭の中で処分を遅らせば利益が最大化できると考えます。
 そして、こんなことは自分には簡単にできることだ、と思う。


 最初に見たときからダメな人はダメなものです。

 彼は「貼り貼り職人」という絶大な権力に酔い、足りない頭を惨めに動かしているだけの無能でした。
 それはすぐに分かりました。


 案の定、彼は閉店間際だというのに半額にしませんでした。
 このまま生鮮食品をオーバーナイトするわけです。

 私たちはからかい半分に彼に聞いて見たことがあります。
 「これはナリますかw」。
 「あ、ああーーーーーっ」って、彼はそのまま黙ってしまったwww。
 まるで性格破綻者のようでしたw。

 会社の「人事」というのは、こういうのが全く見えないものなのです。
 「無能が無能を評価している」というのが日本の会社の実情ですw。

 とうとう別な日には「そ、それはなりません」ってやっと言いましたけど、なんだか裁量しているかのように言ってました。
 いくらになんでも青魚はオーバーナイトできんでしょうww。


 もうどうしようもない能力。
 そして彼は権力をカサに着ている。彼はそれに酔っている。そういう人はいるものです。
 我々はそれを見て、すぐにもうそのスーパーで買うことは諦めました。

 買うものもなくなったし、3割で処分してやる義理もありません。特売もあるのかも知れませんが、すっかりご縁は遠ざかりました。



 あそこで、それからどれだけの食材が廃棄されたのか、天下がりのような立場である以上、改善はみこめないでしょう。
 彼を叱ってくれたり指導する人はいないはずだからです。

 彼は一人前の顔を突然にしてやってきた。
 しかし高校生程度のバイト経験すらない彼は、ひたすらシールを貼り続けるだけでした。

 誰よりも無能です。

 なにしろこういう大手商社がポートフォリオとしてやっているようなスーパーというのは本来の商売とは違う意味があるのです。

 利益の最大化ではありません。
 無能な社員を腐らせ、追い出すところ。

 しかしこのスーパーからは彼らを「追い出す」ことはできません。
 ということは、つまり、いつまでも会社に寄生し続ける連中がいるという意味でもあります。

 都市部では、こういうことがまだ通用するのかも知れません(笑)。さて、これからはどうでしょうか。



ごんねんでざざいました



 
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ジャンル : 日記

コメント

非公開コメント

No title

貼り貼り職人についても深い物語りがあるんですね~
ビシッと基準を守って貼っていただきたい(≧◇≦)

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