・アメリカ製サプリメントなら「サプリンクス」    ・無料 お得HISクーポンはココ

鍋炊飯 玄米をしっかり炊く

 炊飯器の、あの電気、全自動って安直さがどうしても嫌いでずっと持たなかった。
 こと「食事」に関しての全自動ってのに抵抗があった。

 もちろん時間や手間との兼ね合いだけど、「コメを炊く」というなら鍋でいい。

 そう考えて持たないでいたら惰性のまま、コメは、ずっと鍋で炊いてた。

 昔はあまり米は食わない方だったが、それでも炊くときはうまく炊けてた方だと思う。
 最初はホーローの鍋を米炊き専用にしていた。あれも悪くない。

 微妙な炊き上がりの時のムラとかオコゲとか、そういう深みや渋み、変化があることは楽しい。

 別に鍋炊飯がカッコいいだなんて誰も言わないだろうが、こちとらそれができるのを自慢にしていた。

 飯を食わない人間はいない。
コメを炊くことにはチカラを感じる。
 よっこいしょとやる何か意気込みが必要に感じる。
 山でキャンプして火をおこす感じ。
 火を使って食事を作る。炎を見ながら作る。

 ものの熱さ冷たさを感じ、出来上がりの食感さえ想像しながら、自分のクチに運ぶものを自分で調理する。

 納得できるまで丁寧に、納得できるなら適当に。

 それは「生きる始末」の過程だと思う。人間はやがて必ず始末をつけられ死ぬからだ。

 「便利になっちゃいけない。」ついそう思った。

 手に入れられるものがあまりに簡便なら、普通はそこに罠がないか誰しも疑うはずだ。

 それが炊飯を楽しむ過程なんだと、電気炊飯の便利さを拒絶し続けた。
 電子レンジもある。
ピーラーだって使う。
だからコメを炊くことだけ頑固になっただけ。

 せめてそこだけでもと、文化を味わおうとしている。

 器を揃え、箸を揃え、盆もある。急須、湯呑み、飯櫃、

 色々と食事をすることが楽しみになってゆく。人間はこういう味わいをするために生きているのではなかったか。

 道具としての炊飯の鍋も安っぽいものでは寂しい。

痛んだら捨てるような感覚でモノを使ってはならぬ。
ホーロー鍋はずいぶんと痛んでいた。
 道具が傷まぬよう気を遣うのも場合による。
それでは炊き上がった米と一期一会の関係ほどの間合が保てぬ。

 ほどなく鍋を試すようになった。
 三層、五層、ステンレス、土鍋、圧力鍋。

 オカズを作るのも楽しくなった。
 まな板、包丁と最良のものを考えて選んでいった。
自分に合うもの。

 キッチンは戦場になり、仕事の終わった気分転換にまた別な戦場を味わうようにキッチンに立つようになった。

 キッチンも改装した。

男のキッチンだ。

 その米を炊くことがある日からもっと追求されるようになった。
 玄米を食うようになった。

それで玄米を旨く炊ける方法を探すようになった。
これだという炊き上がりを追求することになった。
 やつてみると玄米は難しい
 それがまた難物に挑むようで楽しくなった。
 漫然とやっていると硬く炊けてしまう。だがそれだってよい。
 体にツブツブの感覚が回るしあわせ。

 よく噛んで米の味がわかる、感じられるしっかり感がある。
 生きていることに感謝したくなった。
 やわらかく炊ければ米の味がする。
 田圃にいた時の実りの味がする。どこかの百姓の生活を思う。

 とうとう玄米炊飯用に決定版と、新しく鍋を買うことにした。

 それが ダッチオーブン。

 もう色々試してきて鍋が増えてしまっていたから、これ以上は増やすわけにもいかなくなったというのもある。

 ダッチオーブンは本来なら焚き火でもしてそこに放り込んでしまようなもの、全身鉄の無骨な鍋だ。これを買ってから、驚くほど 玄米の炊き上がりが劇的に変化した

 男らしく凛々しくて、主張が米にあると感じる炊きあがりになる。

 厚い鉄が、米を包むようにして炊飯する。

 鉄というものの凄みを感じつつこの鉄のカタマリと向き合うのはいさぎがよいと思う。
 火加減を見てやるとき、炊飯ごときにも意味があるのだと思う。

 おろそかにできぬ。炊飯は油断ができないものになった。

 俺には、この格闘感が男の鍋炊飯の楽しみだと思う。

 玄米は産直で手に入れて炊いている。
 毎回、食べるたびに涙がでるぐらい旨い。
 米も昔よりよく食うようになった。
 できるだけ玄米を味わいたいもんだから一汁三菜ぐらいにしてゆっくりと食べる。

 よく噛みしめて自分の飯を食う。これほどの幸せはないとつくづく感じる。
 男の料理はかくあるべしと自分が納得できるかどうか。

 そんな時、こんな日本の危険な状況、ご時勢だからとふと考える。

 ふと「鉄はチカラなり」と、ダッチオーブンを見るとその言葉が頭をよぎるのだ。


・・・

関連記事
このブログをはてなブックマークに追加

テーマ : 小さなしあわせ
ジャンル : 日記

コメント

非公開コメント



プライバシーポリシー

本サイトの個人情報保護指針について  詳細を開く
プロフィール

padroll bedroll

管理人:padroll bedroll
 
 狭くなったネットに抵抗し、真実を追求するブログ。

 頭にきたり笑ったり、ほっこりしたり癒したり、毎日クルクルと気分は変転。泣ける話のこともある。そんな日常。

  拍手欄からもコメントが行えます。 ここから一覧いただけます。 リンクフリーです。 個別記事を開いた場合、記事下にはFc2が選ぶ当ブログのお勧め関連記事が表示されます。ご活用ください。(2023/10/29)

 子サイト
「 振り返ることもしばしば」
  https://rollitup.tokyo 

 
最近の記事 + コメント(View)
カテゴリ
ページナビ

トップ > ヒント > 鍋炊飯 玄米をしっかり炊く

リンク
  • このブログをはてなブックマークに追加 ★★★☆
  • にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
  • rank
  • rank

 
治験ボランティア
条件合えば健康診断ついでに報酬。治験は自分で選べる。
 記事・タグ検索
 
<< 全記事を一覧 >>
だいたいの頁ジャンプ
全1ページ中
1ページ目
 
記事タグIndex