洗い物の手順
料理の基本や手順、レシピなどはよく紹介されるものです。
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手際よく調理する。余りモノを有効に使って美味しいものを作る。味のバリエーションを工夫する。栄養、見栄え、ライフスタイル。
料理には様々なことがあります。
しかし洗い物の手順となるとどうか。
あまり紹介されることはないような気がします。ごく自然な手順。
男の料理は洗い物をしない、そんな悪評さえ流布される始末。
ごちそうさま。
片付けるのはちゃんとみんなが食べ終わるまで待ちましょうw。
給食で残されたような気分になるでしょうから。可哀想。
ご飯茶碗にお茶を入れて、器を回して一服。
冷茶でもいい。
これでご飯は取れやすくなり、洗うのも楽になります。
落ち着いて一休みするとお代わりもしなくて済みます。
一服たって、もうタバコは食卓では吸えない。そこは気分w。
さて片付け。残した漬物は小ぶりの器に移し代えて冷蔵庫へ。
シンクはあらかた片付いている。
料理が出来上がる頃、だいたい洗ってしまうのが普通。
片付ける時は器は重ねないでシンクへ。
高台や底が汚れてしまうと面倒。こってり洗わないといけません。
皿も器もできるだけ重ねない。
スプーンや匙、ナイフやフォーク、箸はなるべく束ねない。
油ものとそうではない茶碗は分ける。
シンクの中でも一緒にしない。
バラして茶碗や皿を置いて、水洗いだけで済むものは布巾ですぐに洗ってしまう。
しつこいステイン、茶渋が目立ってきたらハイターを薄めてたまに漬け置き洗い。
スプレー容器には薄めた塩素。
こういうのは別口。
洗剤を使ってよく洗ったものはシンクに置いて、洗い終わりが揃ってから一気に水で洗い流す。
水を出しっぱなしにしながら洗ったりしない。
包丁は洗ったらカラ拭きをする。サビの元。
気がついたらちゃんと研いでます。
ザルはタワシで洗うといい。網の目がよく洗えます。
水切り場所に箸などは横にしない。不潔になります。
スプーンやフォーク、立てて乾燥、置くか、何かに寄せておきます。ビショビショしたところに寝かせておくと木の箸は水を吸って曲がってしまうこともある。
しゃもじ、木のモノはいつまでも水につけておかない。
漆の器は優しく水洗い。ほとんどこれで落ちます。乾拭きは傷に注意。
フライパンはゴシゴシと金ダワシ。
洗剤はよほどでないと必要ない。油膜をすっかり取ってしまわないようにやさしく洗う。
こびりつきを取るぐらい、洗ったらフキンで水気をさっと拭く。
鉄鍋は場合によったら油を塗ってキッチンペーパーで伸ばす。
銅の卵焼き鍋は洗わない。ふき取るだけ。熱が入れば消毒できる。
空いたツユの瓶は塩素を入れて転がしておく。
ターナー、オタマも洗ったら立てておく。
皿も碗も立てて水切り乾燥。
鍋蓋斜めに立てたら次は皿、次は碗、次はまた皿、間が空くように互い違いに。
三種のまな板、それぞれ肉、野菜、魚。
それぞれタワシや洗剤、スポンジで。
おお、なんだか調子がいいぜw。
片付け、流し、洗い物、ついでに色んなことができる。
なくなったタレは補充し、残した薬味は冷凍。醤油は冷蔵。
どんどん片付くw。
ふと見ると、トランプタワーのように食器が水切りマットに重なっている。
エアフオース・ワン、じゃない方のタワーw。
ブロック崩しか将棋崩しだ。
何かのゲームのよう。
慎重にしないと崩れてきそう。
それどうすんのヨと、言いたげな嫁の目線ww。
最近、嫁は黙って空いた食卓に食器を並べるようになった。
傷になりやすい漆とか、金継ぎした器とかを避難させる。
ダイニングテーブル、テーブルクロスの上が乾燥場になる。
なんだか、いつも同じ柄のテーブルクロスになってる気がするんだがw。
ごいしゅうおざいました
