トランジットで取調室の嫁
都市から都市へと飛行機を乗り継ぎるということがあります。
☆
飛行機が最初の目的地に止まったら次の飛行機へ。
そうしていよいよ直行する。
ところが、そういう飛行機というのはその途中で着陸してまた大きな都市に止まったりします。
トランジットするぐらいだから、実はその便の最終目的地へ行く乗客はあまりいない。
嫁は一人で飛行機に乗った時、勘違いして降りてしまったことがありました。
窓の外を見て木なんかがあるから、「こんなとこだっけ?」なんて思いながらみんなと一緒に降りてしまった。
みんながゾロゾロと降りたもんだから目的地だと思ったらしい。
全員が外国人ww。
暫く気がつかない嫁。
とうとう、入管まで行っちゃってパスポートを出す。
そうすると、「あなた、どこへ行きたいの?」
なーんて、そんなことを聞かれたらしいんだけど、なにしろ言葉が分からない。
ラチが開かないと思ったらしく、嫁は日本語で大声で言ったそうな。
「だから、私はXXXへ行くのよ!凸」
なんて言ったそうなwww。
お前は大阪のオバちゃんか!www(笑)
そんで、どうも間違えて降りちゃったようだけど念のためと、怪しからんヤツとして別室です。
あの、よくありがちな映画かなんか、そんな取調室みたいなところに一度は通されたそうなw。
身体検査まではなかったそうだけど、ちょっとからかわれたんでしょうw。
ニヤニヤ笑って国籍とか聞かれたらしい。
40分ぐらいですぐにまた飛行機に戻されて、やっと出発。
その間は延々とその乗り継ぎの飛行機が嫁を待っていたとか。
「なんであそこで着陸しちゃうのよ」
なんて、プンスカw。
しかし危ないところだった。
ヘタしたら地球で迷子だ。こいつはwww。
要はろくにアナウンスを聞いてなかった。
妙な確信と適当な危機感。まるで自分の行動を疑わない。
困れば日本語でまくし立てた。
逆ギレかよww。
例えば、電車の行き先にはちゃんと「プリマス行き」なんて書いてあります。ロンドンの「パディントン駅」を出発する。
ところが途中、ブリストル駅で暫く停車。電車が車両の連結を外して前の3つの車両は「ウェストン行き」なんてのになる。
後ろの車両が「プリマス行き」。
でもその連結の切り替えした駅ではみんな降りてゆくし、車両の行き先が変わったからもう着いたのかと、一緒について行っちゃう。
改札を出てしまったらもう訳が分かりません。
・・・クリスティのポアロの話に変えてみましたwww。
・・・まあ、似たような場合が飛行機でもあるということです。
アタシは飛行機ってのが嫌いで、できれば乗りたくない。
落ちると思ってる(笑)。
そりゃ落ちますよ。落ちるときは落ちるw。
その昔、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの共演で「レインマン」という映画がありました。
あそこでアタシが気に入っているシーンがあります。
オハイオかどっかの病院からロスに向かおうとすると、飛行機を断固として拒否するダスティン。発達障害がある。頑固。
じゃあどうすんだと聞くと、クルマがいいと言う。
冗談じゃない。そんなにドライブなんかできるか、すざけんなw。
じゃあ、これまで墜落したことがない飛行機会社ならいい。とダスティン。
お?、それならいいんだな。どれだ?
・・・カンタス。
一度シドニーに行ってそっからロスに戻ってくるってのか!ww
そんなシーンがありますwww。
アタシは飛行機というのは料金的にも嫌いです。
不透明で、割引で格安で行けるチケットなんてどこで売ってるのか、手に入る気がしない。
セールなんてネットで告知があると、なぜか買う連中がワラワラと湧いてあっと言う間に売り切れる。
帰りの便はあらかじめ決めておかないといけないし、予定を変更しようとすると怒られたりするw。
好きなときに移動しようとするとこれまたチケットは高い。
「日本から南の島まで往復1万円」なんて、どこで売っているのかwww(怒)。
昔は成田でチケットが売れ残るのを待ち構えていて、売れ残ったのを格安で買って気ままに出かける、なんてのがあったらしい。
それで出かけて帰ってくる。
用もないのに!www
アタシは半額シールを待ち構えたりはしないです。
タマタマの偶然で買えるのがいい。
あるいは聞いちゃう。「これ、なりますか?」って。
おそまつ
