タマには文字を書かないといけないと思ったり
最近は文字を書いてない、なーんて突然思いついたことがあった。振り返りのこと。
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あれから鮟鱇という字はちょっと紙に書いてみました。
どうにも字面にはピンときませんでしたが。
・・・
とにかく、書き取りの練習ではないけど、何か文字を書いて、とにかくペンを走らせたい。そして言葉を綴らないと、文章を紙に書かないといけない。
パソコンでタイプするばかりではいけない。
ある日のこと、突然にそんなことを思った晩があったのです。
そんな風に思ったらいても立ってもいられなくなり、何かに駆り立てられるように私は手紙を書き始めました。
相手は悪友。
つらつらとこの世のこと、嘆き憤怒、我々はどう男として生きてゆくべきか、短いこの人生という航海をどう乗り切るか進むべきか、なんて。
そんなことを思いつくまま若さのまま、書いていた記憶があります。
便箋で10枚ぐらい、びっしりと書き連ねて、終わったときは数時間経っていてすっかり深夜になっていた。
明け方のポストに手紙を投函し、どうにか気持ちは落ち着いた。
それからそのことは忘れてしまった。
暫くしてその悪友と会った。
お互いにちょっと無沙汰だった。
で、「よ、よお、こないだ、なんだか色々書いて送ってくれたよなぁ、手紙」
「ああ、そうだった。あれはな、ちょっと紙にモノを書かなくてはいけないと突然思ったんだ。それでちょっとお前に手紙を書いてみたというわけさ。」
「そんな理由であんなに書いて寄越したのかよ!」
なーんて、すっかり呆れられてしまった。
あの時、具体的には何を書いたのだったか、もうすっかり忘れてしまったwww。
彼はあの手紙をとっておいてくれてるんでしょうか。
私はフラれた手紙もとっておいてます。
これまで見返したことはありませんが、ただ、いつか見返すかも知れないと思うと、どうしても捨てられない。
そう言えば、渡した手紙の数は貰ったものより多い。
考えてみればあの時より、今の方がもっと文字を書かなくなった。
その分、こうして推敲し、タイプすることは多くなりましたが(笑)。
よきげんごろしゅう
推敲、酔候、字違いであるも、何か・・・
