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庭の小松菜を食し江戸前の蕎麦に至る


 このところ庭に小松菜が茂っています。
 「満開」と言ったらいいのか、「はびこっている」と言ったらいいのか(笑)。

 菜の花みたいな花を咲かせ、ひょろりと茎が伸びているのが窓からも見える。


 野菜として買った小松菜ですが、根っこのところだけ残して切って、それを庭に埋めてみたものです。

 真冬にもちょこちょこと伸びてくれて、ちょっと食べてもみました。ちゃんと小松菜の味です。
 葉が根から徒長のように伸びて、採った葉は小さなハーブみたいな風情でした。指ぐらいの大きさの葉でした。


 売られているようなもっと大きな小松菜の葉っぱになってくれればと期待したものです。


 家内も留守で気にする者もいず、採ってくる者もいず、暖かくなっていつの間にかすっかり小松菜が茂っています。
 こんなに植えたかしらというぐらいあちこちで育っている。




 庭へ降りて見に行くと、やはり葉っぱは小さな指ぐらいの大きさのまま根元に広がっていました。
 大きくなった葉っぱがありません。

 茎だけがひょろりと真っ直ぐに伸びて、茎にも小さな葉がついています。
 葉が大きくならない。???


 二十枚ぐらいをハサミで切って食べることにしました。

 これをおしたしではちょっと足りない。
 洗って皿に並べ、鱈の煮付けたのと煮汁ごとかけた。

 ほとんど生です。和食的な生野菜。

 味わってみるとやはり小松菜のアクの強い味がします。
 慣れてくるとゴマの葉みたいな風味も感じた。


 これだけでビタミンがどうとは言いませんがw、楽しめました。




 それで晩には蕎麦を食べようと思った。
 温かい蕎麦に小松菜が浮かんでいるなんて素敵ではないか。

 よく蕎麦屋ではほうれん草をおしたしのように絞てちょんと乗せています。
 あんなの醤油ラーメンでもやっている。浮かんでいる方が感じがいいと思った。


 「いま食べたばかりなんだから次に何が食べたいかなんて分からないよ。」

 なーんて家内はよく言いますが、それは「食べたいモノが分かる人」の理屈。
 アタシはローテーション、理屈や筋道、展開で献立が決まるのです。
 だから食べ終わるとすぐ次に食べるものが思いつくことも多い。


 小松菜をもっと味わおう♪


 牛蒡をピーラーで薄く剥きます。 縦に剥く。 よくダシが出ます。

 人参、大根も入れて冷凍の豚肉は自然解凍しておく。

 肉はひと煮立ちぐらいが基本。でないと固くなります。
 肉を柔らかく煮込むというなら長くグツグツ煮る必要がある。


 野菜をぬるめの湯にかけてダシが出るよう放置。



 あれ?
 そーいやメンツユがなかったかも知れません。
 前にうどんを食ったときに使ってしまったと思った。

 慌てて急いで作り始める。
 醤油、昆布、砂糖で自家製メンツユを作ります。添加物もありません。簡単w。

 出来上がったメンツユは大目。まずは瓶に移して盛り蕎麦用の保存タレに。


 あれ? 瓶がない。
 
 瓶を見つけて入れると、なんか違うw。あれ? 入った感じがいつもの感じじゃないww。
 ああ、瓶が小さいんだw。これ余らせた時の予備の瓶だ。

 アタシは大きさというのもよく分からない人なのです。同じ大きさであるとか違うとかそういう感覚が弱い。

 家内にはよく馬鹿にされます。
 「なんで大きさが違うのが分からないの?」なーんてw。


 冷蔵庫を改めて探したらマヨのボトルに隠れてちゃんといつものメンツユ瓶があった。
 いつ作ったのか忘れていますがたっぷりとあります。酔って候w。


 どうしよう、メンツユ満開じゃんかw(笑)。
 メンツユの瓶が三本。
 新たに作ったメンツユが小さめの瓶に二本、無意識に補充してた大きいメンツユ瓶が一本。




 し、しょうがないので気を取り直し、古いメンツユを使って蕎麦のツユを作ります。
 いっそ盛大に使いましょう。遠慮なく、いつものようにケチケチして薄めないでいい。

 味を見ると濃いお味。

 ん、まあ、なかなか、悪くないかも知れません。
 いつも作っているより濃い甘辛の醤油味です。江戸前というヤツです。


 で、夜になり腹が減ってきた頃。
 ツユを沸かして肉を入れ、ここでまた薄めたくなったところを我慢したw。

 メンツユばかり保存していてもしょうがないわけで、ここは贅沢にいこう、とw。

 茹で上がった蕎麦を湯切りしてメンツユと合わせ、いただきます。


 なんとっ! いつも以上に美味しいではありませんかっ!

 コクがあり濃い醤油味。甘辛い。

 家内が薄味の出身ということもあり、アタシもそれに乗っかっていつものメンツユはケチケチと薄めなのでした。


 ちゃんと江戸前の蕎麦屋のようにできるではないか!。





 盛り蕎麦を食うときはメンツユは濃いのです。
 だって蕎麦猪口分ですから無駄にならないw。

 しかし温かい蕎麦だとなんとなく薄めてしまう。
 ダシが感じられればいい、と。
 もちろん悪い味ではありません。きっと関西の人なら十分、満点でしょうw。


 しかし江戸っ子にはちょっと薄い気がしないでもなかったのでしたw。

 したり! やはり蕎麦は江戸前に限る!


 ああっ、そんなことで慌ててたら小松菜を採ってきて浮かべるのを忘れてた(欝)。


 モグモグ、ズルズルと固めの蕎麦を食い、美味しくいただきました、、、。

 しかし全部は汁は飲みません。ジャアとシンクに流してしまうのです。
 ・・・これがなんか抵抗があったんだ、だから温蕎麦はいつも薄めだったのです。

 シンクを見つめるアタシにはどこか哀れがあったことでしょう(笑)。

 しょうがない、今回はやたらとメンツユが手元にできちゃったからw(汗)。





 桜がすっかり満開で気持ちがいい。

 雨も降りましたが街路樹の桜はまだ花盛りです。
 色んなものを美味しく味わって季節、春を感じて。
 新しいことをしましょうw。色々やってみましょうw。


 ご飯を食べ終わったらまた林檎の水菓子をいただいています。

 すっかり林檎の味も戻っています。
 ペパーミントはとてもお茶に合うと思います。ヤミツキw。
 
 お勧めです。


めいしくおしあがれ



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穏やかな暮らし、水菓子、林檎のコンポート。


 静かに落ち着いて過ごすようにする。そんな春の静かさもいい。
 咲いている桜の邪魔をしない。


 林檎がキャビネットに二つ、ポツンとだいぶ長いこと置きっ放しだった。
 家内が出かける直前に買ったものだから一ヶ月近い。

 三個で百円の処分品。ひとつは家内が実家へ出かける前に食べて行った。


 林檎はあまりウチは食べつけない。
 食感があまり好きじゃない、なんて家内は言うからアタシはそんなにありつけない。

 林檎は嫌いじゃないのだがそう言われると縁遠くなってしまう。これは家内が悪いw。


 それに、林檎というのは美味しいモノというより栄養的なものをつい考えてしまう果物だ。

 風邪を引いて熱を出し、摩り下ろしの林檎なんて滋養たっぷりに感じたことを振り返る。



 子供の時分、この林檎を皮のままかじって血が出たら歯の注意信号だなんてコマーシャルがあった。

 林檎は皮が赤いのに「林檎をかじると血が出ませんか」なんて言われても、と、ひどく違和感を覚えた記憶がある。


 私は歯磨きをすると昔から血が出た。
 昔からそうだった。シソーノーロー気味なのか無駄にチカラを入れて磨いてしまうからかは知らない。

 挙句に今は「加齢につきものの歯周病です」なんて言われてしまう。
 もういつからシソーノーローだったか分からなくなってしまった。


 そんなキャッチフレーズのイメージから林檎にはどうしても理屈っぽいイメージが離れない。
 漢方というか自然由来の薬効あらたかなモノという感じがしてならない。


 考えてみればアダムとイブが食べたのも林檎で、今で言えば精神安定剤のようなものだった。
 それまで二人して裸で自由奔放にしていたのに正気に返り、とたんにお互い裸でいることが恥ずかしくなってしまった、そんな話を子供の頃、歯磨きのコマーシャルと同じ頃に聞いた。

 林檎が落ちるのを見て万有引力を発見した、そんなのも林檎のイメージにはある。


 今から振り返れば林檎の会社の株のことを思い出して欝になる・・・。
 東証外国部で持っていたことがあったのだが。


 林檎は、なぜか色んな逸話が脳裏に焼きついていて、味わうことを忘れてしまいそうになる果物だ。





 ひとつ林檎を剥いて相撲を見ながら食べてみた。
 皮は全部は剥かない。
 ゴミにもなるし溜まって庭に埋めに行くのが面倒くさい。
 種の辺りは取るしかないけどw。

 林檎の皮は歯で噛み切りやすいぐらいに三分の一だけ剥いたら食べ始める。
 三日月形に切った林檎を縞模様に真ん中だけ皮を剥く。


 ん?
 ちょうど碧山がだらしなく押し出されたところだったw。

 ぜんぜん林檎が甘くない。酢っぱさもないしまるで味がしないのだ。
 だらしがないw。


 こんなの食べられたもんじゃない。まるでウレタンフォームを食っているような感じだ。
 ああ、これはなかなかピッタリの表現だと思ったw。


 もちろん、捨てるなんてことはしない。
 それで「林檎のコンポート」を作ることにしたのだった。





 残った林檎を二つとも剥いてしまう。
 やはりもうひとつの林檎もウレタンフォームのようなものだった。歯ざわりだけで味がほとんどない。

 処分品の上に長く置きっぱなしにしてしまったからだ。すっかり味が抜けてしまっている。


 皮を剥いたらチップスのように薄くスライスしてゆく。
 胡坐をかき、鍋の上でまな板など使わず手で持ったままスパスパと切って落としてゆく。

 わずかの時間で鍋に結構な量の林檎チップが出来た。


 これを厚めのビニールに入れて砂糖をふりかける。たっぷりと振ってやる。

 そうして暫く冷蔵庫に置いておくと林檎から自然に水分を吸い出してくれる。
 「塩漬け」と同じ要領だ。




 翌日、いい加減に水が出てこれをそのまま鍋に出して煮詰める。
 水は足さない、酒もなしだ。
 レモン果汁を少しだけ申し訳程度に振り掛けた。

 ごく弱火で焦げ付かないように煮詰めれば完成。
 トロリと蜜が林檎に絡んで美味しそうだ。


 仕上げにと、先日買っててしまったGABANのペパーミントの葉を振り掛けてみた。
 こんな組み合わせは聞いたことはないが合わないこともないだろう。
 それに無駄なものを買ってしまったことにはこれでならないわけだ。
 満足w。


 香りが立ってきて、ペパーミントの匂いが立ち昇った。
 ガムではない。言うならむしろ「浅田アメ」だろうと思った(笑)。

 冷めたらタッパーに入れて冷蔵庫へ。
 なおも味が馴染むまで辛抱。

 味見などしない。そういうのはちょっとした自分へのサプライズw。



 それから三日ぐらい食べるのを忘れていた。
 そろそろ熟した頃だろう。

 焼いたパンに例のピスタチオ・スプレッドを塗って林檎のコンポートを載せて食ってみた。
 なかなか美味しい。上出来だ。

 やっぱりピスタチオ・スプレッド単独なんかよりフルーツと合わせるのがいい。飽きがこない。
 先日はヨーグルトを乗せてもよかった。


 ちゃんと林檎の味が戻ってきているしコンポートとしての別な味わいもある。

 なによりペパーミントがいい。
 なかなかのアクセントになっている。

 紅茶の渋みがよく合う。

 とても気に入った。




 それからまた二日ぐらい後のこと。
 和食を一人でいただいた。
 鰤のサクが手に入った。

 これと味噌汁、蕪の梅酢漬け、柴漬け、キャベツの漬物、冷凍しておいたタラコの煮付けもいただく。

 この鰤のサクが安くてありがたいものだった。
 八百円のが二百円。そこそこ大きいサク。切り身になると手間賃で高くなるw。


 こんなの家内ならきっと「インでる」なんて言って買ってくれないだろう。
 「目が死んでる」とか「鮮度が激しく落ちている」なんて意味で家内はよくそんなことを言う。

 処分品を買うのに鮮度も何もないと思うが実はそうでもない。
 その直前が美味しいのは肉も魚も一緒だと私は思っているw。


 けど、案の定だ、両側を切ったら残った中の身からはちゃんとした刺身の色が出てきた。
 しめしめw。切った方は煮付けでも塩焼きにでもすればいい。冷凍。


 どうもこの鰤のサクは「トロ」ということで売っていたらしい。
 脂がよく乗っている。だから余計に表面がすぐ酸化してインでしまったんだろう。

 トロトロで美味しい鰤の刺身。ダシ醤油とワサビでいただいた。




 大満足の孤独メシw。
 庭を見ながらお茶を飲み始めたら、ちょっと何か食べたいと思った。
 何かクチに入れたくなった。

 羊羹は食べてしまったし何もウチに甘いものがない。
 羊羹ぐらい買っとけばよかった。


 それで思い出したのは林檎のコンポート。
 そのままタッパーからフォークで刺していただいてしまう。
 お茶請けになるか、どうか。


 これが実に美味しい(笑)。自分でも驚いたほどだったw。

 パンにジャムのように載せてもそこそこだったが、そのまま食った方がずっといい。
 甘くて食後のお茶によく合う。




 ああっ、これが「水菓子」と言うヤツなのだ。
 私は今更それを思い出した。


 懐石料理で最後に果物が出たりするがそれを水菓子なんて呼ぶ。

 甘いものが食後に欲しくなるのは体が欲するから。
 しかし大福なんかじゃ食後には合わない、腹もちのよいものは重たい

 果物の甘さで癒される軽い水菓子。


 やはり自分が作ったのはコンポートなのだと思った。
 パンに載せたらジャムになってしまっていた。


 まだまだ三寒四温、寒く感じる時もある。どうぞおだいじに。



めいしくおしあがれ




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